暇とは? わかりやすく解説

暇(いとま)とは、自由に使える時間を指す言葉である。仕事学業家事などから解放され自己の意志で過ごすことができる時間を指す。暇は、趣味リラクゼーション自己啓発など、個々の人が自分自身のために使うことができる時間である。また、暇は、人間関係深めるためのコミュニケーション時間としても利用されることがある例えば、友人との会話家族との時間趣味サークル活動など、人との交流深める機会としても活用される

いと‐ま【暇/×遑】

読み方:いとま

《「いと」は「いとなし」の「いと」で休みの時、「ま」は間の意》

用事のない時間。ひま。「休む—もない」

一時的に休むこと。休暇。「三日ほどのお—を乞う

職務離れること。辞職また、解雇。ひま。「雇い主に—を願い出る

離縁離婚。「妻に—を出す」

多くおいとまする」の形で用いる)別れて去ること。また、そのあいさつ辞去。「—を告げる」「そろそろお—しよう」

喪に服すること。またそのために出仕しない期間。

「御—になり給ひぬれば、藤壺夜さり罷(まか)で給ひ」〈宇津保・国譲上〉

ある物事をするのに空けることのできる時間

仮名文給ふるは目の—いりて」〈源・若菜上

すきま。ひま。

谷風吹き上げにたてる玉柳の—も見えぬ春かな」〈夫木・三〉


か【暇】

読み方:か

常用漢字] [音](漢) [訓]ひま いとま

[一]〈カ〉仕事のない時間仕事のあい間。「閑暇休暇賜暇小暇寸暇請暇余暇

[二]〈ひま〉「暇人(ひまじん)/手間暇(てまひま)」


ひま【暇/閑】

読み方:ひま

【一】[名]

継続する動作などの合間生じるわずかの時間。「食事をする—もない」「—を見て外出する

事をするための一定の時間。「—のかかる仕事」「手間—」

自由に使える時間。なすべきことの何もない時間。「—を持てあます」

休暇休み。「一週間の—をいただく」

主従夫婦などの関係を断つこと。縁を切ること。

【二】形動[文]ナリ自由になる時間ふんだんにあるさま。なすべきことの何もないさま。「明日は—だ」「商売が—になる」「—な人」


読み方:ケ(ke), カ(ka

律令制下規定され官人休暇

別名


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 00:28 UTC 版)

(ひま、いとま)は、余った時間。することがない状態。




「暇」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 11:00 UTC 版)

発音(?)


熟語


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「暇」の例文・使い方・用例・文例

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