干満とは? わかりやすく解説

かん‐まん【干満】

読み方:かんまん

干潮満潮。潮のみちひき。「—の差が大きい」


潮汐

(干満 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 10:24 UTC 版)

潮汐(ちょうせき)とは、主として太陽引力によって起きる、海面の昇降現象[1]。海岸などでみられる、1日に1~2回のゆっくりした海面の昇降[1]。「潮の干満(しおのかんまん)」、「潮の満ち干(しおのみちひ)」、「潮の満ち引き」とも。大和言葉で「しお」ともいう。漢字ではと書くが、本来は「潮」は「のしお」、「汐」は「夕方のしお」という意味である。原義としてはこれだが一般には海に関するいろいろな意味で「潮」が使われる。


注釈

  1. ^ なお、天体表面の液体だけでなく、気体(大気大気潮汐)にも影響は出ている。また、厳密に言うと、天体の固体部分にも影響は出ており、地球でも(固体地球でも)影響は起きている(地球潮汐)。

出典

  1. ^ a b 『日本大百科全書』(ニッポニカ)
  2. ^ a b c 佐藤、p.135
  3. ^ a b 佐藤、p.136
  4. ^ a b 柳、pp.17-18
  5. ^ a b 柳、pp.18-20
  6. ^ 柳、p.20
  7. ^ 柳、p.24
  8. ^ 柳、p.40
  9. ^ 柳、pp.32-33,40
  10. ^ 柳、pp.23-24
  11. ^ クランシー、p.12
  12. ^ 柳、pp.74-75
  13. ^ クランシー、p.23
  14. ^ 柳、pp.58-60
  15. ^ 柳、pp.66-67
  16. ^ 潮汐は地震を引き起こすのか?”. www-solid.eps.s.u-tokyo.ac.jp. 2024年1月1日閲覧。
  17. ^ 鶴岡弘, 大竹政和、地震発生における地球潮汐の影響 数値シミュレーションによるアプローチ 『地学雑誌』 2002年 111巻 2号 p.256-267, doi:10.5026/jgeography.111.2_256
  18. ^ a b なゐふる91号(2012年10月) (PDF) 日本地震学会
  19. ^ 巨大地震、大潮の時期に発生確率上昇か 東大研究(AFPBB News 2016年9月13日)
  20. ^ 月の引力、大地震と関係か 東大チーム(日本経済新聞 2016年9月13日)
  21. ^ a b 長野県栄村で地震で多発、「潮汐」引き金 地殻変動と重なる 産総研分析(MSN産経ニュース/産経新聞 2012年3月19日)/同記事の夕刊フジ版引用(阿修羅)
  22. ^ 川島秀一『追込漁(おいこみりょう)』<ものと人間の文化史> 法政大学出版局 2008年、ISBN 9784588214219 pp.173,285-288.
  23. ^ 原田英司「<研究・技術報告>実験水槽における水位変化の簡便な自動制御 : 人工潮汐」『瀬戸臨海実験所年報』第2号、京都大学理学部附属瀬戸臨海実験所、1988年3月、25-27頁、NAID 120005327054 



干満

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 23:36 UTC 版)

パシッグ川」の記事における「干満」の解説

パシッグ川潮の干満の差を受ける感潮河川である。6月から12月の雨季にはバエ湖から魚類パシッグ川流入する洪水時には河川溶解酸素量増加し水生活動可能性が増す。3月から5月乾期には水量少なくなり、バエ湖汚染増加塩分濃度の上昇が引き起こされ流れ停滞して事実上死の川」となる。満潮時間帯にはバエ湖水位マニラ湾以下に達することがあり、その場合にはマニラ湾からバエ湖海水逆流する

※この「干満」の解説は、「パシッグ川」の解説の一部です。
「干満」を含む「パシッグ川」の記事については、「パシッグ川」の概要を参照ください。

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