潮時

デジタル大辞泉

しお‐どき〔しほ‐〕【潮時】

読み方：しおどき

１ 潮の満ちる時、また、引く時。

２ 物事を始めたり終えたりするのに、適当な時機。好機。「—を待つ」「ピッチャー交代の—」

３ 時間。特に、一日のうちで出産や死亡の多く起こる時間。潮の干満の時刻に合わせて起こるからという。

[補説] 2について、文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「ちょうどいい時期」で使う人が60.0パーセント、本来の意味ではない「ものごとの終わり」で使う人が36.1パーセントという結果が出ている。

短編小説作品名辞典

潮時

作者吉田紘一郎

収載図書実録・欲望
出版社祥伝社
刊行年月1998.11
シリーズ名ノン・ノベル

潮時

作者バーバラ霧乃

収載図書時のうつろひ
出版社新風舎
刊行年月2004.7

潮時

作者ジャック・フィニイ

収載図書レベル3
出版社早川書房
刊行年月2006.9
シリーズ名異色作家短篇集

隠語大辞典

潮時

読み方：しおどき

1. 時機ノ熟セルヲ云フ－事件着手ノ好機会。〔第四類　言語動作〕
2. 時機の熟せること、即ち事件着手の好機会のことをいふ。満潮時で船を出すに最もよい時機であるといふ意味から来たもの。〔犯罪語〕
3. 時機の熟せること、即ち事件着手の好機会のことをいふ。満潮時で船を出すに最もよい時機であるといふ意味から来たもの。
4. 時機の熟せること。事件着手の好機会のことをいふ。

分類 俗語、犯罪語

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

潮時

出典:『Wiktionary』 (2021/08/18 12:53 UTC 版)

和語の漢字表記

潮 時

1. 「しおどき」参照。

Weblio日本語例文用例辞書

「潮時」の例文・使い方・用例・文例

• 風と潮時がよければ船は出港する
• 私たちはそろそろ潮時かもしれませんね。
• それはそろそろ潮時かもしれない。
• 例えば、父の仕事では、売り買いのタイミングは非常に大切であり、彼は同僚にこまごまとしたことを言わないで「潮時というものがある」と言ったり、書いたりすることが時々あった。
• 彼は潮時を見て発言した。
• どんなものにも潮時がある。
• 「潮時というものがある」と言うのは「今、買え（売れ）、そうすれば一年全体の出費を賄える。しかし今すぐ行動しないと一生後悔することになろう」と言うよりも優れている。
• 「潮時というものがある」という表現は実はシェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」にある表現である。
• 潮泊渠 《高潮時に満水となる》.
• 満潮時に[で].
• 干潮時に[で].
• 満潮時の出[入]船.
• (満[干]潮時の)最高[最低]水位標.
• 船を出すには今がちょうどよい潮時だ.
• 物にはすベて潮時というものがある.
• 引退するには今がちょうどいい潮時だ.
• およそ人の行ないには潮時というものがある、うまく満潮に乗りさえすれば運はひらける−シェークスピア
• 干潮時に見える水面下の砂州