エッダとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > エッダの意味・解説 

エッダ【Edda】

読み方:えっだ

アイスランドに伝わる北欧神話英雄伝説集大成古歌謡の集成である古エッダと、スノッリ=スツルソンによる散文新エッダ2種類がある。神話詩天地創造や神と巨人闘争などを主題とし、ゲルマン神話宝庫


エッダ 【Edda】

アイスランド語書かれ北欧神話英雄伝説集成語義は「知識」「大いなる母」かといわれる韻文(詩)の『古エッダ』と、一三世紀アイスランド学者スノッリ-スツルルソンによる『スノッリ-エッダ』の二種がある。後者作詩の手引書でもある。

エッダ

作者野上弥生子

収載図書野上弥生子全集 別巻 3 児童文学
出版社岩波書店
刊行年月1986.6


エッダ

名前 Edda

エッダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/09 17:30 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search

エッダ (Edda) は、北欧神話の初期(ヴァイキング時代)の形態を伝える文書群である。

スノッリのエッダ

アイスランド詩人スノッリ・ストゥルルソンが1220年頃にの教本『エッダ』を著した。サガと並び北欧神話研究における重要な資料の一つとされている。

本来「エッダ」といえばこれを指すが、古エッダ(および小エッダ)も「エッダ」と呼ばれるようになったため、それらと区別するために特にスノッリのエッダ (Snorri’s Edda)、新エッダ (Younger Edda)、散文のエッダ (Prose Edda) などと呼ばれることもある。

古エッダ

1643年にブリュニョールヴル・スヴェインスソンが、のちに古エッダと呼ばれる歌謡)集が記された写本『王の写本』を発見した。

スノッリのエッダに引用されていた詩や、同じ内容を物語る詩が多く含まれていたため、スノッリのエッダの元になった本だと考えられ古エッダ (Elder Edda) と呼ばれるようになったが、実際は1270年頃に編纂されたものだと考えられている。またスノッリのエッダに対して詩のエッダ (Poetic Edda) と呼ばれることもある。

ブリュニョールヴルはこれをセームンドル・シグフースソンの手によるものと考えていたため、それに倣いセームンドルのエッダ (Sæmundar Edda) と呼ばれていたこともあったが、このセームンドルが作者であるという説は現在では否定されている。

小エッダ

AM 748 I 4to』や『フラート島本』、『ヴォルム写本』など『王の写本』以外の写本や、『スノッリのエッダ』、サガなどの中に、古エッダの中の詩と同じ形式の詩(エッダ詩)が残されていた。これらは小エッダと呼ばれ、多くは古エッダに含めて語られる。


エッダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 09:21 UTC 版)

牧場物語 つながる新天地」の記事における「エッダ」の解説

牧場主1人。人の良い老婆

※この「エッダ」の解説は、「牧場物語 つながる新天地」の解説の一部です。
「エッダ」を含む「牧場物語 つながる新天地」の記事については、「牧場物語 つながる新天地」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「エッダ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エッダ」の関連用語

エッダのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エッダのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中経出版中経出版
Copyright (C) 2025 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエッダ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの牧場物語 つながる新天地 (改訂履歴)、マギの登場人物 (改訂履歴)、アイスランド文学 (改訂履歴)、ブリュンヒルド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS