ワルキューレ
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ワルキューレ(ドイツ語: Walküre)またはヴァルキュリャ(古ノルド語: valkyrja、「戦死者を選ぶもの」の意)は、北欧神話において、戦場で生きる者と死ぬ者を定める女性、およびその軍団のことである[注 1]。戦場で死んだ者の半分をオージンの治める死者の館ヴァルホルに連れて行く役割を担う。ヴァルホルでは、死んだ戦士たちは終末戦争ラグナロクに備える兵士エインヘリャルとなるが、ヴァルキュリャは彼らに蜜酒を与える給仕ともなる。また、ヴァルキュリャは英雄をはじめとする人間たちの恋人としても登場し、そのような場合は王族の娘として描かれることもある。ワタリガラスを伴って描かれたり、また白鳥や馬と結び付けられることもある。
注釈
出典
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- 1 ワルキューレとは
- 2 ワルキューレの概要
- 3 考古学的記録
- 4 学説
- 5 近代以降の受容
- 6 脚注
戦乙女(ワルキューレ)
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「戦翼のシグルドリーヴァ」の記事における「戦乙女(ワルキューレ)」の解説
ピラーに対抗するためオーディンにより授けられた、英霊機に搭乗することで唯一ピラーを撃破できる存在であり、ピラーの起こす枯渇現象に対してある程度耐性を持つようになる。適性のある者を人類が選別し、オーディンがミーミルの泉などにて力を授けることで戦乙女となる。
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戦乙女(ヴァルキリー)
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神界の「戦士の館(ヴァルハラ)」にいる9人姉妹の女神。力の源である恋をするほど強くなる。主神オーディンの娘として、神界ではアイドル的な存在。
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戦乙女(ヴァルキリー)
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「崩壊3rd」の記事における「戦乙女(ヴァルキリー)」の解説
本作のプレイアブルキャラクター。各戦乙女ごとに属性・スキルが異なる数種類のバトルスーツが存在し、それぞれ別のキャラクターとして扱われる。 補給(本作のガチャ)でキャラカードを入手するほか、クエストでドロップ・ショップで購入するキャラの欠片を入手することで開放することができる。キャラカードを入手した状態でキャラの欠片を集めると、レア度が上がりステータスが上昇、キャラクターごとの新スキルも開放される。 キャラクターのレベルはクエスト出撃や経験値アイテム使用で上昇し、ステータス強化やスキル上限解放を行うことができるが、キャラクターのレベルは艦長レベルを超えることはできない。 霊魂覚醒 キャラクターによっては他キャラクターとレベル・一部スキルを共有するものがある。通常クエストで同時出撃不可であるという制約がある。 武器 各戦乙女ごとに装備できる武器の種類が異なる。武器はそれぞれ武器スキルを所持し、中にはEP消費で使用することができるものもある。武器はクエストドロップやショップ、補給で獲得可能である。一部武器は「神の鍵」と呼ばれ、アイテム消費で特殊スキルを一定時間使用できる。 聖痕 各キャラクターごとに3つ(Top/Center/Bottomでそれぞれ一つずつ)聖痕と呼ばれるアイテムを装備することができる。聖痕はステータスを上昇させると同時に、各聖痕ごとの独自の「聖痕スキル」をキャラクターに付与する。同一セットの聖痕を装備することにより、「セットスキル」が発動するものもある。また、入手後の「鑑定」でランダムで追加スキルを獲得する。この追加スキルはアイテム使用でランダムに選びなおし可能。 スキル キャラクターごとの独自のスキルが存在し、時間経過で蓄積するSPとコインを使用し強化することができる。
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戦乙女(ヴァルキリー)
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「崩壊3rd」の記事における「戦乙女(ヴァルキリー)」の解説
