塵袋とは? わかりやすく解説

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ちりぶくろ【塵袋】

読み方:ちりぶくろ

鎌倉時代事典11巻著者未詳文永弘安年間1264〜1288)の成立事物起源天象以下22項に分け問答体記したもの。


塵袋

主名称: 塵袋
指定番号 2239
枝番 00
指定年月日 1971.06.22(昭和46.06.22)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書 永正五年十一月十二月印融書写奥書
員数 11
時代区分 室町
年代 1508
検索年代
解説文:  文永弘安成立した類書類別になった辞書)で、天文年間に編された類書「塵添〓嚢【あいのう】鈔」に一部収録された以外世にあまり知られず、伝本ほとんどない本書永正五年(一五〇八)高野山学僧印融一四三五一五一九)が書写したもので、古辞書の古写完本として珍本である。
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書跡・典籍:  地蔵講式  堀河中納言家歌合  塵芥集  塵袋  増壹阿含経  増鏡  增一阿含経

塵袋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/22 09:22 UTC 版)

塵袋』(ちりぶくろ)は、鎌倉時代中期、文永末年から弘安4年(1274年-1281年)のころ成立といわれる問答体で書かれた片仮名書きの類書(百科事典形式のこと)である。著者未詳。和漢の故事や言葉の意味など620条について文献学的な語源随筆として書いたもので、天象・神祇・諸国・内裏(巻一)、地儀・植物(巻二)、草・鳥(巻三)、獣・虫(巻四)、人倫(巻五)、人体・人事(巻六)、仏事・宝貨・衣服・管絃(巻七)、雑物(巻八)、飲食・員数・本説・禁忌(巻九)、詞字(巻十)、畳字(巻十一)の24部から成る。




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