文明本節用集とは? わかりやすく解説

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文明本節用集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/20 14:43 UTC 版)

文明本節用集』(ぶんめいほんせつようしゅう)は、室町時代文明年間以降に成立したと考えられている伊勢本系統の節用集の一写本に対する通称である。国立国会図書館が所蔵している。


  1. ^ 〔雑字類書〕「国分寺」”. 2020年12月27日閲覧。
  2. ^ 赤堀又次郎『国語学書目解題』東京帝国大学、1902年、333頁。
  3. ^ 橋本進吉『古本節用集の研究』東京帝国大学、1916年、275頁。
  4. ^ 〔雑字類書〕「達磨」”. 2020年12月27日閲覧。
  5. ^ 山田忠雄「橋本博士以後の節用集研究」『国語学』第5号、1951年、 60-75頁。『時代別国語大辞典 室町時代編』は、本書の出典名を「広本」としている。
  6. ^ 中田祝夫「文明本節用集のために」『文明本節用集研究並びに索引 影印篇』勉誠社、1979年、改訂新版、8頁。『日本国語大辞典』は、本書の出典名を「文明本」としている。
  7. ^ 同上7頁。
  8. ^ 山内洋一郎「広本節用集に見える二段活用動詞の一段化について」『国語史への道』三省堂、1981年、281-310頁。
  9. ^ 川瀬一馬「(追記)延徳二年本節用集(文明六年本節用集)」『増訂 古辞書の研究』雄松堂出版、1986年、784-805頁。
  10. ^ 「下学集諸本の類別と文明本節用集との関連―川瀬説の批判―」『古本下学集七種研究並びに総合索引』風間書房、1971年、47-62頁。
  11. ^ [9]文献786頁。
  12. ^ 湯沢質幸「文明本節用集における音注加点」『国文学 言語と文芸』第82号、1976年、 170-195頁。
  13. ^ 峰岸明「『文明本節用集』における仮名注記の意義について」『小松英雄博士退官記念日本語学論集』三省堂、1993年、525-553頁。
  14. ^ 湯沢質幸「文明本節用集の朱声点について」『国語学』第91号、1972年、 34-51頁。
  15. ^ こまつひでお「不濁点」『国語学』第80号、1970年、 1-29頁。
  16. ^ 湯沢質幸「室町時代における清濁と呉音・漢音―文明本節用集を中心として―」『国語国文』第46巻第2号、1977年、 43-60頁。


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