キアナ・カスラナ(K-423) 声 - 釘宮理恵年齢:16歳 / 身長:163cm / 体重:49kg / 3サイズ:84-59-86cm / 生年月日:1998年12月7日 / 出身地:不明 / 武器:双銃 バトルスーツ:領域装・白練(B) / 戦乙女・遊侠(A)[増幅コア-天穹遊侠] / 聖女祈祷(A) / 白騎士・月光(S) / 空の律者(S) / 薪炎の律者(S) 本作の主人公。カスラナ家第69代目の伝承者。双銃を用いたカスラナ家のガン=カタで戦う。謎の声 声 - 丹下桜 あるきっかけによってキアナの脳内で目覚める謎のキャラクター。その正体は第二律者である空の律者・シーリン。 雷電 芽衣(らいでん めい) 声 - 沢城みゆき年齢:17歳 / 身長:172cm / 体重:50kg / 3サイズ:89-62-90cm / 生年月日:1997年4月13日 / 出身地:極東 / 武器:太刀 バトルスーツ:雷脈装・緋紅(B) / 戦乙女・強襲(A)[増幅コア-払暁強襲] / 影舞衝撃(A)[増幅コア-断罪影舞] / 雷電女王の鬼鎧(S) / 雷の律者(S) Massive Electric(略称、ME社)の元社長、雷電龍馬の一人娘。 身体にシーリンの欠片を埋め込まれており、長空市で第三次崩壊発した際に第三律者である雷の律者として覚醒しかけた。 ブローニャ・ザイチク 声 - 阿澄佳奈年齢:14歳 / 身長:147cm(重装ウサギ19c除く) / 体重:40kg(重装ウサギ19c除く) / 3サイズ:74-55-76cm / 誕生日:8月18日 / 出身地:シベリア / 武器:重砲 バトルスーツ:戦乙女・戦車(B) / 駆動装・山吹(A)[増幅コア-彗星駆動] / 雪地狙撃(A) / 次元限界突破(S) / 異境・黒核侵食(S) / 銀狼の黎明(A) / 理の律者(S) / SP-ハッカー・バニー(A) / 新生の銀翼(S) ME社の現社長カカリアの養女。ネゲントロピーの革新派であるカカリアが行っていた、崩壊エネルギーに完全に適応する新人類を作り出すための実験「X-10実験」の被験者。 無量塔 姫子(むらた ひめこ) 声 - 田中理恵年齢:27歳 / 身長:167cm / 体重:65kg / 3サイズ:94-61-92cm / 誕生日:6月11日 / 出身地:極東 / 武器:大剣 バトルスーツ:戦場疾風(B) / 核融装・深紅(A) / 戦乙女・凱旋(A) / 極地の戦刃(A) / 血染の薔薇(S) / 真紅の騎士・月蝕(S) 戦艦ハイペリオン号の元艦長。聖フレイヤ学園対崩壊作戦部隊ヴァルキリ隊第5小隊前線最高指揮官。姉御肌だが酒好きでもあり、酔うとキアナに夜這いをする癖がある。 八重 桜(やえ さくら) 声 - 佐倉綾音年齢:不明 / 身長:194cm(耳を含む) / 体重:56kg / 3サイズ:不明 / 誕生日:7月22日 / 出身地:極東 / 武器:太刀 バトルスーツ:逆神の巫女(A) / 御神装・勿忘(S) / 真炎幸魂(A) / SP-夜隠ノ霞(A) 500年前の八重村の巫女。ゲーム内では霊魂覚醒により芽衣の身体を借りて現世に蘇る。 「霊魂覚醒キャラ」という特殊なシステムのキャラクターとして設定されており、バトルスーツも生物タイプである「逆神の巫女」と機械タイプの「御神装・勿忘」に加え、2017年11月15日のアップデートにて「真炎幸魂」が追加された。 緋玉丸 声 - 井澤詩織 テレサ・アポカリプス 声 - 田村ゆかり年齢:ヒ・ミ・ツ(45歳)/ 身長:145cm / 体重:38kg / 3サイズ:不明 / 誕生日:3月28日 / 出身地:ヨーロッパ / 武器:十字架 バトルスーツ:戦乙女・誓約(A) / 処刑装・紫苑(S)[増幅コア-暮光騎士・月煌] / 桜火輪舞曲(A) / 神恩頌歌(S) / 月下の抱擁(A) / SP-諸葛孔明・星詠の朔夜(A) 聖フレイヤ学園の創設者にして学園長で、自分や他人の命を大切にする戦乙女に育ってほしいという願いから同校を設立した。天命大主教オットー・アポカリプスに孫娘として育てられ、天命極東支部の指揮官長を任されている。見た目は12歳の少女。しかし、実際はオットーがカレン・カスラナを復活させようとしたクローンのひとり。 カレン・カスラナ 声 - 水樹奈々年齢:24歳 / 身長:170cm / 体重:54kg / 3サイズ:90-62-94cm / 誕生日:不明 / 出身地:ヨーロッパ / 武器:拳銃・十字架 バトルスーツ:聖儀装・今様(A) / 黒羽の夜想曲(S) / 原罪の狩人(A) 崩壊から民を守るため政治婚約を破棄し、天命から逃げ出したキアナの先祖。重傷を負い、八重村に辿り着く。幼少期はオットーと共に過ごし、彼の発明を評価したよき理解者。 フカ 声 - 高山みなみ年齢:不明 / 身長:165cm / 体重:53kg / 3サイズ:84-64-90cm / 誕生日:2月9日 / 出身地:不明 / 武器:腕甲 バトルスーツ:戦乙女・迅羽(A)[増幅コア-霧の都の異邦人] / 影騎士・月輪(S) / 熾鳶(S) / 白夜の使者(A) / 雲墨丹心(S) / 識の律者(S) 聖フレイヤ学園においてキアナたちのクラスで委員長を務める一年生初のA級戦乙女。武術に長けており、かつ博識で成績優秀、任務も完璧に遂行する優等生だが、その素性は一切の謎に包まれている。オットー大主教と繋がりがある。
