じ‐き【磁器】
磁器
磁器
磁器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 01:30 UTC 版)
磁器(じき、英: porcelain、ポーセリン)とは、高温で焼成されて吸水性がなく、叩いた時に金属音を発する陶磁器の一種[1]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m コトバンク「磁器」
- ^ 古賀直樹「陶磁器素地の高強度化と衛生陶器への応用」『Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan』第7巻第285号、無機マテリアル学会、2000年、143-148頁、doi:10.11451/mukimate2000.7.143。
- ^ a b 素木洋一「セラミック外論(1)」『窯業協會誌』第68巻第773号、日本セラミックス協会、C160-C165、doi:10.2109/jcersj1950.68.773_C160。
- ^ 『特別展 中国の陶磁』図録(1992)p.308
- ^ 川村(2017)pp.20-21
- ^ 佐々木『日本史小百科 陶磁』(1991)pp.15
- ^ a b c d 長谷部・今井『日本出土の中国陶磁』(1995)pp.94-95
- ^ a b 今井『青磁』(1997)pp.87-88
- ^ 出川哲郎. “陶磁の歴史中国陶磁の視点”. 大阪市立東洋陶磁美術館. 2011年12月29日閲覧。
- ^ a b 今井『青磁』(1997)pp.88-89
- ^ a b 今井『青磁』(1997)pp.90-92
- ^ a b 今井『青磁』(1997)pp.96-98
- ^ a b 彭丹(2012)pp.34-37
- ^ a b c 彭丹(2012)pp.37-41
- ^ 『特別展 中国の陶磁』図録(1992)pp.239-263
磁器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:38 UTC 版)
陶磁器では、前代の高麗青磁に比して、華麗さでは見劣りするが優美さをもつ李朝白磁と呼ばれる磁器が知られるが、それに至る過渡期のものとして14世紀後半に誕生した粉青沙器がある。李朝時代に白磁が尊ばれたのは朱子学で白が高貴な気高い色とされているためであるが、その白を求める過程で粉引(粉吹)が生み出された。粉引とは、赤土で成形された素地に化粧土という泥を塗って白化粧を施し、その上に透明の釉薬をかけ焼成する陶磁器である。李朝の粉引は日本では三島として知られる。この粉青沙器は16世紀末には廃れ、その後の李朝磁器の主流は15世紀前半から生産が軌道に乗り始めた白磁へと移った。白磁は17世紀後半から18世紀にかけて青花の全盛期を迎える。 他に、絵画同様、鉄絵の具で力強い文様が描かれた民窯の鉄砂の焼き物や、釜山の倭館窯で日本からの注文で焼かれた高麗茶碗がある。李朝の陶磁器はコバルト顔料と辰砂釉、鉄絵の具での彩色にとどまり、明や日本のような錦手、金襴手(英語版)と呼ばれる豪奢な色絵磁器が生み出されることはなかった。これは、儒教道徳を名目とした職人階級に対する非常に厳しい差別があったためだが、白磁は職人達の手を通じ堅実な発展をみせ、日本の陶磁器にも大きな影響を与えた。
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磁器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 06:32 UTC 版)
詳細は「磁器」を参照 磁器は半透光性で、吸水性が殆どない。また、陶磁器の中では最も硬く、軽く弾くと金属音がする。粘土質物や石英、長石→陶土を原料として1300°C程度で焼成するが、焼成温度や原料によって軟質磁器と硬質磁器に分けられる。
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磁器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 10:16 UTC 版)
絶縁性能、強度とも優れており最も広く使われている。石英やムライトを主成分とする長石質磁器が最も一般的である。日本製のものはクリストバライトを多く含み高い強度を有する。特に高い強度が求められる用途にはコランダムを含むものが用いられる。表面を覆う釉薬は長石質ガラスである。
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磁器
出典:『Wiktionary』 (2021/08/07 00:23 UTC 版)
名詞
磁 器(じき)
発音(?)
