6月
(六月 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/07/24 22:08 UTC 版)
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呼称
日本では水無月(みなづき)ともいう。ただし、本来は陰暦6月の異称である。
英語名では June という。ローマ神話のユピテル(ジュピター)の妻ユノ(ジュノー)から取られた。ユノが結婚生活の守護神であることから、6月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(June bride、6月の花嫁)と呼び、この月に結婚をすると幸せになれるといわれる。しかしながら、少なくともヨーロッパのカトリック教徒の多い諸国では、ギリシャ神話やローマの異教の神々がヨーロッパの人々の生活に影響を与えるというのは考えにくいという説もある[1]。
日本におけるジューン・ブライドは、6月の雨が多くジメジメした薄暗い雰囲気で結婚する人が少ない事に困ったブライダル業界が1970年代ごろから始めた物であり、それまでは知られていなかった(日本と違い、ヨーロッパの6月は長い冬が明けて花が咲き始める時季で、世間一般に開放的で明るいムードが漂う)。
北海道アイヌ語旭川方言では、6月を「畑を耕す月」を意味するトイタチュㇷ゚(アイヌ語: toyta cup)と呼ぶ[2]。
日本における6月
気候
水無月の語源
水無月の由来には諸説あるが、水無月の「無」は「の」を意味する連体助詞「な」であり「水の月」であるとする説が有力である[注釈 2]。神無月の「無」が「の」で、「神の月」を意味するのと同様と考えられる[3]。田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月「水張月(みずはりづき)」[4]「水月(みなづき)」であるとする説もある。
文字通り、梅雨が明けて水が涸れてなくなる月であると解釈されることもあるが、これは俗説(語源俗解)である。他に、田植という大仕事を仕終えた月「皆仕尽(みなしつき)」であるとする説、などもある。
祝日が存在しない月
日本では12月と並んで、6月は祝日がない月として知られている。
これは皇室由来の節目の日もなく、庶民の生活も農繁期でハレの行事がなかった点が影響している[5]。
一部で時の記念日(6月10日)などの休日化を[6]目指す動きがある[5]。また、沖縄県では沖縄戦の組織的戦闘が終結した6月23日に、沖縄戦の戦死者を弔う「慰霊の日」を設け、地方公共団体の施設の休日としている。過労死弁護団全国連絡会議は労働者の過労死が6月に多いため[5]、厚生労働省に2001年6月8日、祝日のない6月に祝日を新設することを申し入れたことがある[7]。しかし、この一方で「日本は諸外国より祝日が多すぎる(日本は2016年時点では祝日が16日であるのに対し、アメリカは10日、イギリスは8日、フランスは13日)。これ以上祝日を制定しないで欲しい」「祝日にふさわしい日がない」などの理由により、祝日の制定に否定的な意見があり[7]、祝日を所管する内閣府も6月に祝日の制定することを検討していない[5]。
なお1993年には、皇太子徳仁親王と小和田雅子の結婚の儀により、6月9日が休日とされた。
フィクション作品では漫画『ドラえもん』でドラえもんのひみつ道具の1つである「日本標準カレンダー」を使って独自に祝日を制定するエピソードがある。
異名
- いすずくれづき(弥涼暮月)
- えんよう(炎陽)
- かぜまちづき(風待月)
- けんびづき(建未月)
- すいげつ(水月)
- すずくれづき(涼暮月)
- せみのはつき(蝉羽月)
- たなしづき(田無月)
- たんげつ(旦月)
- とこなつづき(常夏月)
- なるかみづき(鳴神月)
- ばんげつ(晩月)
- ふくげつ(伏月)
- まつかぜづき(松風月)
- みなづき(水無月)
- ようひょう(陽氷)
6月の年中行事
- 6月1日 - 衣替え、鮎の日、気象記念日、写真の日、電波の日
- 6月2日 - 横浜開港記念日
- 6月4日 - 歯と口の健康週間
- 6月5日 - 環境の日
- 6月5日 - 熱田まつり・尚武祭(日本・愛知県名古屋市 熱田神宮)
- 6月10日 - 時の記念日
- 6月18日 - 海外移住の日[8]
- 6月20日 - 国際日系デー[8]
- 6月21日頃 - 夏至(北半球、20日・22日となることもある)
- 6月23日 - 沖縄慰霊の日(日本・沖縄県)
- 6月28日 - 貿易記念日[9]
- 6月30日 - 大祓
- 6月上旬
- 6月中旬 - 日枝神社大祭(日本・東京都千代田区)
- 6月第1日曜日 - プロポーズの日(日本)
- 6月第2日曜日 - 花の日
- 6月第3日曜日 - 父の日(日本)
- 6月下旬 - 3月決算の多くの会社で定期株主総会が開かれる
6月に行われるスポーツ
- 第1日曜を含む週末 - 全米女子オープン(ゴルフ)