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戦乙女(ヴァルキリー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 15:21 UTC 版)
「崩壊3rd」の記事における「戦乙女(ヴァルキリー)」の解説
崩壊に対抗し、それを駆逐するための主戦力として天命が運用する、超人的な能力を備えた兵士。いわゆる人間兵器。
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戦乙女(ヴァルキューレ)
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「聖モエスの方舟」の記事における「戦乙女(ヴァルキューレ)」の解説
ここではモエナ達女生徒のことを指す。ナンバリングは01~06まで。本来なら彼女らは全員ヴァルキューレの力に覚醒をし、戦える状態にあるはずだったが、モエス学園関係者による『計画』に遅れが生じてしまったため、全員の覚醒が完了しないまま艦船は出航したという。 モエナ・ジェラシード 本作の主人公。 年齢:15歳→17歳 出身:地球連邦政府政令学園都市ニューツクバ 守護宝石(制服の胸元に付いている宝石):ルビー(コランダム赤色) 序列:01(象徴:意志の力) 身長:158cm スリーサイズ:B78、W58、H83 健康体。 明るく楽天的な性格で、誰とでも友達になれるのが特技。おバカで勉強は苦手。好物は甘いもの。逆に辛いものは駄目。 髪の毛はピンクでアホ毛をヘアピンで留めている。 若い男性と今まで接触したことがなく、男子との恋愛にあこがれている。モエス学園の入学を決めたのは、学園が共学であり、そこで男子と会えることを期待したため。 教官の苗羽に一目惚れし、想いを寄せている。 経緯は不明だがモエムに代わり、ヴァルキューレを率いることになる「01」(ゼロワン)のナンバリングに選ばれる。01の象徴である「意志の力」は、一番優れた才能を秘めているという意味。 入学初日から学園の艦がセフィロトの襲来に遭い、クラスメイトである燃世の戦死を目の当たりにしてしまう。ショックのあまり、約一週間授業に出なくなってしまうが、その後燃世は校医のトナエによって復活する。しかしそれが仲の良かったヒロコの肉体を利用したことによる復活と知り、モエナはこの悲劇を繰り返さないために戦うことを決意。しかし、クラスメイトの覚醒が相次ぎ、自分一人戦えないことを無力に思う。さらにエテルやゲボラとふれあい、その後彼女らがセフィロトと知るものの、戦いよりも和解を望む。 最終話では、友絵達を残してモエスがセフィロト本星から飛び立とうとした直後に覚醒。本星を包み、守護宝石をすべて破壊するほどの大きな力を放ち、自らの望みでセフィロトとの和解や戦死した者の復活などを叶えるが、その後消息を絶ってしまう。 第1集に収録のプロフィールでは、彼女の武器は剣と炎という設定で覚醒時は翼が生えている姿だったが本編に登場することはなかった。 友絵・アンジェラル(トモエ・アンジェラル) モエナとは幼馴染で親友。 年齢:15歳→17歳 出身:地球連邦政府政令学園都市ニューツクバ 守護宝石:エメラルド(ベリル緑色) 序列:03(象徴:行為) 身長:158cm スリーサイズ:B82、w57、H84 健康体。 ストレートのロングヘアーで左側の髪のみを三つ編みにしている。 成績優秀。ドジではない眼鏡っこで自分の価値観に正直。それ故か、しばしばおバカな言動をするモエナに心の中で毒づくことがある(時に口にすることもある)。 学園に不信感を抱くが、その一方で教官の苗羽とナサナエルの喧嘩を見た事がきっかけで腐女子に目覚める。 モエスの盾になろうとしたモエナを助けるために覚醒する。彼女の武器は大翼を重ねた盾。 彼女の活躍によりセフィロトの撃破に成功するが、一方でその正体が人間に似ていることを知り、セフィロトを殺したことに苦悩する。そのために一時は盾を出せなくなってしまうが、天照が憑依したエリスを救うために力を使う。 モエナとともに燃世の復活の経緯を知る一人。 モエム・レアメタル 年齢:11歳→13歳 出身:ロシア語圏自治州・首都モスクワ 守護宝石:サファイヤ(コランダム青色) 序列:02(象徴:科学) 身長:145cm スリーサイズ:B71、w55、H69 健康体。 本名はモエム・レアメタル=ロマノフ。また、本編では、『モエム・ロマノフ』とも表記されている。 女子生徒の中で最年少だが、唯一ヴァルキューレとして目覚めていた少女。 武器はビーム砲。 