こうぎ

実用日本語表現辞典

公義

読み方：こうぎ

公に対して果たすべき義務・道義、という意味で用いられることのある表現。

（2021年1月26日更新）

デジタル大辞泉

こう‐ぎ〔カウ‐〕【交^×誼】

読み方：こうぎ

友人としての親しいつきあい。よしみ。「—を結ぶ」

[補説] 目上の人に対して用いると失礼にあたる。

こう‐ぎ〔クワウ‐〕【光儀】

読み方：こうぎ

他人を敬って、その来訪をいう語。光臨。光来。

「さても只今の—、覚めての後の夢、夢の中の迷ひかとこそ覚えて候へ」〈太平記・三九〉

こう‐ぎ【公儀】

読み方：こうぎ

１ 公的な事柄。おおやけごと。

２ 朝廷、また、幕府。お上(かみ)。「—の役人」「—隠密(おんみつ)」

こう‐ぎ【公議】

読み方：こうぎ

１ 公衆の認める議論。世論。

２ 公平な議論。

３ 朝廷や幕府などで行われる評議。

「出雲国へ流さるべしと、—すでに定まりにけり」〈太平記・一三〉

こう‐ぎ【厚^×誼】

読み方：こうぎ

情愛のこもった親しいつきあい。厚いよしみ。「御—を賜る」

こう‐ぎ〔カウ‐〕【好技】

読み方：こうぎ

すぐれた演技や技術。

こう‐ぎ〔カウ‐〕【好^×誼】

読み方：こうぎ

心のこもったつきあい。よしみ。「日ごろの—に報いる」

[補説] 目上の人に対して用いると失礼にあたる。

こう‐ぎ〔カウ‐〕【巧偽】

読み方：こうぎ

うまくだますこと。

こう‐ぎ〔カウ‐〕【巧技】

読み方：こうぎ

巧みな演技や技術。

こう‐ぎ〔カウ‐〕【^×巷議】

読み方：こうぎ

ちまたの議論。世間の評判。

こう‐ぎ〔クワウ‐〕【広義】

読み方：こうぎ

ひろい意味。ある言葉のもつ意味の範囲に広狭がある場合の、広のほうの意味。「—に解釈する」⇔狭義。

こう‐ぎ【後魏】

読み方：こうぎ

⇒魏

こう‐ぎ〔カウ‐〕【抗議】

読み方：こうぎ

［名］(スル)相手の発言・決定・行為などを不当として、反対の意見・要求を主張すること。「公共料金の値上げに—する」「—集会」

こう‐ぎ〔カウ‐〕【講義】

読み方：こうぎ

［名］(スル)

１ 学問の方法や成果、また、研究対象などについて、その内容・性質などを説き聞かせること。また、その説明。「学生に国文学を—する」

２ 大学の授業。「—に出席する」「集中—」

こう‐ぎ〔カウ‐〕【高義】

読み方：こうぎ

高くすぐれた道義。高徳。

「僕をして君の—を慕わしめよ」〈織田訳・花柳春話〉

こう‐ぎ〔カウ‐〕【高^×誼】

読み方：こうぎ

並々ならぬ深い思いやり。目上の人から受ける好意をいう。「御—に与(あず)かる」

こう‐ぎ〔カウ‐〕【高議】

読み方：こうぎ

すぐれた議論。また、他人を敬って、その議論をもいう。高論。「—を拝聴する」

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黄木

姓	読み方
黄木	こうぎ

行木

姓	読み方
行木	こうぎ

甲木

姓	読み方
甲木	こうぎ

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

こうぎ

出典:『Wiktionary』 (2021/10/20 15:04 UTC 版)

同音異義語

こうぎ

• 【交誼】親しい付き合い。
• 【光儀】他人を敬ってその来訪をいう語。
• 【厚誼】愛のこもっている付き合い。
• 【公儀】1.公（おおやけ）のこと。2.幕府、朝廷。
• 【公議】1.世論。2.朝廷・幕府の評議。
• 【好技】優れた技術。
• 【好誼】心がこもっている付き合い。
• 【巧偽】巧（たくみ）な偽りの行為。
• 【巧技】巧な技術。
• 【巷議】巷（ちまた）の議論。
• 【広義】広い意味。
• 【後魏】中国南北朝時代の北朝の王朝である魏の異称。
• 【後戯】性交の後に行われる行為。
• 【抗議】自分に対して不利益な行為や発言をする者に対して反抗する行為。
• 【講義】学問を教えること。
• 【高義】立派な行為。
• 【高誼】目上の人からの思いやり。
• 【高議】優れた議論。