レクチャーとは? わかりやすく解説

lecture

別表記:レクチャー

「lecture」とは、講義・講演講演するのことを意味する英語表現である。

「lecture」の基本的な意味

「lecture」は可算名詞1つで、講義・講演説教の意味を持つ。またカタカナ英語の「レクチャー」をそのまま訳として使う場合もある。ほかにも講話講演会談義説教などの意味を持つ英語表現である。さらに動詞場合自動詞と他動詞両方使い方あげられる自動詞場合には「~の講義をする」の意味使われ他動詞だと「(人に)講義をする」の意味使われる

「lecture」を含む英熟語・英語表現

「give a lecture」とは


give a lecture」とは、「講義をする、講話をする」の意味を持つ英語表現である。例えば「give a lecture」には、以下のような使い方あげられる
give a lecture at a university大学講義をする)
give a lecture on(~に関す講義を行う)
give a lecture to~に講義をする)
invite someone to give a lecture(を講義に呼ぶ)

「hold lectures」とは


hold lectures」とは、「講義を行う」を意味する英語表現である。例えば「They hold lectures(彼らは講義を行う)」や「hold lectures or discussion meeting on(~に関す講演会や座談会を開催する)」などの使い方あげられる

「lecture」の略

「lecture」を略した英語表現は、「lect.」である。

「lecture」の語源

「lecture」における語源は、ラテン語の「lectio(読む)」である。「読み聞かせるということから「講義の意味を持つ「lecture」の英語表現として使われている。

「lecture」 の類語

「lecture」を「講義」などの意味で使う場合、「lesson」が類語該当する。また「lesson」は、「lecture」と同じ語源を持つ英語表現でもある。2つ英語表現は、意味は同じでもニュアンスには違い見られる例えば「lesson」の場合教育的な講義の意味使われる場合が多い。一方「lecture」は教育的な側面だけではなく、より広い範囲のものに関する内容を示すイメージ使われている。例えば「He gave a lecture at the university」と「He gave a lesson at the university」は、両方とも「彼は大学講義をした」と訳すことができる。しかし、前者大人数向かって一方的に語り掛けるイメージが強いのに対し後者小さな教室生徒やり取りしながらやっていく授業に近いイメージとなる。ほかにも「講演の意味で「lecture」を使うなら「address」、「講話の意味なら「discourse」が類語となる。

「lecture」の発音・読み方

「lecture」の発音記号は、「léktʃər」である。カタカナ表記すると「レクチャー」が使われることが多いが、実際発音に近いカタカナ表記は「レェクチャ(ル)」となる。また「lecture」における発音仕方は、以下の通りである。
・「lé」では、「l」を舌の先前歯のすぐ裏の歯茎につけたら、舌の両側から「ウ」と「ル」を同時に言うイメージ発音する次に「é」は、唇を左右少し大きめに開けた形で日本語の「エ」を発音するイメージとなる。続けて言うと「レェ」になる。
「k」では、舌の後ろ部分をあげたら、上あごの奥につけ息を止める。そこから急に舌を離し、息を破裂させて「クッと言う
・「ə」における「」では、唇を前に突き出したら息だけで「チュ」と発音する次に口をあまり開けず弱く曖昧に「ア」というのが「ə」である。続けて発音すると「チャ」になる。
「r」は、舌の先内側にまいたら、どこにも触れない状態のまま「ア」と「ル」の間のような音で発音する

「lecture」の使い方・例文

「lecture」の使い方には、以下のような例文あげられる
・He never skipped a lecture at university.(彼は大学講義一度もさぼらなかった)
・I gave a lecture on economics in a rural area last weekend.(先週末、地方経済学講演行った
・He delivers a lecture every friday.(彼は毎週金曜日講義行っている)
・I fell asleep because the lecture was boring.(講義がつまらなくて居眠りしてしまった)
・The lecture was interesting, so I bought a related book on the way home.(講演会面白かったので、帰り関連する書籍購入した
・The professor lectured on environmental studies.(教授環境学に関する講義をした)
・I overslept and lectured by my mother.(寝坊して母親説教された)
・She starts lecturing me as soon as she seems me.(彼女は会うといつも説教から始まる)

レクチャー

英語:lecture

 