髪型はツインテールの縦ロール。負傷後は髪を切り、先端にかけてカールのかかったようなツインテールになっている。 冷静でプライドが高く、周りと距離をおいていたが、回復して授業に復帰して以降は少しずつ打ち解けていくようになったらしい。 10歳の頃にトナエと出会い、彼により01に選ばれる。それからの1年間を彼が連れて来たブランカの少女・レイとともに幸福な日々を過ごした。しかし、セフィロトの攻撃に遭い、レイとともに瀕死の重傷を負う。トナエにより脳を保存し残った体細胞を使うことで、4年の歳月をかけて再生することで救われるが、体が11歳のままの再生となった。それと同時に01の資格がモエナに渡された。 現在の01であるモエナに密かに嫉妬と敵対心を抱き、自分が01であることに強くこだわる。 自分の01の資格と4年の時間を奪ったセフィロトに対し、激しい憎悪を表している。 孟永麗(もう えいれい) 年齢:15歳→17歳 出身:中国語圏自治州・連邦政府直轄特別都市・上海市 守護宝石:モリオン(黒水晶) 身長:150cm スリーサイズ:B69、w56、H77 共生体。 元々は姉の麗々と弟の永々の双子の姉弟だったが、事故によりそれぞれの体がバラバラになってしまう。しかし、トナエに体をつなぎ合わされたことで救われ、現在の共生体となる。顔のつなぎ目の左半分は弟の永々のもの。髪の毛の色もそれぞれ麗々の黒、永々の白と分かれている。また、主人格は麗々にあるが、左脳は永々のものであるため、共用語が得意でない。 オンラインバーチャル格闘ゲーム『バトフィー』の常連プレイヤーで、双子で『光陰双龍(ライトアンドダークネスドラゴンズ)』の名で参戦していた。モエス学園入学後、クラスメイトの燃世がバトフィーの覇権を争うライバルプレイヤーであったことが判明し、リアルで再会することとなった。 武器は姉弟それぞれの望み(爪と槍)が融合したことで大鎌となる。 最終話では、モエナの力により、事故前の双子に戻った。 初期設定では、「モエレ」という名前のヤンデレ少女だった。孟麗々(もう れいれい) 序列:04(象徴:完成) 双子の姉。冷静で聡明な性格。バトルネームは『黒龍』。孟永々(もう えいえい) 序列:12(象徴:不明) 双子の弟。明朗だが、思慮の足りない性格。バトルネームは『白龍』。 第5集で燃世に想いを寄せていることを告白したが、自分が麗々の左半分でしかないと言い、同じく燃世に好意を持つルカのために身を引こうとした。 燃世・本能寺(もえよ・ほんのうじ) 年齢:15歳→17歳 出身:アメリカ自治州第二ヒューストン 守護宝石:トパーズ(黄水晶) 序列:06(象徴:試練) 身長:168cm スリーサイズ:B84、w61、H88 健康特A優良体。 男勝りで格闘好きな少女。一人称は「オレ」。 いつもヘッドギアを着けているが、第5集からはポニーテールに変えている。好物はカレー。 武器は自らの拳を振るい、応戦する。 オンラインバーチャル格闘ゲーム『バトフィー』の常連プレイヤーで、『虎姫星(タイガールスター)』の名で参戦。バトフィー内では、永々と麗々の双子の姉弟とは良きライバルの関係にあった。 入学初日にセフィロトの大エネルギー弾(メテオレ)による攻撃で戦死してしまうが、トナエにより復活する。自身の復活がヒロコの肉体を利用したものと知らず、事実を知るモエナも燃世には知らせたくないと思っている。 下賀茂江梨子(しもかも えりす) 年齢:15歳→17歳 出身:日本語圏自治州・歴史特別都市京都 守護宝石(彼女の石は帯の部分にある):ガーネット(柘榴石) 序列:05(象徴:霊感) 身長:145cm スリーサイズ:B84、w57、H83 健康体。 日本の神社・下賀茂神社の宮司の娘で、斎王になるべく、また、彼女と双子の兄クニエの祖国の神・天照大御神を身に宿す巫女として育てられる。そのため、世俗と遮断された生活をしてきたため、物知らずである。 セフィロトの攻撃から彼女を庇い、左腕を失い出血したクニエの姿が八咫烏に見えたのがきっかけで天照を降ろすとともに覚醒。天照を降ろしている時の彼女は守護宝石の力も伴い暴走状態となり、小型の太陽をいくつも造り出すほどの危険な力を持つ。 武器は梓弓と八咫烏の羽根の矢。 名前は漢字の「江梨子」だが、カタカナの「エリス」で表記されるのがほとんどである(本記事でもこの表記に倣う)。 生家の決まりで髪の毛を切ることを禁じられていたため、髪が女子生徒の中で最も長く、足首ほどある。 内気で争いごとに恐れがある。 霊力を持ち、お祓いや占いが得意。また、その霊感で敵(セフィロト)の襲来や戦いの結末などを瞬間的に予知していた。 下着は褌を着用している。
※この「戦乙女(ヴァルキューレ)」の解説は、「聖モエスの方舟」の解説の一部です。
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戦乙女(ヴァルキュリア)
