スリュムヘイムとは? わかりやすく解説

スリュムヘイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/25 00:57 UTC 版)

スリュムヘイムトリルハイム[1]とも。古ノルド語: Þrymheimr)とは、北欧神話に登場する巨人スィアチの館である。その名前は「轟く家」("crash-home")[2]、「雷の鳴る家」("Thunder Home")[3]、「騒がしい家」("noisy-home")[4]を意味する。

スリュムヘイムはヨトゥンヘイムの山合いにあった[5]。スィアチが雷神トールに倒された後は、娘のスカジが一人で暮らしていたようである。『古エッダ』の『グリームニルの言葉』において神々の住居が列挙されるが、このスリュムヘイムは6番目に挙げられ、そこでスカジは「神々の麗しい花嫁」と呼ばれる[6]

スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第23章によれば、スカジは海神ニョルズと結婚したが、彼女はスリュムヘイムに住みたいと言った。しかしニョルズは自分の館ノーアトゥーンで暮らしたいと言った。そこで2人は7日ずつ交互に互いの館で暮らすことにした。しかしノーアトゥーンは港にあったため、スカジは海鳥の声がうるさくて眠れなかった。ニョルズはスリュムヘイムで暮らす間、狼の遠吠えが我慢ならなかった。2人は離婚し、スカジはスリュムヘイムでまた暮らすようになった[7]

一説には、弓の神ウルとスカジが出会って意気投合し、スリュムヘイムで同居するようになったとも言われている[8]

脚注

W.G. Collingwoodによって描かれた、スカジとニョルズのスリュムヘイムでの生活。(1908年)
[ヘルプ]
  1. ^ 『北欧の神話伝説(II)』にみられる表記。
  2. ^ Orchard (1997:165).
  3. ^ Byock (2006:34).
  4. ^ Simek (2007:330).
  5. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』244頁。
  6. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』53頁。
  7. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』244-245頁。
  8. ^ 『北欧の神話伝説(II)』8-12頁。ただし原典の説明はなし。

関連項目

参考文献


スリュムヘイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 09:39 UTC 版)

ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・ナイツ」の記事における「スリュムヘイム」の解説

金獅子騎士団総本部たる海底要塞

※この「スリュムヘイム」の解説は、「ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・ナイツ」の解説の一部です。
「スリュムヘイム」を含む「ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・ナイツ」の記事については、「ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・ナイツ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「スリュムヘイム」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スリュムヘイム」の関連用語

スリュムヘイムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スリュムヘイムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスリュムヘイム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・ナイツ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS