異色作家短篇集とは? わかりやすく解説

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異色作家短篇集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/01 14:37 UTC 版)

異色作家短篇集』(いしょくさっかたんぺんしゅう)は、早川書房による海外の短篇小説叢書。ミステリ、SF、ホラー、ファンタジー、ユーモアなどさまざまなジャンルの作家の作品が集められている。1960年から1965年かけて3期にわたり全18冊を刊行した。その後、1974年から1976年にかけて一部のラインナップを削った「改訂版」全12冊が刊行。さらに2005年から2007年にかけてアンソロジーの内容を一新して3冊に増やした「新版」全20巻を刊行した。本のサイズはB6判で、2014年より一部が文庫化されている。

ラインナップ

旧版

  1. ロアルド・ダール 『キス・キス』 開高健訳、1960年。
  2. スタンリイ・エリン 『特別料理』 田中融二訳、1961年。
  3. ジャック・フィニイ 『レベル3』 福島正実訳、1961年。
  4. チャールズ・ボーモント 『夜の旅 その他の旅』 小笠原豊樹訳、1961年。
  5. レイ・ブラッドベリ 『メランコリイの妙薬』 吉田誠一訳、1961年。
  6. ジョン・コリア 『炎のなかの絵』 村上啓夫訳、1961年。
  7. フレドリック・ブラウン 『さあ、気ちがいになりなさい』 星新一訳、1962年。
  8. ロバート・ブロック 『血は冷たく流れる』 小笠原豊樹訳、1962年。
  9. ジェイムズ・サーバー 『虹をつかむ男』 鳴海四郎訳、1962年。
  10. リチャード・マシスン 『13のショック』 吉田誠一訳、1962年。
  11. ロバート・シェクリイ 『無限がいっぱい』 宇野利泰訳、1963年。
  12. マルセル・エイメ 『壁抜け男』 中村真一郎訳、1963年。
  13. シオドア・スタージョン 『一角獣・多角獣』 小笠原豊樹訳、1964年。
  14. ダフネ・デュ・モーリア 『破局』 吉田誠一訳、1964年。
  15. レイ・ラッセル 『嘲笑う男』 永井淳訳、1964年。
  16. ジョルジュ・ランジュラン 『蠅』 稲葉明雄訳、1965年。
  17. シャーリイ・ジャクスン 『くじ』 深町眞理子訳、1964年。

改訂版

  1. ロアルド・ダール 『キス・キス』 開高健訳、1974年。
  2. スタンリイ・エリン 『特別料理』 田中融二訳、1974年。
  3. ジャック・フィニイ 『レベル3』 福島正実訳、1974年。
  4. チャールズ・ボーモント 『夜の旅 その他の旅』 小笠原豊樹訳、1974年。
  5. レイ・ブラッドベリ 『メランコリイの妙薬』 吉田誠一訳、1974年。
  6. ジョン・コリア 『炎のなかの絵』 村上啓夫訳、1974年。
  7. ロバート・ブロック 『血は冷たく流れる』 小笠原豊樹訳、1976年。
  8. ジェイムズ・サーバー 『虹をつかむ男』 鳴海四郎訳、1976年。
  9. リチャード・マシスン 『13のショック』 吉田誠一訳、1976年。
  10. ロバート・シェクリイ 『無限がいっぱい』 宇野利泰訳、1976年。
  11. マルセル・エイメ 『壁抜け男』 中村真一郎訳、1976年。
  12. シャーリイ・ジャクスン 『くじ』 深町眞理子訳、1976年。

新装版

  1. ロアルド・ダール 『キス・キス』 開高健訳、2005年。
  2. フレドリック・ブラウン 『さあ、気ちがいになりなさい』 星新一訳、2005年。
  3. シオドア・スタージョン 『一角獣・多角獣』 小笠原豊樹訳、2005年。
  4. リチャード・マシスン 『13のショック』 吉田誠一訳、2005年。
  5. ジョルジュ・ランジュラン 『蠅』 稲葉明雄訳、2006年。
  6. シャーリイ・ジャクスン 『くじ』 深町眞理子訳、2006年。
  7. ジョン・コリア 『炎のなかの絵』 村上啓夫訳、2006年。
  8. ロバート・ブロック 『血は冷たく流れる』 小笠原豊樹訳、2006年。
  9. ロバート・シェクリイ 『無限がいっぱい』 宇野利泰訳、2006年。
  10. ダフネ・デュ・モーリア 『破局』 吉田誠一訳、2006年。
  11. スタンリイ・エリン 『特別料理』 田中融二訳、2006年。
  12. チャールズ・ボーモント 『夜の旅 その他の旅』 小笠原豊樹訳、2006年。
  13. ジャック・フィニイ 『レベル3』 福島正実訳、2006年。
  14. ジェイムズ・サーバー 『虹をつかむ男』 鳴海四郎訳、2006年。
  15. レイ・ブラッドベリ 『メランコリイの妙薬』 吉田誠一訳、2006年。
  16. レイ・ラッセル 『嘲笑う男』 永井淳訳、2006年。
  17. マルセル・エイメ 『壁抜け男』 中村真一郎訳、2007年。

アンソロジー(旧版)

アンソロジー(新装版)

文庫化

  • 『キス・キス』ロアルド・ダール ハヤカワ・ミステリ文庫 2014/5/9
  • 『特別料理』 スタンリイ・エリン ハヤカワ・ミステリ文庫 2015/5/8
  • 『さあ、気ちがいになりなさい』フレドリック・ブラウン ハヤカワ文庫SF 2016/10/21
  • 『くじ』シャーリイ・ジャクスン ハヤカワ・ミステリ文庫 2016/10/21

関連項目

外部リンク

参考文献




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