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「ファイアーエムブレム 暁の女神」の記事における「戦乙女(ヴァルキュリア)」の解説
馬に乗り戦場を駆ける乙女。ミスト専用クラス。杖使いから昇格し、歩兵ユニットから騎馬ユニットになる。奥義「太陽」の使い手。
※この「戦乙女(ヴァルキュリア)」の解説は、「ファイアーエムブレム 暁の女神」の解説の一部です。
「戦乙女(ヴァルキュリア)」を含む「ファイアーエムブレム 暁の女神」の記事については、「ファイアーエムブレム 暁の女神」の概要を参照ください。
戦乙女(ワルキュリエ)
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「ヴァルトラウテさんの婚活事情」の記事における「戦乙女(ワルキュリエ)」の解説
戦を司る神族。主神オーディンの命にて、人間界ミズガルズで命を落とした死者の魂を仕分けし、必要な者だけを天界の館ヴァルハラへ導く役目を与えられている。
※この「戦乙女(ワルキュリエ)」の解説は、「ヴァルトラウテさんの婚活事情」の解説の一部です。
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戦乙女(ワルキューレ)
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「終末のワルキューレ」の記事における「戦乙女(ワルキューレ)」の解説
北欧の半神で、天界の危機に備え地上の人類を神兵候補として天に召す「魂の運び手」を担う13人の姉妹。人間の戦士たちと心を通わすことで、自らの身体をその戦士に最も適した神器に変化させる能力神器錬成(ヴェルンド)をもつ。ラグナロクにおいては、ワルキューレ達が所有者と運命を共にする「一蓮托生」の関係になることで、本来の能力以上の力を発生させて、神々に拮抗する力を神殺しの13人たちに与えるが、代償としてダメージの有無にかかわらず所有者が死亡すると、共に消滅する。 フリスト 声 - 小林ゆう 戦乙女の次女、神名の意味は「震える者」と「轟かす者」と2つの意味と力を持った唯一の戦乙女。神器錬成した相手とその武器は佐々木小次郎の備前長光三尺余寸で通称「物干し竿」と呼ばれる長刀バージョンと二刀バージョンの2種類。 「震える者」の物憂げな姿と、「轟かす者」の荒々しい姿の2面性を持つ。第3戦で「震える者」の力を持つ「物干し竿」に神器錬成し一度は折られるが、神器再錬によって「震える者」と「轟かす者」の両方の力を秘めた二本の刀へと変化し、勝利に貢献する。小次郎の勝利後は元の姿に戻り、満身創痍の小次郎に肩を貸しゲルの呼びかけにも応じ、小次郎と共に闘技場を後にした。その後は小次郎と共にラグナロクを観戦している。 スルーズ 戦乙女の三女、神名の意味は「強き者」。神器錬成した相手とその武器は雷電為右衛門の超筋外骨締廻。雷電の制御不能な筋肉を抑え、自在にコントロールすることが出来る。 戦乙女のなかで最も身長が高く体格もいいが、雷電の言葉にトキメク乙女心も持っている。 八咫烏の反動で雷電の肉体が壊れ始めている状態の中で雷電の覚悟を聞くと自身の力で雷電に付き従い支え、雷電の敗北が決定的になった際雷電から神器錬成を解くよう言われるも、自身が惚れた男である雷電と運命を共にすると最初から決めており、雷電と共に消滅する。 ランドグリーズ 声 - 川上彩 戦乙女の四女、神名の意味は「盾を壊す者」。神器錬成した相手とその武器は呂布の方天戟。 ブリュンヒルデの命によって初戦に参戦。ヤールングレイプルの片方を砕く力を発揮するが、トールの覚醒雷槌によって破壊され、呂布と共に消滅した。 レギンレイヴ 声 - 川口莉奈 戦乙女の七女、神名の意味は「神々の残された者」。神器錬成した相手とその武器はアダムのメリケンサック。 ゼウスとの闘いをほぼ無傷で切り抜けるが、アダムが死亡したことでアダムと共に消滅する。 アルヴィト 戦乙女の十女。神器錬成した相手と武器は始皇帝の『神羅鎧袖』。 自身のペアである始皇帝の言動に不満を持っており、人の言う事を聞かずに勝手な行動をし神器錬成の練習もせずにいた始皇帝とは心は一つに出来ないと言うも、自身を乙女として接する始皇帝の行動に心がときめき始皇帝と神器錬成した。 フレック 戦乙女の十一女、神名の意味は「武器をガチャつかせる者」。神器錬成した相手とその武器はジャック・ザ・リッパーの触れた物全てを神器に変える手袋。 ブリュンヒルデの命でジャックのパートナーに選ばれたことに不服を申し立てるが、突如現れたジャックによって心を恐怖で染められ、触れた物全てを神器に変える手袋へ神器強制される。ジャックの勝利後は元の姿に戻り、ヘラクレスを殺した感想を聞くと、哀しみの感情を知らないジャックを『可哀想な人』と憐れみを見せ、血塗れの服を着替えるため、ジャックよりも先に闘技場を後にした。その後ラグナロクをジャックと共に観戦している。
