閑散

デジタル大辞泉

かん‐さん【閑散】

読み方：かんさん

［名・形動］（「と」を伴った形で副詞的にも用いる）

１ ひっそりと静まりかえっていること。また、そのさま。「平日の—とした遊園地」

２ 仕事がなくて暇なこと。また、そのさま。

「—な日を送りかねて」〈藤村・千曲川のスケッチ〉

３ 売買・取引などが少ないこと。また、そのさま。「不景気で—な市況」

証券用語集

閑散

商いの少ない状態。
文字どおり、相場が閑散としていることを意味します。通常、市場に好材料が出れば買い注文が増えますし、逆に悪材料が出れば売り注文が増えます。しかし、先行きの見通しが不透明な時は、しばらく様子をみる投資家が多く、売り買いの注文は少なく、出来高が減ってきます。閑散とは、こうした状態のことを言います。閑散な日が続くと、値動きもあまりみられなくなります。東京証券取引所における１日の出来高は３億5,000万株が採算ラインとみられており、これを下回る日は「閑散」と言ってもいいでしょう。とくに商いが少ない時は、「超閑散」と言います。

商品先物取引用語集

閑散（かんさん）

商いの少ないことで、商いが少なくても相場だけ高いこともありますが、普通は相場も振るわず市場に活気がなくなります。そのような状態のことを「閑散場面（かんさんばめん）」といいます。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

閑散

出典:『Wiktionary』 (2021/08/19 13:32 UTC 版)

名詞・形容動詞

閑 散（かんさん）

1. ひっそりと静まり返っていること。

活用

ダ型活用

閑散-だ

発音^(?)

か↗んさん

Weblio日本語例文用例辞書

「閑散」の例文・使い方・用例・文例

• 閑散期の間の方が部屋の料金が安い。
• お盆休みだから、会社の中が閑散としているな。
• 例年2月は閑散期です。
• 市場は今日は閑散としていた。
• その通りは１０時を過ぎると閑散としていた。
• 観光業界の閑散期 [シーズンオフ].
• 不活発な[閑散な]市場.
• 今日の商いは閑散でしょう.
• 不況のため株式市場は閑散としている.
• 午前中は外来患者で賑(にぎ)わう病院も午後は閑散として静まり返る.
• 閑散の身だ
• 彼は職を辞して閑散の身となった
• 彼は官を辞して身を閑散の地に置いた
• 市場は極めて閑散