から‐から
[副](スル)
1 堅い物が触れ合って立てる、響きのよい、軽い感じの音を表す語。「高下駄を—(と)鳴らして歩く」
2 車などが軽快に音を立てて回るさま。「矢車が—(と)回る」
[形動]
[アクセント]はカラカラ、はカラカラ。
カラカラ【Caracalla】
カラカラ(からから)
本格焼酎の代表的酒器の一つ。沖縄でカラカラー、鹿児島でカラカラ、熊本県球磨地方でガラという。『南島説話』に採録された沖縄県中頭(なかがみ)郡宜野湾(ぎのわん)村付近の民話の中に「昔、あるところに酔どれ坊主が居った。お弔いに行って酔っぱらって帰り、・・・彼は時々大事な酒びんをヒックリかえした。彼はその度に少なからず口惜しがった。そこで何とかしてヒックリかえらぬびんを作ろうと考え、ついに餅(沖縄では丸餅。)から思いついて、餅形の酒入れを作った。・・・隣り近所の人が見て感心しこれを借りて真似て作った。それで人がしばしばこの酒入れをカラカラ(貸せ貸せ)と云った。坊主はこれにちなんで名づけた」とある。一方、沖縄国税事務所長であった菅野文治氏が那覇市壷屋(つぼや)の窯元から聞いた話に、カラカラの注ぎ口は餅型の胴体をろくろを回してつくってから胴に張り付け接合部を切除し穴を開けるが、切除部分が胴の中に残り、酒がなくなるとカラカラと音を立てるのでカラカラの名が生まれたという。沖縄以外に名の由来を示す語がないのでカラカラは沖縄から本土の焼酎圏に伝えられたものであろう。昭和一三年ころの沖縄の宴席では、泡盛を半分満したカラカラが各人の席の横に置かれ、席の中央に補充用の大きなカラカラが据えられていた。各人は手元のカラカラの泡盛を適宜水で割って飲んだ。沖縄のカラカラは陶器で直人で燗することはできないが、本土のカラカラ、ガラは磁器で火にかけられる。
カラカラ
カラカラ (曖昧さ回避)
からから
「からから」の例文・使い方・用例・文例
- 気の毒にその少女はまま母の家からから追い出された
- のどがからからに渇いている
- それは昔からからずっと変わらない。
- 彼は級友からからかわれた。
- 地面が日に焼けてからからに乾いて固くなった。
- 太陽が地面をからからにかわかした。
- 地面は焼けつくような太陽の下でからからに乾いた.
- やかんをからからになるほど煮立ててはいけない.
- からからの骨.
- からからに乾いて.
- (熱で)からからに乾いた唇.
- のどがからからだ.
- レモンをからからに搾る.
- 日照り続きで地面がからからに乾いている.
- のどがからからに渇いた.
- 君は飲み過ぎるからからだをこわすのだ
- からからに乾いた葉は火災の原因になる
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