朔

デジタル大辞泉

つい‐たち【一^‐日／朔^＝日／^×朔】

読み方：ついたち

《「つきた（月立）ち」の音変化》

１ 月の第1日。いちじつ。いちにち。

２ 陰暦で、月の初めごろの日々。上旬。初旬。

「十二月(しはす)の—五日と定めたるほどは」〈落窪・二〉

つき‐たち【月立ち／一^＝日／^×朔】

読み方：つきたち

⇒ついたち

さく【^×朔】

読み方：さく

［人名用漢字］　［音］サク（呉）（漢）　［訓］ついたち

１ ついたち。「朔日／告朔」

２ 北の方角。「朔風・朔北」

３ 暦。「正朔」

［名のり］きた・はじめ・もと

さく【^×朔】

読み方：さく

１ 月と太陽との黄経が等しくなる時。月は太陽と同じ方向にあり、地球に暗い半面を向けるので、見えない。新月。→望(ぼう)

２ 太陰暦で、月の第1日。ついたち。

３ 昔、中国で、天子が歳末に諸侯に与えた翌年の暦と政令。

朔(1)

短編小説作品名辞典

朔

作者綱淵謙錠

収載図書時代小説の楽しみ 12 波濤風雲録
出版社新潮社
刊行年月1991.4

収載図書南の風、北の涙―維新・西南戦争
出版社講談社
刊行年月1992.12
シリーズ名歴史小説名作館

収載図書波涛風雲録―時代小説の楽しみ 12
出版社新潮社
刊行年月1995.7
シリーズ名新潮文庫

収載図書もだん時代小説―大きな活字で読みやすい本
出版社リブリオ出版
刊行年月1999.12

朔

作者五十嵐真紀

収載図書球体
出版社文芸社
刊行年月2001.5

隠語大辞典

朔

読み方：ついたち

1. 陰暦の月の初日のことをいふ。月の立ち初める日であるから。源氏物語に「年もたちかへりぬ。ついたちの日は……」とある。「ついたち」は「つきたち」の音便である。

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ウィキペディア

朔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/25 09:38 UTC 版)

朔（さく、英語：new moon）とは、月と太陽の視黄経が等しくなること、また、その時刻のことである。現代的な定義での新月（しんげつ）と同義である。

ウィキペディア小見出し辞書

朔（さく）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/05/28 08:26 UTC 版)

「心に星の輝きを」の記事における「朔（さく）」の解説

忠家の側室。明時・東雲の母。年齢は不明。

朔（さく）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/06/05 03:36 UTC 版)

「陰陽師 玉手匣」の記事における「朔（さく）」の解説

安倍晴明と真葛の子で、後の安倍吉昌（あべのよしまさ）。召使いの式神たちからは「若子（わこ）さま」と呼ばれている。悪戯好きでしょっちゅう勉強中に抜け出して教育係のマキモノを困らせているが、幅広い独学に関しての向学心も強い。将来、天文博士になることを目指している。

朔（さく）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/12/22 03:15 UTC 版)

「愛してたって、秘密はある。」の記事における「朔（さく）」の解説

黎が大学生のころ、偶然見つけた父・皓介の日記の内容から、彼が家族に暴力を振るうようになった理由や自らの行動を悔いていた事を知り、その事による精神的なショックが端緒となって芽生えた「黎の『もう一つの人格』」。主人格である黎を「現実から目を背けて逃げ出した臆病者」と蔑んだり、皓介が殺害された一件について開き直ったような態度を示す等、自己中心的かつ傲慢な性格で、当初は黎の「殺人」を唯一知る晶子の前にしか現れなかった。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

朔

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 01:59 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : サク
  • 漢音 : サク
• 訓読み

  ついたち

名詞

1. （サク）新月のこと。特に天文学では太陽と月の黄経が一致する瞬間。

関連語

• 対義語:望

熟語

• 晦朔
• 朔日

漢字辞典

朔

朔	画数：10 学習年：人名に使える漢字 音読み：サク 訓読み：ついたち ピンイン：shuo4 ハングル：삭 対応する英語：conjunction (astronomy), first day of month

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「朔」の例文・使い方・用例・文例

• 朔果という,植物の果実形態
• (江戸時代の)正月と六月と八月の朔日の三式日
• 1か月のうちの晦,朔,弦,望の四つの日
• 陰暦4月朔日
• 定朔という,陰暦での暦法
• 八朔の日の贈り物とした,這い這いという,幼児の這う姿を模した人形
• 暦で八朔という日
• 八朔という果物
• 八朔と二百十日と二百二十日という三つの厄日
• 朔日の朝
• 告朔という,宮中の儀式
• 告朔という,古代中国の行事
• 視告朔という,朝廷の儀式
• この小説では，２人の高校生，朔(さく)太(た)郎(ろう)とアキが恋に落ちる。
• 朔太郎はアキの死に直面しなければならない。
• 映画では，朔太郎(大沢たかお)はおとなになっている。
• 朔太郎は彼女を探し，四国へと彼女を追う。
• そこは朔太郎にとって，思い出でいっぱいの場所だ。
• 朔太郎はアキの思い出をたどり，隠れた｢真実｣を知る。
• ついに，10年以上後に，アキからの最後のメッセージが朔太郎に届けられる。