じきとは？

デジタル大辞泉

じ‐き【次期】

次の時期・期間。「次期会長」

じ‐き【自記】

［名］(スル)

１ 自分で書きつけること。また、書いたもの。「住所氏名を自記する」

２ 機械が自動的に符号や文字を記録すること。

じ‐き【時機】

何かを行うのによい機会。しおどき。しお。「時機を見て行動する」「時機到来」

じ‐き【辞気】

言葉遣い。言いぶり。

「容貌―は徳行の華采なり」〈中村訳・西国立志編〉

じ‐き【事記】

事件を中心にして書いたもの。

じ‐き【時季】

季節。特に、1年のうち、そのことが盛んに行われたり、そのことに最もふさわしかったりする時期。シーズン。「行楽の時季」「時季外れ」

じ‐き【磁器】

素地(きじ)のガラス質が磁化して半透明となり、吸水性のない硬質の焼き物。陶器より高火度で焼かれ、たたくと金属的な音がする。中国で創製され、日本では江戸初期の有田焼に始まる。→陶磁器

じき【直】

⇒ちょく

じ‐き【磁気】

磁力の根源と考えられるもの。一般には磁石どうし、または磁石と電流との相互作用に関する現象。また、磁極に蓄えられている物理量。

じ‐き【自^▽欺】

自分の良心に反した言動を、それと知りながらすること。自己欺瞞(じこぎまん)。

じき〔ヂキ〕【直】

［名・形動］

１ 間に人や物を置かずにすること。また、そのさま。直接。じか。「直の兄」

「―にお奉行様に差し出したい」〈鴎外・大塩平八郎〉

２ まっすぐであること。また、そのさま。一直線。

「両の耳は竹を剝いで―に天を指し」〈太平記・一三〉

３ 「直取引(じきとりひき)」の略。

→直(す)ぐ［用法］

［副］時間的、距離的に近いさま。すぐ。「もう直春だ」「学校は直そばだ」

じ‐き【自棄】

自分自身に失望してすてばちになること。やけ。「自暴自棄」

じき【食】

たべもの。食物。

「諸(もろもろ)の鬼は人の―を盗みて食(くら)ふを役とす」〈今昔・九・三六〉

じき【食】

⇒しょく

じき【敷（き）】

［接尾］部屋の大きさを畳の数によって表すのに用いる。「八畳敷き」

じ‐き【^×瓷器】

土器より堅い焼き物。磁器成立以前の原始的なものをさすことが多い。

じ‐き【時期】

１ ある幅をもった時。期間。「入学の時期」「時期が重なる」

２ その時。そのおり。「時期が来ればわかる」

防府歴史用語辞典

磁器 （じき）

土ではなく、石の粉を原料にして形を作り、釉薬［ゆうやく］をかけて焼いた器です。表面・内部ともにガラス化しています。

関連項目

防府の歴史「磁器」（４－５２）

世界宗教用語大事典

じき 【時機】

仏教用語。時は時代、機は人で、時代と人間とをいい、その時代と人間とによくかなった教えを時機相応の教えという。→ 機根

伝統的工芸品用語集

磁器

読み方：じき

多くは石の粉末を加えた粘土で成形し、1,200度前後の強火度で焼いたやきもの。素地は陶器よりも硬くて白色で吸水性がなく、多くは釉薬を施します。日本では江戸初期に、帰化人の李参平が有田で始めたのがその起こりとされます。

大阪弁

じき（に）

大阪弁	訳語	解説
じき（に）	すぐ（に）	直。短い時間の意。「そのうち」のニュアンスが強い。お湯じきに沸くで、あいつはじき来るやろ、過ごしやすなるのももうじきやで、など。すぐに持ってこい、など、「じき」に置き換えられないものは「すぐ」を使う。

和歌山弁辞書

じき

すぐ、間もなく

奥豊後の言葉

じき

[意]まもなく、すぐに

隠語大辞典

じき

1. ①生地。反転語。〔香〕　②怪我。「きず」の転化。〔香〕

分類 香

じき

1. 拾円のことをいふ。〔犯罪語〕

分類 犯罪語

じき

1. 仲買店の主人のことをいふ。〔相場語〕

分類 相場語

じき

1. 着地生地。秩父　不良仲間。

分類 不良仲間

じき

1. こじき、じき公ともいう。〔香具師・不良〕

分類 香具師／不良

ヂキ

読み方：じき

1. 直取引のこと、今日では直取引はなくなつたが短期取引のことをヂキと呼んで居る向もある。
2. 直取引のこと、今日では直取引はない、短期のことをヂキと云ふ事もある。

分類 相場

時機

読み方：じき

1. 取引所附近で行われる一種の賭博。

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直

姓	読み方
直	じき