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戦乙女
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人間界に降臨した半神半人。ここでは9姉妹とそのペットについて記載。 早乙女 七樹(さおとめ なつき) / ジークルーネ 声 - 本渡楓 9人姉妹の七女。身長155センチメートル、年齢16歳。一人称は「ボク」。五夜、六海とは3つ子。胸は小さめで、自身のコンプレックスだと思っている。 北皇学園高等部2年D組で、拓真とは同級生。高校では「お人形のような可憐さで、誰とでも分け隔てなく接する清らかな心」をもっていると評判で、他校にファンクラブが出来ており、会員数は100人を突破した模様。勉強するときは伊達眼鏡をかけようとするなど、形から入るところがある。あまり、勉強は得意ではない。また、年の割に子供趣味で、モグ三郎というマスコットキャラクターが好き。 オーディンから“恋人”を探す役目を任されて、九姉妹の代表として最初に人間界にやって来た。恋人候補だった拓真が自分の理想とする「白馬の王子様」とはかけ離れた性格だったことに当初は落胆していたが、突如街中に現れた悪魔との戦いでピンチになった時に彼に助けられ、“恋人”と認めた。 命を助けてくれたときの拓真のことをカッコいいと思い、好意を抱いている。そのため、周囲に怖がられて不当な扱いを受けても反論しない拓真に怒りを覚えたりもする。そのせいで拓真への当たりがキツくなっている自覚があり、少し反省している。拓真に恋しているので戦恋での経験値がかなり貯まりやすく、レベルも上がりやすい(所謂「チョロイン」)。 いろいろな悪魔に対応しやすいことから、優先的にレベル上げされる方針となっている。しかし、拓真との頻繁なデートや、悪魔との戦闘によりAPが0になってしまったため、学園祭以降は変身できない状態に陥っていたが、彼が“恋人”の回復能力に覚醒したことで再び戦えるようになった。 能力は『剣(つるぎ)』Lv.20→ Lv.35 。複数の「剣」を生み出す能力で、Lv.22なら50本程度まで作り出せる。攻撃性に優れ、一方で物理攻撃の通用しない相手とは相性が悪い。聖剣はLv1状態の際はハリセン。 早乙女 五夜(さおとめ いつよ) / シュヴェルトライテ 声 - 加隈亜衣 9人姉妹の五女。身長165センチメートル、年齢16歳。一人称は 「わたくし」。 高等部のクラスは2年A組。今年の2学期に北皇学園高等部に編入して、生徒会長に就任した。美貌とカリスマ性で人気。学業も優秀で、2学期の中間テストでは満点で1位を取っている。 父親であるオーディンのことが大好きなファザコン。そのため、拓真とデートしてレベルアップし、最強の戦乙女となって父親になでなでしてもらおうと思っており、姉妹の中でもデートには特に積極的だが、やる気が空回りすることも多い。当初は頼りない拓真のことはどうでもいいと思っていたが、何度も家族の命を救ってくれた彼に次第に恋を抱くようになり、クリスマスの夜に想いを告白。返答は保留されたものの関係を少し進展させ、以降は焦りが消えてデートを強要することもなくなった。 実は小さいころは内気な泣き虫で、いじめられていた過去があり、そのたびに七樹に助けられていた。度々七樹がその話を持ち出して、喧嘩することが多い。姉妹の中では三沙に一番懐いており、彼女が負傷した際にはしばらく勉強が手につかなくなるほど動揺した。一方で一千花の稽古にトラウマがあり、苦手意識を持っている。 能力は『鎖(くさり)』Lv.5→ Lv.32。特殊性が高い能力で、縛られたものの身も心も能力も全て封じることができる。 早乙女 六海(さおとめ むつみ) / ヘルムヴィーゲ 声 - 日高里菜 9人姉妹の六女。身長160センチメートル、年齢16歳。 9人姉妹の中で1番胸が大きい。 高等部でのクラスは2年C組。人気急上昇中の新鋭アイドルで『MUTSUMI(ムツミ)』という名前で活動している。学校のテストでも学年30位以内になるなど、勉強も得意。内気な性格で、デートの幅を広げるためとイヤイヤ始めたアイドル活動だったが、ファンの応援で自信がつき、家族のために強くなろうと考えるようになる。なお、稼ぎ頭として一家の家計をほとんど一人で支えている。 拓真に罵倒されたと思って興奮するなど、マゾの気がある。小さいころ、拓真に似た悪魔に襲われたことがあるので、デートしている時は弱気になりがちだが、拓真に好意を抱いており、周囲から怯えられている拓真の容姿については「かっこいい」と評している。また、地味でネガティブなところに共感している。周りがレベルアップしていくうちに、拓真を積極的にデートに誘うようになってきている。