恨み

デジタル大辞泉

うらみ【恨み／^▽怨み／^▽憾み】

読み方：うらみ

１ 他からの仕打ちを不満に思って憤り憎む気持ち。怨恨(えんこん)。「あいつには—がある」「—を晴らす」

２ （憾み）他と比べて不満に思われる点。もの足りなく感じること。「技巧に走りすぎた—がある」

３ 残念に思う気持ち。心残り。未練。「—の雨」「あの結果を—に思う」

４ 悲しみ。嘆き。

「行く者の悲しみ、残る者の—」〈奥の細道〉

日本語活用形辞書

恨み

読み方：うらみ

マ行五段活用の動詞「恨む」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

恨む  » 「恨む」の意味を調べる

用例

下種の逆恨み、盗人の逆恨み、恨みを買う、恨みに報ゆるに徳を以てす、恨みを飲む、恨み骨髄に徹する

恨み

読み方：うらみ

マ行上一段活用の動詞「恨みる」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

恨みる  » 「恨みる」の意味を調べる

用例

下種の逆恨み、盗人の逆恨み、恨みを買う、恨みに報ゆるに徳を以てす、恨みを飲む、恨み骨髄に徹する

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短編小説作品名辞典

恨み

作者金堀常美

収載図書モカコーヒーを、ブラックで
出版社新風舎
刊行年月2004.5
シリーズ名新風舎文庫

恨み

作者岡部道男

収載図書幻想小説集 いいとこ床屋の縁の下
出版社長崎出版
刊行年月2006.10

ウィキペディア

怨み

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/15 04:45 UTC 版)

怨み（読み: うらみ、うらめしみ、表記揺れ: 恨み、憾み）は、他者からの仕打ちに対して不満と思い、憤って憎む気持ちのことを指す。また、心残りや悲しみなどを指すこともある。「怨み」（うらめしみ）という言葉は、形容詞「うらめしい」の語幹に、連用修飾語の「み」をつけたものが語源となっている。怨念（おんねん）、怨恨（えんこん）、私怨（しえん）ともいう。古来は、怨みや憎しみを持った人の生霊や、非業の最期を遂げた人の霊などが怨霊になると考えられていた。

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「恨み」の例文・使い方・用例・文例

• 恨み重なる敵
• 彼は私に対して恨みを持っているらしい
• 恨みを晴らす
• 彼に恨みを抱く
• 彼に恨みはない
• この恨みはきっとやつらに晴らしてやる
• その残酷な扱いが彼の恨みをいっそうひどいものにした。
• 個人的な恨み
• 私は恨み深い人間です。
• あなたは私を恨みますか？
• 私はあなたを恨みません。
• 彼は父の死の恨みを晴らした。
• 彼は私に恨みを抱いた。
• 彼はなんとなく僕に恨みをもっているようだ。
• 恨みは深いですよ。
• 君にはなんの恨みもない。
• リサはスタンに恨みがある。
• …との勘定を清算する; …に恨みを晴らす.
• 人に(深い)恨みを抱く.