六曜舎とは? わかりやすく解説

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六曜舎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/03 23:10 UTC 版)

六曜舎(ろくようしゃ)は、沖縄県沖縄市照屋にある喫茶店で、ジャズ喫茶としても知られている。

概要

1979年に、地元出身の徳里末子(当時は旧姓)が開店した喫茶店で、店名は彼女が東京に住んでいた頃に通っていた中野区の喫茶店「六曜舎」に由来する[1][2]。その後、大分県出身で、「城島ジャズイン」の運営に関わった後、沖縄へ移住していた徳里勝二(2014年死去)が1990年代前半に末子と結婚し、私物だったアルテックのスピーカーを店に持ち込んでマスターとなった[1]。やがて勝二は、沖縄でジャズ評論家としても活動するようになった[3]

喫茶店であり、メニューにはハーブティなどもある[4]。食事では、沖縄市地域資源選定制度 KOZA Choice(コザチョイス)にも選ばれた「よろこびグラタン」[5]のほか、カレーライスや果物のケーキなどがある[6]

店には猫がいる[4]

店舗は1階にあるが、2階には展示・イベント用のスペース「コザクロ」が設けられている[7]

脚注

  1. ^ a b 田代俊一郎「喫茶 六曜舎」『沖縄ジャズロード』書肆侃侃房、2015年10月25日、76-79頁。 書肆侃侃房
  2. ^ 類似した名称の喫茶店「六曜社」は、京都市にある。
  3. ^ “ジャズ全盛期懐かしみ 沖縄市で第2回「漫遊サロン」”. 琉球新報. (2007年8月16日). http://ryukyushimpo.jp/photo/prentry-26363.html 2016年9月21日閲覧. "沖縄市のコザ十字路近くで喫茶店「六曜舎」を営むジャズ評論家の徳里勝二さん(75)が講師を務め、ジャズにかかわって55年という豊富な経験を生かしてジャズの歴史や沖縄のジャズ事情などについて語った。" 
  4. ^ a b 伊是名優子 (2016年5月1日). “沖縄jazzめぐり jazz喫茶「六曜舎」”. FM沖縄. 2016年9月21日閲覧。
  5. ^ よろこびグラタン”. 沖縄市. 2016年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月21日閲覧。
  6. ^ 六曜舎”. PLACEHUB/Localgraph Inc.. 2016年9月21日閲覧。
  7. ^ 写真展「コザ・照屋 銀天街」開催”. ラジオ沖縄 (2015年4月14日). 2016年9月21日閲覧。

外部リンク

座標: 北緯26度20分17.1秒 東経127度48分56.7秒 / 北緯26.338083度 東経127.815750度 / 26.338083; 127.815750




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