ちまた

デジタル大辞泉

ち‐また【^×巷／^▽岐／^×衢】

読み方：ちまた

《「道(ち)股(また)」の意》

１

㋐道の分かれる所。分かれ道。岐路。

㋑物事の分かれ目。「生死の—をさまよう」

「命を寵辱(ちょうじょく)の—に懸け」〈露伴・二日物語〉

２

㋐人が大ぜい集まっている、にぎやかな通り。また、町中(まちなか)。「紅灯の—」

㋑大ぜいの人々が生活している所。世の中。世間。「—の声に耳を傾ける」「—のうわさ」

３ ある物事が盛んに行われている所。「修羅の—」「弦歌の—」「戦火の—と化す」

名字辞典

街

名字	読み方
街	ちまた

名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

JMnedict

街

姓	読み方
街	ちまた

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ちまた

出典:『Wiktionary』 (2019/08/02 22:18 UTC 版)

名詞

ちまた【巷、岐、衢】

1. 道が分岐するところ。分かれ道。
   • 言霊（ことだま）の八十（やそ）の巷に夕占（ゆうけ）問ふ占（うら）まさに告（の）る妹（いも）は相寄らむ。（万葉集・巻11・2506）
2. 街の中の道、街頭。
   • ある年の正月、門松のまだ取れないうちに赤坂の家をたずねると、半七老人は格子の前に突っ立って、初春の巷のゆきかいを眺めているらしかった。（岡本綺堂 『半七捕物帳 三河万歳』）
3. ある一定の集団、世の中・世間（の一部）、巷間。
   • 大規模の工事が相継いで起され過激な労働が強制されて、工匠石匠等の怨嗟の声が巷に満ちた。（中島敦 『盈虚』）
4. 場所。
   • 友人の多くは召集され、生死の巷に身を投げ出して行くのをみて、彼は、考へた。（岸田國士 『髪の毛と花びら』）

発音^(?)

ち↗また

関連語

• ちまたのかみ

漢字辞典

垙

垙	画数：9 音読み：クウ、 コウ 訓読み：ちまた ピンイン：guang1

壛

壛	画数：19 音読み：エン 訓読み：ちまた、 ねだい、 こしかけ

巷

巷	画数：9 学習年：人名に使える漢字 音読み：コウ 訓読み：ちまた ピンイン：xiang4 / hang4 ハングル：항 対応する英語：fork in road, scene, arena, theater

衖

衖	画数：12 音読み：コウ 訓読み：ちまた ピンイン：long4 対応する英語：lane, alley

閻

閻	画数：16 音読み：エン、 セン 訓読み：ちまた、 ひらく、 すすめる ピンイン：yan2 ハングル：염 対応する英語：town

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「ちまた」の例文・使い方・用例・文例

• そのうちまた食事にでも行きましょう。
• 私たちは近いうちまた会いましょう。
• ちまたではインターネットなるものがはやっています。
• その知らせに町中はたちまち阿鼻叫喚の巷(ちまた)と化した.
• ちまたでは政府の無為無策に対する不満の声が高い.
• 誰かの行動または態度に対する反応において自分の感情を持ちまたは認知をする
• 苛立ちまたは攻撃性
• あちこちまたは上下に非常に速く動くさま
• 苛立ちまたは興奮状態にする
• 有色のぶちまたは斑点を持つ
• 苛立ちまたは怒りに刺激された
• 片手を持ちまたは使用する
• 光よりも長い波長であるが電波よりも短い波長をもちまたは使用する
• 水上を飛び立ちまたは着水するように設計された飛行機
• 深い気持ちまたは感情
• 強い気持ちまたは感情
• 複雑な気持ちまたは感情
• 苛立ちまたは不快である状態
• ちまた
• 都のちまた