自分だけまともに唇でキスしていないこと、五夜がクリスマスの夜に告白したことなどから焦りを抱くが、戦恋「添い寝」の際に「自分に勇気をくれる」と想いを告白し、唇へのファーストキスをした。 能力は『翼(つばさ)』Lv.5→ Lv.32。戦闘向きではないが特殊性の高い能力で、レベルに応じて飛翔能力が強化され、Lv.6でも人の間を目にも留まらぬ速度で駆け抜けることができる。周囲にいる仲間も同時に浮かせて移動することが可能。ただ空を飛べるだけですごい戦闘力はないと自嘲していたが、冥界の最深部に至るためにはその移動速度が何より重要になると期待されている。 早乙女 一千花(さおとめ いちか) / ブリュンヒルデ 声 - 内山夕実 9人姉妹の長女。身長138センチメートル、年齢25歳。 “樹師”であり、高位神族と渡り合えるほどの実力者。戦闘においてはLv.1の状態でも非常に強力なのだが、APの燃費が悪すぎるため変身すると僅か1秒で立っていられない状態まで消耗してしまう。「樹師」の特異体質は「超敏感肌」で、肌で敵の動きを感じ取り、目では見えないところを補うことができる。 普段はクールだが妹たち全員を溺愛しており、妹と接する時は表情が豊かになる。また、かなりの世間知らずで、八雲の嘘を真に受けたり、マルチ商法に引っかかったりと騙されやすい。後にあまりに浪費するので二葉に叱られてしまい、運送業のバイトを始めることになった。 平時は隠れて拓真の護衛をしている。拓真のことを恋人と認めるわけにはいかないと、姉妹で唯一拓真とルームシェアをしていなかったが、攻撃役である七樹のAP枯渇問題に加え、半神半人の邪神が攻めてくると知り、仕方なくデートに付き合うことになる。しかし妹たちに不敬を働けば即殺すということと、契約上恋人を変えることが出来ないため、せめて自分を惚れさせる男になれと釘を刺している。当初は軟弱な拓真を恋人として認めていなかったため、戦恋をしても経験値がほとんど入らずレベルも上がらなかったが、戦女神との戦いの中で彼が己を顧みず姉妹のために行動したのを見て恋人を認めた。 能力は『槍(やり)』Lv.1→ Lv.7。『剣』同様攻撃性に優れ、主神の一番槍と呼ばれるだけあって幾重もの防御壁を易々と突き破る。 早乙女 二葉(さおとめ ふたば ) / ゲルヒルデ 声 - 原由実 9人姉妹の次女。身長170センチメートル、年齢24歳。おっとりとした性格。家事など家のこと全般を任せられている存在である。 極度の弱視であり、普段は目を細めているが、戦闘時はメガネをかけることによって一千花と並ぶ強さをもつようになる。弱視は感覚を研ぎ澄ますためにエイルに頼んで視力を封印したからであり、普段かけている眼鏡は姉妹からのプレゼントで、封印術式を一時的に緩和できる極上のルーンを刻んだ超高性能宝樹である。 雷神トールの一番弟子で、轟雷一神流免許皆伝。神界では一千花と共に悪魔の軍勢を無傷で殲滅した逸話を持ち、妹たちから「女王陛下」と恐れられる。だが、エーテルの量が9人姉妹の中で1番少なく、神族全体で見ても下の方という欠点を抱えている。幼少期に父親に「弱い」と言われたこともあり、エーテル量の少なさを補うために接近戦での無類の強さを身につけた。 実は邪神派に内通しており、9姉妹の助命、特に四乃の延命を条件に主神派を裏切っている。時鳴鳥と一緒に帰省したタイミングで天狼騎士団の侵入を手引きし、その際に複製した戦士の館の宝物庫を囮に、本物の宝物庫から2つの世界樹の涙も盗み出す。そして“冥界”へ向かう直前、拓真の左手を切断し、宝物庫から盗んだ“停滞”を使って能力を奪い、一千花を退けてロキの元へ向かう。 また、才能だけで恋人としてあてがわれた拓真のことは内心では嫌っていたとロキに指摘されている(経験値やレベルにほぼ変動がなかったことから、拓真には薄々見抜かれていた)。 能力は『城(しろ)』Lv.12→ Lv.17。神界のエーテル要塞「戦士の館(ヴァルハラ)」を丸ごと召喚できる能力。上述の魂量の少なさからLv.1では城壁1枚しか召喚できず、Lv.15でも盾壁や稜堡などの外周部までが限界。高レベルになり魂量が十全であれば、深部の「戦吼」を含めあらゆるエーテル兵器を呼び出せる。 早乙女 三沙(さおとめ みさ) / オルトリンデ 声 - 清水彩香 9人姉妹の三女。身長163センチメートル、年齢20歳。 活気ある性格。神界にいた頃はロングヘアーだったが、人間界へ降りる際にバッサリ短くしている。鰻やオイルなどのにゅるにゅるしたものが苦手。 小さいころは姉にこき使われ、妹ができたらこき使ってやると思っていたのだが、実際に妹が生まれてみると面倒を見るのに精一杯だったという事情のため、面倒見がとても良い。自身の能力の糸でぬいぐるみを作ったりして妹たちを喜ばせている。また、多少のことなら家の家事も手伝っているほか、複数のバイトを掛け持ちして家計を支えており、その繋がりで人脈も広い。 