アムステルダム‐こくりつびじゅつかん〔‐コクリツビジユツクワン〕【アムステルダム国立美術館】
アムステルダム国立美術館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/28 07:02 UTC 版)
![]() Rijksmuseum | |
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![]() アムステルダム国立美術館:背面 | |
施設情報 | |
正式名称 | Rijksmuseum |
来館者数 | 226万人 (2016年)[1] |
開館 | 1800年 |
所在地 | |
位置 | 北緯52度21分36秒 東経4度53分07秒 / 北緯52.36000度 東経4.885278度座標: 北緯52度21分36秒 東経4度53分07秒 / 北緯52.36000度 東経4.885278度 |
外部リンク | https://www.rijksmuseum.nl/en |
プロジェクト:GLAM |
アムステルダム国立美術館(アムステルダムこくりつびじゅつかん、蘭: Rijksmuseum Amsterdam ライクスムゼーウム)は、オランダの首都アムステルダムにある美術館である。17世紀オランダ絵画が充実している。
概要
1800年にオランダ総督ルブランがハーグで開いた展覧会が基礎となっている。当時は Nationale Konst-Gallerij(国立美術ギャラリー)と呼ばれていたが、1808年にナポレオン1世の命によりアムステルダムに移転。1885年に現在の場所に移動した[2]。
2004年より大規模な改修が行われ、本館が10年に亘って閉鎖されていたが、2013年4月にベアトリクス女王により開館された[3]。
主な収蔵作品
- レンブラント・ファン・レイン: 『青年期の自画像』、『夜警』 『ユダヤの花嫁、別名イサクとリベカ』、『布地商組合の見本調査官たち』、『聖ペテロの否認』
- ヨハネス・フェルメール:『牛乳を注ぐ女』、『手紙を読む青衣の女』、『小路』、『恋文』
- ヤン・ステーン:『陽気な家族』、『身づくろいをする女』、『聖ニコラウスのお祭り』
- ウィレム・カルフ:『銀の水差しのある静物』
- ピーテル・クラースゾーン:『ターキーパイのある静物』
- アルベルト・カイプ:『馬に乗った人のいる川景色』
- ヤン・アセリン:『威嚇する白鳥』
- ヘラルト・テル・ボルフ:『ヘレナ・ファン・デル・スハルケの肖像』、『意味ありげな会話』
- ピーテル・ヤンスゾーン・サーンレダム:『アッセンデルフトの聖オドゥルフス教会の内部』
- ヘンドリック・アーフェルカンプ:『スケーターのいる冬景色』
- フランス・ハルス:『イサーク・マッサとベアトリクス・ファン・デル・ラーンの結婚肖像画』、『陽気な酒飲み』
- ユディト・レイステル:『陽気な酒飲み』、『セレナーデ』
- ヤーコプ・ファン・ロイスダール:『ウェイク・ベイ・ドゥールステーデの風車』、『前景に漂白場のある、北西からのハールレムの眺め』
- ピーテル・デ・ホーホ:『家の裏庭にいる三人の女と一人の男』、『リネン箪笥の側に立つ女性たちのいる室内』、『配膳室の女と子ども』
- カルロ・クリヴェッリ:『マグダラのマリア』
ギャラリー
-
『東方三博士の礼拝』(1480-1485年頃)
ヘールトヘン・トット・シント・ヤンス -
『スケーターのいる冬景色』(1608年頃)
ヘンドリック・アーフェルカンプ -
『イサーク・マッサとベアトリクス・ファン・デル・ラーンの結婚肖像画』(1622年頃)
フランス・ハルス -
『鍍金した酒杯のある静物』(1635年)
ウィレム・クラースゾーン・ヘーダ -
『青いドレスの少女』(1641年)
ヨハネス・コルネリスゾーン・フェルスプロンク -
『夜警』(1642年)
レンブラント・ファン・レイン -
『配膳室にいる女と子ども』(1658年頃)
ピーテル・デ・ホーホ -
『牛乳を注ぐ女』(1660年頃)
ヨハネス・フェルメール -
『使徒パウロに扮した自画像』(1661年)
レンブラント・ファン・レイン -
『手紙を読む青衣の女』(1662-63頃)
ヨハネス・フェルメール -
『家の裏庭にいる三人の女と一人の男』(1663年-1665年頃)
ピーテル・デ・ホーホ -
『聖ニコラウスのお祭り』(1665年-1668年頃)
ヤン・ステーン -
『ユダヤの花嫁』(1665年-1669年)
レンブラント・ファン・レイン -
『ウェイク・ベイ・ドゥールステーデの風車』(1670年頃)
ヤーコプ・ファン・ロイスダール -
『号砲』(1680年頃)
ウィレム・ファン・デ・フェルデ (子)
所在地
アムステルダム中央駅からトラムで10分くらい。ゴッホ美術館の横。
脚注
- ^ “The Art Newspaper Ranking VISITOR FIGURES 2016” (PDF). The Art Newspaper. 2016年10月17日閲覧。
- ^ “Stadhouderskade 42. Rijksmuseum (1876/85)”. Monumenten en Archeologie in Amsterdam. City of Amsterdam. 2007年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年4月1日閲覧。
- ^ “Final Design The New Rijksmuseum”. The New Rijksmuseum. Rijksmuseum Amsterdam. 2007年4月1日閲覧。
関連項目
外部リンク
- アムステルダム国立美術館のご紹介 - Rijksmuseum 公式ウェブサイト(オランダ語)(日本語)(他複数の言語)
- Rijksmuseum (rijksmuseum) - Facebook(英語)(オランダ語)
- Rijksmuseum (@rijksmuseum) - Twitter(英語)(オランダ語)
- Rijksmuseum (@rijksmuseum) - Instagram(英語)
- Han van Meegeren - Vermeer
- アムステルダム国立美術館 - 世界の美術館データベース
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