- 上旬から中旬 - NBAファイナル・スタンレーカップファイナル
- 中旬(夏至前の日曜) - ル・マン24時間レース(モータースポーツ フランス・サルト・サーキット)
- 第3日曜を含む週末 - 全米オープン(ゴルフ)
- 最終月曜から2週間 - ウィンブルドン選手権(テニス ロンドン・オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ)
6月がテーマの楽曲
- 6月の太陽(歌: リンドバーグ)
- 6月の天気予報(歌: スムルース)
- 6月の雨(歌:松山千春)
- 6月の雨(歌:谷村有美)
- 6月の雨 (歌:究極)
- 6月の方舟(歌:伊藤つかさ)
- 6月の天使(歌:高橋幸宏)
- 六月の雨(歌: 小椋佳)
- 六月の雨(歌:Plastic Tree)
- 六月の雨の朝 (歌: 矢沢永吉)
- 六月(歌:Art building)
- 六月 青空のように (歌: 大滝詠一)
- 六月の雨音 (歌: Le Couple)
- 六月の花嫁 (歌: 谷山浩子)
- 六月の子守唄 (歌: ウィッシュ、他)
- 六月の花(歌:湘南乃風)
- 六月は雨上がりの街を書く (歌:ヨルシカ)
- RAINBOW〜六月生まれ (歌: 松田聖子)
- Kimono Beat(歌:松田聖子/小室哲哉)
- SPLEEN 〜六月の風にゆれて〜(歌: 沢田研二)
- ジューン・ブライド(歌: ザ・ピーナッツ)
- ジューンブライダー(歌: ポルノグラフィティ)
- 水無月十三夜(歌:村下孝蔵)
- 六月十三日、強い雨。(歌:安藤裕子)
- innocent world(歌:Mr.children)
- 優(歌:工藤静香)
その他
脚注
注釈
出典
- ↑ “フランス人の結婚は「ロマンのかけら」もない 参列者の前で「財産分与法」すら読み上げる!”. 東洋経済オンライン (2017年6月4日). 2026年6月30日閲覧。
- ↑ “月刊シロㇿ10月号”. アイヌ民族博物館 (2015年10月). 2026年6月15日閲覧。
- ↑ “水無月/みなづき”. 語源由来辞典. 株式会社ルックバイス. 2026年6月30日閲覧。
- ↑ “水無月|歴民コラム 三春歳時記3|三春町歴史民俗資料館”. 三春町ホームページ (2024年6月1日). 2026年6月4日閲覧。
- 1 2 3 4 “「休無月」返上、6月にも祝日を 過労死弁護団呼びかけ”. asahi.com. 朝日新聞. 2003年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年6月30日閲覧。
- ↑ “水が無いワケではない!?水無月の由来”. ウェザーニュース. 2026年6月4日閲覧。
- 1 2 “『6月に休日がないのはなんで?』調査”. ウィふり調査団|freeml byGMO. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年6月30日閲覧。[信頼性要検証]
- 1 2 “国際日系デー / International Day of Nikkei 1”. 公益財団法人 海外日系人協会. 2026年6月30日閲覧。
- ↑ “6月28日は「貿易記念日」|意味・由来・日本が“開国”した日の歴史を解説【大人の語彙力強化塾】”. Precious.jp. 小学館 (2020年6月28日). 2026年6月30日閲覧。
- ↑ 平塚徹. “6月と7月の区別”. www.cc.kyoto-su.ac.jp. 2026年7月10日閲覧。
- ↑ “夜空を彩る「ストロベリームーン」、夏の始まりの満月”. CNN.co.jp (2026年6月30日). 2026年6月30日閲覧。
- ↑ “シンデレラ城とストロベリームーン”. 時事通信 (2018年6月28日). 2019年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年6月30日閲覧。
- ↑ “今日はストロベリームーン!その由来とは?”. ウェザーニューズ (2018年6月28日). 2026年6月30日閲覧。
関連項目
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外部リンク
六月(ろくつき)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 19:03 UTC 版)
第26話から登場。アルバイト募集の紙を見て「ファンタジィ」に来た女性で、採用されて以後は第28話からバイトとして働いている。一見怪しい反面普通の新人バイトだが、周囲になれるのが早く店の支配率を変えることも。巨乳。
※この「六月(ろくつき)」の解説は、「以下略」の解説の一部です。
「六月(ろくつき)」を含む「以下略」の記事については、「以下略」の概要を参照ください。
六月
出典:『Wiktionary』 (2021/06/12 09:58 UTC 版)
名詞
発音(?)