「レクチャー」とは・「レクチャー」の意味

レクチャーは、辞書で意味を引くと「講義」や「講演」などと記載されている英単語であるが、日本では口頭詳しく相手説明すること」を意味している。名詞のため、「する」「受ける」「させる」などの動詞をつけて使うことで、教えるときも教えてもらう時も両方場面で使うことができる。

注意しなければならないのは、ビジネス場面などで目上方に対してレクチャーという言葉を使うときである。レクチャーを謙譲語にして「レクチャーして頂けますか?」と使う人もいるが、中にはカタカナ語敬語表現することに違和感感じる人もいるため、無理にカタカナ語使用せずに「ご説明していただけますか?」というように「ご説明」や「ご教授」などの丁寧語変換するほうが望ましい。カタカナ語自体敬語変換することができないため、敬語使用する場面で控えるように心がけると良い

レクチャーの由来は、ラテン語の「Lectio」である。聖書を読むときなどに使用されていた言葉で「読む」「読み聞かせる」という意味を持っている類義語には同じ言葉語源となっている「レッスン」や「講習」などがある。どちらも何かを学ぶ時間という意味を持つ言葉である。

「レクチャー」の熟語・言い回し

レクチャーを受けるとは


レクチャーを受けるとは、「講師先生などから口頭詳しく説明してもらうこと」を指す言葉である。一般的なことを教わるというよりは、専門的な知識を学ぶ際に使用される口頭詳しく説明をしてもらいながら表やイラストなど見たり、時には実践練習行いながら、より理解が深まるように工夫されていることが多い。

レクチャールームとは


レクチャールームとは、主に講義講習を行うために使われる教室」のことである。大学市民会館図書館などに設置されており、講義講習ミーティング上映会など教室使い方目的多岐にわたるまた、埼玉県のとある水族館設置されているレクチャールームでは、飼育員からカメやザリガ二などの身近な動物についての話を聞くことができる。週末には多く親子連れ訪れ熱心に飼育員から話を聞く子どもの姿が見られる

レクチャーしたとは


レクチャーをしたとは、「相手口頭詳しく教えたということを表す言葉である。

レクチャーするとは


レクチャーをするとは、「相手口頭詳しく説明すること」である。講師先生など相手教える側が使う言葉である。

「レクチャー」の使い方・例文

・あなたがレクチャーしてくれたプログラミングやり方は、とても丁寧でわかりやすかった
・「lecture(レクチャー)」と「teach」は使い分け難しいと感じた
・この講義では、実際にパソコン触ったしながらプログラミングのレクチャーを受けている。
先生からレクチャーを受けることで、より理解深まったので今後継続して受けたい思っている。
・少し興味があったのでレクチャーを受けたが、専門的な言葉多くてよくわからない部分もあった。
楽譜台の設置があるこのレクチャールームは、講義会議だけでなく楽器合唱練習にも使われている。
明日集合場所はレクチャールームの前にしよう。
生徒にレクチャーしたあとに、質問募集した
部長から後輩部活で使う道具についてレクチャーをするように言われたので、道具使い方丁寧に説明した
今週は、生徒にレクチャーするための資料作り練習時間をとらなければならないのでとても忙しい。

レクチャーという言葉を使う時に注意しなければならないのは、レクチャーが名詞であることだ。例外としてレクチャールームなど名詞として使う場合もあるが、殆どの場合は「レクチャーを受ける」や「レクチャーした」などの動詞をつけて使うことが一般的である。

レクチャー【lecture】

読み方:れくちゃー

[名](スル)《「レクチュア」とも》講義講演また、説明。それを行うこともいう。「英文学の—を受ける」「機器扱い方を—する」


レクチャー

作者ジュディ・バドニッツ

収載図書空中スキップ
出版社マガジンハウス
刊行年月2007.2


講義

(レクチャー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/21 05:56 UTC 版)

講義(こうぎ、lecture)は、大学などの高等教育機関における授業の一方法である。座学とも呼ばれる。大学設置基準(文部科学省令)では、授業の方法として、講義、演習実験実習実技定義されている。




「講義」の続きの解説一覧

レクチャー

出典:『Wiktionary』 (2021/08/28 17:29 UTC 版)

語源

英語 lecture

発音

名詞

レクチャー

  1. 講義講話講演

「レクチャー」の例文・使い方・用例・文例

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