恋愛経験が皆無のため、拓真に対しては特に恋愛感情を持っていないが、元々の面倒見の良さゆえに常に孤独だった彼を放っておけない。なお、神界では同性から言い寄られることが多かったという。 邪神派が阿久津邸を襲撃した際にガルムの『牙』を喰らって致命傷を負うが、冥界まで魂を助けに来た拓真の活躍で蘇生する。 能力は『糸(いと)』Lv.6→ Lv.23。万能性が高く、糸を張り巡らせて周囲を探る、身代わりの糸人形を操る、大量の糸で球体を作って仲間を守る、体内に仕込んだ糸で損傷した臓器を瞬時に縫い合わせちぎれた血管を繋ぎ止める、など様々な工夫ができる。Lv.1では人間界の糸しか操れないので、服を解いて能力を発動している。 早乙女 四乃(さおとめ しの) / ヴァルトラウテ 声 - 逢田梨香子 9人姉妹の四女。身長120センチメートル、年齢18歳。 “樹師”であり低レベルでありながら強力な能力を使えるが、特異体質が「虚弱体質」なので加護なしではすぐに疲れて眠ってしまう。“病”と呼ばれる難病を患っており、普段は病気の進行を抑えるために「刻わたりの兜」で幼い姿を取っている。 悪魔と戦える状態ではなかったため、倉庫で悪魔を封じ込めるための結界を張る役割を担っていた。しかし、スクルド達との大規模戦闘の際には力及ばず、「詩」により融合合体したスクルドの一撃で結界を破られる。大規模戦闘以降は戦恋に本格参加することになり、時折兜を取り素顔を見せている。純真な性格かつ世間知らずで、時鳴鳥に騙されて大胆な行動を取ることも多い。 普段は拓真を「あるじ様」と呼んでいる。拓真に会ったことがあるのでは無いかと尋ねられ、その場では誤魔化したが、その後、気を失っている拓真を「たっくん」と呼んだことから何かしらの形で出逢っている模様。その強さは“樹師”だからというだけではなく、拓真の初恋の相手だからでもあるらしいが、詳細は不明。 能力は『鎧(よろい)』Lv.2→ Lv.25。強固な「結界」を作り出す能力で、悪魔が出現すると拓真の左手小指を発現点として結界が張られる。破壊する方法は“中”から破壊するか、“外”の入り口を破壊するか。結界内は現実とは位相の異なる別世界であり、中でどれだけ暴れても問題ない。EXモードで“詩”を使った際には、街を覆い尽くす世界樹の根を全て鎮めるほどの力を発揮した。 早乙女 八雲(さおとめ やくも) / グリムゲルデ 声 - 河瀬茉希 9人姉妹の八女。身長145センチメートル、年齢14歳。“樹師”。いつも何かしら食べているか、寝ていることが多い。 中学生で、北皇学院中等部に通う。毒舌で冷たい性格をしており、中等部では「北皇学院の氷姫(こおりひめ)」の通称で呼ばれ、高い人気を誇る。 ヘッドホンとマフラーを身につけている。“樹師”の特異体質でどんなに小さな音でも聞き取れる「聴覚過敏」を持ち、悪魔の接近を的確に察知できる。人の心臓の音までとらえることができるので、ヘッドホンで周囲の音がダイレクトに伝わらないようにしている。好きな音は七樹の声、嫌いな音は拓真の心臓の音。 普段、拓真にはとても冷たく接するが、拓真の勇気ある行動に唆される時がある。自分や姉妹たちのレベルアップには割と意欲的で、拓真に対してもしばしば過激なスキンシップを取る。 能力は『音(おと)』Lv.4→ Lv.19。変身時には歌を用いるが、Lv.1の聖剣の形状は笛。万能性が高く、自らが発した音で味方を強化し、反対に敵を弱体化させるといったサポートを行う。 早乙女 九瑠璃(さおとめ くるり) / ロスヴァイセ 声 - 小岩井ことり 9人姉妹の九女。身長105センチメートル、年齢7歳。 明るく活発的な性格。天才発明家で、よくメカを発明している。ただ、結構ドジなところがあり、発明品はたびたび暴走する。 まだ体が幼いため、拓真とはデートではなく遊ぶことによって経験値を得ている。幼女なのでまだ変身することができず、変身するには四乃の「刻わたりの兜」で乙女の年頃まで成長しなければならない。因みに同年代になった場合、七樹より胸が大きくなる。 末っ子であるため、姉たちにはとても可愛がられている。お菓子が大好物で、お化けが大の苦手。 能力は『砲(ほう)』Lv.9→ Lv.26。その能力は大規模爆撃。殲滅力は神界随一であり、広範囲を薙ぎ払うのに適している。ただし1回撃つと再装填まで3時間かかる。スーちゃん / “神速”スレイプニル 声 - 新田ひより 戦乙女のペットの犬。その正体は神族の一員であり、戦乙女九姉妹の友人。神界では少女の姿をしているのだが、「歩き回るの疲れるから」という理由で人間界では小型犬の器を使っている。一千花からの頼みで、七樹が恋人探しのために一足先に人間界に降りた時から護衛をしている。時鳴鳥とは仲が悪く、無駄口を叩く彼にしばしば噛みついている。 能力は『犬(いぬ)』Lv.47。
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