ろ↗くがつ↘ み↗な↘ずき
関連語
| 日本語の月名 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 一月 | 2 二月 | 3 三月 | 4 四月 | 5 五月 | 6 六月 | 7 七月 | 8 八月 | 9 九月 | 10 十月 | 11 十一月 | 12 十二月 |
翻訳
- アイスランド語: júní (is)
- アイヌ語: シマウタチュㇷ゚ (simawtacup)
- アイルランド語: Meitheamh (ga)
- アストゥリアス語: xunu
- アブハズ語: рашәара (rašwara)
- アフリカーンス語: junie
- アラゴン語: chunio
- アラバマ語: hasiholtina istahánnàali
- アラビア語: يُونْيُو (yúnyu) 男性, حَزيرانٌ (ħazirān) 男性
- アルバニア語: qershor
- アルメニア語: հունիս (hy)
- イタリア語: giugno (it) 男性
- イド語: junio
- インターリング: junio
- インターリングア: junio
- インドネシア語: juni (id)
- ウェールズ語: Mehefin (cy) 男性
- ヴォラピュク: yunul
- ヴォロ語: piimäkuu
- ウクライナ語: червень (čérwen’) 男性
- 英語: June (en)
- エウェ語: Masa, Yuni
- エストニア語: juuni (et)
- エスペラント: junio (eo)
- 沖縄語: ルクグヮチ
- オジブウェー語: ode'imini-giizis
- オック語: junh 男性
- オランダ語: juni (nl)
- カーボベルデ・クレオール語:
- Badiu and ALUPEC or ALUPEK: junhu
- São Vicente: junh'
- カシューブ語: czerwińc
- カタルーニャ語: juny 男性
- ガリシア語: xuño 男性
- カンナダ語: ಜೂನ
- 北サーミ語: geassemánnu
- ギリシア語: Ιούνιος (el) 男性 (Ioúnios), Ιούνης (el) 男性 (Ioúnis), Θεριστής (el) 男性 (Theristís)
- クメール語: មិថុនា (mitonā)
- グルジア語: ივნისი (ivnisi)
- クルド語: pûşber (ku) 女性, hezîran (ku) 女性, xezîran (ku) 女性
- クロアチア語: lipanj (hr)
- 古英語: se ǣrra līþa (ang) 男性
- コーンウォール語: mys Metheven
- シチリア語: giugnu 男性
- ジャワ語: juni
- シンハラ語: ජූනි
- スウェーデン語: juni
- スコットランド語: juin
- スペイン語: junio (es) 男性
- スロヴァキア語: jún (sk) 男性
- スロヴェニア語: júnij 男性
- スンダ語: juni
- セルビア語:
- タイ語: เดือนมิถุนายน(正式), มิถุนา(核語彙), เดือนมิถุนา, มิถุนายน (mī thòò naa yohn)
- タガログ語: Hunyo
- タタール語: yün
- タミル語: ஜூன்
- チェコ語: červen (cs) 男性
- チュヴァシュ語: śěrtme, çĕртме
- 中国語: 六月 (liùyuè)
- 朝鮮語: 유월 (ko) (yuwol), 6월 (yuweol) [六月, 6月]
- テルグ語: జూన్ (june)
- デンマーク語: juni (da)
- ドイツ語: Juni (de) 男性, Brachet (de) 男性
- トルコ語: haziran (tr)
- ナポリ語: giùgno
- 西フリジア語: juny, simmermoanne
- ノヴィアル: june
- ノルウェー語: juni (no)
- バスク語: ekain
- ハンガリー語: június (hu)
- ビルマ語: ဇ္ဝန္ (zũ)
- ヒンディー語: जून (jūn)
- フィンランド語: kesäkuu (fi)
- フェロー語: juni (fo)
- フランス語: juin (fr) 男性
- フリウリ語: zugn 男性
- ブルガリア語: юни (júni) 男性
- ブルトン語: Mezheven, miz Mezheven
- ベトナム語: tháng 6, tháng sáu [月六, 月6]
- ヘブライ語: יוּנִי (yúni)
- ペルシア語: ژوئن (žu’n)
- ポーランド語: czerwiec (pl) 男性
- ボスニア語: juni (bs) 男性, jun (bs) 男性
- ポルトガル語: junho (pt) 男性
- マオリ語: hune
- マラーティー語: जून
- マラヤーラム語: ജൂണ്
- マルタ語: Ġunju (mt)
- マレー語: jun
- 満州語: (ninggun biya)
- ラーオ語: ເດືອນມິຖຸນາ
- ラテン語: Iunius (la) 男性
- ラトヴィア語: jūnijs
- リヴォニア語: jūnij, jõņpǟva kū
- リトアニア語: birželis (lt) 男性
- リンブルフ語: juni
- ルーマニア語: iunie (ro)
- ルクセンブルク語: Juni
- ロシア語: июнь (ijún’) 男性
- ワロン語: djun
「六月」の例文・使い方・用例・文例
- 五月の終わりと六月の初めにこれらの部品を出荷しました。
- 七月は六月の後に来る。
- 私は来年の六月に結婚します。
- 六月はロンドンでは社交の季節だ。
- 六月は来る日も来る日も雨が降る。
- 六月には雨が多い。
- 梅雨は六月の終わり頃に始まる。
- 日本では梅雨は普通六月に始まる。
- 姉は六月に出産の予定です。
- 今年の六月はあまり雨の日がなかった。
- 雨期は六月から始まる。
- 一般的に言って、ここでは六月にほとんど雨が降らない。
- さくらんぼは六月か七月に熟す。
- あなたの定期購読予約は六月号で切れます。
- 試験は六月一日より始まるという告示があった
- 六月は湿気る月だ
- 第一学期は六月二十五日終了す
- 六月は雨天がちだ
- (江戸時代の)正月と六月と八月の朔日の三式日
- 陰暦の六月上旬
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