- じ↘き
関連語
翻訳
- アイスランド語: postulín (is) 中性
- アゼルバイジャン語: farfor (az), çini (az)
- アフリカーンス語: porselein (af)
- アラビア語: خزف (ar) 男性
- アルバニア語: porcelan (sq) 男性
- アルメニア語: ճենապակի (hy), յախճապակի (hy)
- ウェールズ語: porslen (cy)
- ウクライナ語: фарфор (uk) 男性, порцеляна (uk) 女性
- ウズベク語: farfor (uz), chinni (uz)
- 英語: porcelain (en)
- エストニア語: portselan (et)
- エスペラント: porcelano (eo)
- オランダ語: porselein (nl) 中性
- カザフ語: фарфор (kk)
- カタルーニャ語: porcellana (ca) 女性
- ガリシア語: porcelana (gl)
- カルムイク語: шаазң (xal)
- ギリシア語: πορσελάνη (el) 女性
- キルギス語: фарфор (ky)
- グルジア語: ფაიფური (ka)
- スウェーデン語: porslin (sv) 中性
- スコットランド語: cheenae (sco)
- スペイン語: porcelana (es) 女性
- スロヴァキア語: porcelán (sk) 男性
- スロヴェニア語: porcelan (sl) 男性
- セルビア・クロアチア語:
- タイ語: เครื่องถ้วยเปลือกไข่ (th) (krêuang tûay bplèuak kài), เครื่องเคลือบ (th) (krêuang klêuap)
- タジク語: фарфор (tg)
- チェコ語: porcelán (cs) 男性
- 中国語: 瓷器 (cmn) (cíqì), 瓷 (cmn) (cí)
- デンマーク語: porcelæn (da) 中性
- ドイツ語: Porzellan (de) 中性
- トルクメン語: farfor (tk), jäç (tk)
- トルコ語: porselen (tr)
- ノルウェー語:
- ノルウェー語(ニーノシュク): porselen (nn) 中性
- ノルウェー語(ブークモール): porselen (nb) 中性
- バスク語: portzelana (eu)
- ハンガリー語: porcelán (hu)
- フィンランド語: posliini (fi)
- フランス語: porcelaine (fr)
- ブルガリア語: порцелан (bg) 男性
- ベトナム語: sứ (vi)
- ヘブライ語: חַרְסִינָה (he) (kharsina) 女性
- ベラルーシ語: фарфор (be) 男性, парцалан (be) 男性
- ペルシア語: پورسلین (fa) (porselin), پرسلن (fa) (porselan)
- ポーランド語: porcelana (pl) 女性
- ポルトガル語: porcelana (pt) 女性
- マケドニア語: порцелан (mk) 男性
- モンゴル語: шаазан (mn)
- ラトヴィア語: porcelāns (lv) 男性
- リトアニア語: porcelianas (lt) 男性
- ルーマニア語: porțelan (ro) 中性
- ルクセンブルク語: Parzeläin (lb)
- ロシア語: фарфор (ru) 男性
「磁器」の例文・使い方・用例・文例
- 陶磁器用飾り棚
- 磁器1個
- 彼は磁器の収集で知られている
- 磁器類は保温がたいへんよい
- ここでは昔は陶磁器が有名でした。
- その陶磁器は特別な棚に陳列されていた。
- 日本の陶磁器(類)はアメリカで人気がある.
- 1個の磁器.
- この磁器はかけやすい.
- きわめて薄手の磁器.
- 陶磁器の艶.
- 磁器製の像.
- 磁器製の皿は熱を長もちさせる.
- 陶磁器製造法
- この陶磁器は、非常に簡単に壊れる
- 彼女は磁器を補って完成させた
- 磁器が全部揃った一式
- これらの素晴らしい磁器カップは容易に損傷する
- 繊細な磁器
- こわれやすい磁器のプレート
磁器と同じ種類の言葉
- >> 「磁器」を含む用語の索引
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