ぼう‐ぎ【謀議】
謀議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:02 UTC 版)
名誉を度々傷つけられたことでコモドゥスの人気は下降し始め、元老院内のグラックス議員ら反対派の政治家達も反乱の謀議を進め始める。コモドゥスの冷酷さを知った姉のルシッラの手引きで、グラックスとマクシムスは引き合わされ、マクシムスは元老院の手引きで、かつて指揮した軍団の元へ脱出する計画を告げる。グラックスはマクシムスが独裁を行わないという保証はないと反対するが、マクシムスは亡き皇帝の意思に沿うだけだと語り、自分はコモドゥスと刺し違えればそれでいいと説得する。 グラックスはマクシムスを信じてプロキシモから身柄を買い上げようとするが、皇帝から怒りを買うことを嫌うプロキシモは拒絶する。プロキシモはコモドゥスに恨みがあるわけでもなく、むしろ自分を金持ちにしてくれたと笑う。窮したマクシムスは暫く考えた後、「先帝を殺した男だ」と告げる。 一方、宮殿ではコモドゥスがマクシムスの存在を恐れるようになっていた。皇帝の側近であるファルコ議員はマクシムスが手に負えなくなる前に殺すべきだと助言するが、コモドゥスは「民に憎まれたくない」と拒絶する。そこでファルコとコモドゥスは一計を案じてわざとマクシムスや反対派を泳がせ、反乱を起こした直後に捕らえる計画を立てる。計画は見事に成功してグラックスとルッシラがまず捕らえられ、更にプロキシモや多数の剣闘士が殺され、最後にはマクシムスも捕らえられた。
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