マダム・タッソー館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/28 07:17 UTC 版)
マダム・タッソー館(Madame Tussauds)は、イギリスのロンドンメリルボーンにある蝋人形館。ロンドンの観光名所のひとつ。後述するとおり、世界各地に分館があり、日本においても東京都港区台場のデックス東京ビーチ内に分館の1つである「マダム・タッソー東京」がある。
概要
1835年、蝋人形彫刻家マリー・タッソー(Marie Tussaud:1761-1850)がロンドンのベイカー・ストリートに創立し、1884年にメリルボン・ロードに移転した。現在はマーリン・エンターテイメンツが経営している[1]。
ビートルズやチャールズ・チャップリンなどイギリス出身の有名人をはじめ、歴史上の人物、各国の政治家、エンターテイナーからスポーツ選手などを精巧に再現して展示している。
主な蝋人形
- 歴史上の人物
- 政治家・王室皇室成員・宗教者

- エンターテイナー

- スポーツ選手
- その他
- ジャック・スパロウ(映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズより)
- ハルク(マーベル・コミック社のアメリカンコミックより)
- シュレック(同名のアメリカ映画(アニメ映画)シリーズより)
- マスターチーフ(Xboxシリーズのテレビゲーム「HALO」より)
- ティンカー・ベル(ジェームス・マシュー・バリー作品の妖精)
「恐怖の部屋」
マダム・タッソー館の展示は、通常展示と追加料金が必要となる特別展示とに分かれていた。「恐怖の部屋」として知られる特別室には、暗殺直後のマラー、ギロチンの模型、切り落とされたばかりの首など、フランス革命に関連する「恐怖」のほか、ロンドンの殺人鬼、罪人の拷問、などが展示されていた。2016年に完全閉鎖された。
マダム・タッソー館が登場する作品
分館の所在地

アメリカ
ヨーロッパ
アジア
- バンコク(タイ王国)
- シンガポール
- 香港(中国)
- 北京(中国)[2]
- 上海(中国)
- 重慶(中国)
- 武漢(中国)
- 東京(日本) 常設施設として2013年3月15日にオープン。それ以前は2011年9月30日 - 2012年1月4日までの期間限定[3]。
ギャラリー
脚注
外部リンク
- 公式サイト(英語)
- マダム・タッソー東京
固有名詞の分類
アメリカ合衆国の美術館 |
ウォーカー・アート・センター ブルックリン美術館 マダム・タッソー館 ミネアポリス美術館 エバーソン美術館 |
イギリスの美術館 |
バーミンガム美術館 テート・リバプール マダム・タッソー館 ブリストル市立博物館・美術館 テート・ブリテン |
ワシントンD.C.の博物館 |
ニュージアム 国立航空宇宙博物館 国立アフリカ美術館 アメリカ国立公文書記録管理局 マダム・タッソー館 |
ニューヨーク市の博物館 |
ホイットニー美術館 ブルックリン美術館 マダム・タッソー館 イントレピッド海上航空宇宙博物館 フェデラル・ホール |
ロンドンの博物館 |
サイエンス・ミュージアム ウォレス・コレクション マダム・タッソー館 テート・ブリテン 大英博物館 |
ドイツの美術館 |
ハンブルク美術館 カールスルーエ・アート・アンド・メディア・センター マダム・タッソー館 ノイエ・マイスター絵画館 ベルリン美術館 |
オランダの美術館 |
クレラー・ミュラー美術館 レンブラントの家 マダム・タッソー館 アムステルダム国立美術館 ゴッホ美術館 |
香港の博物館 |
アビエーション・ディスカバリー・センター 香港賽馬博物館 マダム・タッソー館 香港鉄路博物館 |
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