てき‐たい【敵対】
敵
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敵(てき、かたき)は、自分に危害を加えようとしている相手、自分の利益の達成を阻害している相手、戦場における交戦相手、ゲームや競技における競争相手(ライバル)を指す。いっぽうの利益がいっぽうの損失になり、攻撃行動を惹起する。また、自分の好みや考えと著しく対立している人物や組織を指すこともある。対義語は味方(wikt:みかた)・仲間(wikt:なかま)。
また、広く社会的関係、人間関係における競争相手についても敵(かたき)を用いるが、恋敵(こいがたき)、商売敵(しょうばいがたき)のように、「-がたき」と変形して複合語になることが多い。また、このような複合語は、好敵手(こうてきしゅ)に用いられる「敵」と同じく、単なる利益相反の相手、攻撃対象の相手とは限らず、切磋琢磨してゆく関係を指す場合にも用いられる。
関連項目
敵対
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:48 UTC 版)
陳余の軍勢を支配下においた張耳は趙歇を信都に残し、諸侯と共に咸陽に攻め入った。秦滅亡後、項羽が諸侯を対象に大規模な論功行賞を行い、以前から張耳の高名さを知っていた項羽に評価され、趙を分割し趙歇は代王にし張耳を恒山王(『史記』や『漢書』では文帝劉恒の諱を避けて常山王とも称された)にした。陳余は自分に従って秦に攻め入らなかったため、南皮付近の三県にのみ封ぜられた。 陳余は「私と張耳の功績は同じなのに、私だけ王より格下の侯とはあまりに不公平だ」と激怒する。そこで陳余は夏説に命じて項羽に敵対していた斉王田栄に兵を借り受け挙兵し、張耳を攻め、その一族を皆殺しとした。代王となった趙歇を迎え再び趙王に即位させた。 子の張敖とともに命からがらに敗走して逃げ延びた張耳は、天下一の実力者でもあり自分を王に引き立てた項羽を頼ろうとしたが、近侍の占星術師から「後日、漢王劉邦の天下がくる」と旧知の劉邦を頼るよう勧められたため、漢中へ落ち延び、劉邦に迎えられて漢に仕えることになった。 楚漢戦争が始まり、項羽を包囲するために各国と同盟を結んだ漢王劉邦だったが、趙と同盟を結ぶには実力者の陳余の承諾が必須だった。陳余は同盟の条件に憎き張耳の首級の差し出しを要求した。そこで劉邦は張耳に似た囚人を処刑し、その首を届けさせた。陳余は納得し漢と趙は同盟することとなった。だが、紀元前205年の彭城の戦いの際、張耳が生存していることが露見し、怒った陳余によって同盟は破棄された。 その後、劉邦は自らが項羽と対峙している間に韓信の別働軍が諸国を平定するという作戦を採用した。張耳は副将として従い魏・代を滅ぼした。そして趙に迫った漢軍は、趙の軍勢20万を率いた陳余と対峙することになる。井陘の戦いである。戦いの結果は、韓信の背水の陣の計略により漢軍が勝利。陳余は張蒼の捕虜となり泜水で処刑され、脱出した趙歇も襄国で捕虜となり、これも処刑された。
※この「敵対」の解説は、「張耳」の解説の一部です。
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敵対
「敵対」の例文・使い方・用例・文例
- 政治家たちは互いの敵対感情を忘れて協力し合った
- 彼は社長が犯した数々の過失を挙げて,みんなが社長に敵対するように仕向けた
- 彼はカトリックに激しく敵対した。
- 敵対的買収に対する防衛のひとつがクラウンジュエルと呼ばれる。
- シャークリペラントの目的は他社の敵対的買収に対して戦うことである。
- デッドハンド型買収防衛策がなかったら、この企業はとっくに敵対的買収のターゲットとなっていたことだろう。
- 拒否権付株式は、友好的な株主が保有することによって敵対的買収に対する防衛策となる。
- マイケル・ポーターは、業界内の競争に影響を及ぼす5F(5つのフォース)を提唱した。すなわち、「サプライヤの力」、「バイヤーの力」、「代替品/サービスの脅威」、「新規参入の脅威」、および「敵対関係の強さ」である。
- 敵対的TOBから会社を守るため、ホワイトナイトやカウンターテンダーなどあらゆる努力をした。
- 敵対的買収を避けるためにわれわれが最終的に選択したのが、ゴーイングプライベートであった。
- 敵対的買収を防衛する戦術の一つがゴールデンパラシュートと呼ばれている。
- パックマンディフェンス成功の可否は、敵対的買収を掛けられた企業に相手を撃退するだけの資金を確保する能力があるか否かに懸かっている。
- ABC社は先週火曜日、取締役会において将来の敵対的買収に備えライツプランを採択したと発表した。
- 私は彼と敵対するつもりは無い。
- 敵対企業を貶めたり、秘密情報を入手したりと、大企業に欠かせない存在であるため、ハイリスクながらハイリターンが望める仕事だ。
- 我々ACME Ltd.としては、全力を持って敵対的買収に対抗するものと、明言しておこう。
- 不法外国人に対して敵対的な態度を取る人もいた。
- 彼女は私に対し敵対的だ。
- 彼は敵対者にさえ新しい経済計画に同意させた。
- 敵対勢力間の和平交渉再開だけに、関係は危うい。
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