ヘルモーズとは? わかりやすく解説

ヘルモーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/20 01:25 UTC 版)

ヘルモーズ
18世紀のアイスランド語の写本『NKS 1867 4to』の挿絵より。ヘルモーズがスレイプニルに乗ってヘルヘイムへ赴き、女王ヘルとバルドルに会う場面
古ノルド語 Hermóðr
オーディン
テンプレートを表示

ヘルモーズ[1]古ノルド語: Hermóðr 英語: Hermod)は北欧神話の一柱。「Hermóðr」とは、古ノルド語で「勇気-戦い」を意味する[2]オーディンの息子であり、アース神族に属する。〈俊敏のヘルモーズ〉とも呼ばれる[3]

ギュルヴィたぶらかし

ヘルモーズは『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第49章に登場する[4]

ロキの奸計によって兄弟であるバルドルが命を落とした際、オーディンの命により8脚の神馬スレイプニルを駆って、冥府の女王ヘルの下に向かった。

ギョッル川にかかった橋ギャッラルブルーのところで番をしている巨人女性モーズグズから道を教えてもらい、ヘルの垣根を越え、館へ進んで、その広間で兄バルドルと再会した。

ヘルモーズは兄と一晩過ごし、翌朝、ヘルと会って兄の黄泉還りを願った。 ヘルは「全世界の者がバルドルのために泣くならば」と蘇生に条件をつける。

アースガルズへ戻る前にヘルモーズは、バルドルから父オーディンへの贈り物として、バルドルと一緒に焼かれたドラウプニルを渡された。 また、バルドルの妻ナンナからは、バルドルの母フリッグと、女神フッラへの贈り物を託された。

ヘルモーズから報告を受けたフリッグの頼みにより、あらゆる生物・無生物が彼の為に泣いた。しかし、ロキの変身した女巨人セック(ソック)だけが泣かなかったので、バルドルの復活はついにかなわなかった。

脚注

  1. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』などにみられる表記。
  2. ^ Orchard (1997:83).
  3. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』271頁。
  4. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』271-273頁。

参考文献


ヘルモーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 13:38 UTC 版)

ヴァルキリープロファイル」の記事における「ヘルモーズ」の解説

足の速さでは右に出るものがいない神。主に斥候伝令勤める。

※この「ヘルモーズ」の解説は、「ヴァルキリープロファイル」の解説の一部です。
「ヘルモーズ」を含む「ヴァルキリープロファイル」の記事については、「ヴァルキリープロファイル」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ヘルモーズ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヘルモーズ」の関連用語

ヘルモーズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヘルモーズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヘルモーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのヴァルキリープロファイル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS