ワルキューレとは? わかりやすく解説

ワルキューレ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 07:03 UTC 版)

ワルキューレドイツ語: Walküre)またはヴァルキュリャ古ノルド語: valkyrja、「戦死者を選ぶもの」の意)は、北欧神話において、戦場で生きる者と死ぬ者を定める女性、およびその軍団のことである[注 1]。戦場で死んだ者の半分をオージンの治める死者の館ヴァルホルに連れて行く役割を担う。ヴァルホルでは、死んだ戦士たちは終末戦争ラグナロクに備える兵士エインヘリャルとなるが、ヴァルキュリャは彼らに蜜酒を与える給仕ともなる。また、ヴァルキュリャは英雄をはじめとする人間たちの恋人としても登場し、そのような場合は王族の娘として描かれることもある。ワタリガラスを伴って描かれたり、また白鳥と結び付けられることもある。


注釈

  1. ^ ドイツ語のWalküre(ワルキューレ、ヴァルキューレ)は、古ノルド語valkyrja(ワルキュリャ、ワルキュルヤ)からの借用である。英語ではvalkyrie(ヴァルキリー)という。日本では、アイスランド語での発音を反映したヴァルキュリャ、ヴァルキュリヤや、ノルウェー語ブークモールに基づくヴァルキューリといった転写も見られる。
  2. ^ 「勝利の樹」は戦士のケニングで、「賢明なる勝利の樹」はオーディンを指す。「神聖な死体」は死んだバルドルのこと[31]
  3. ^ 「余」はオーディンのこと[32]

出典

  1. ^ Byock (2005:142–143).
  2. ^ Orel (2003:442).
  3. ^ Simek (2007:254 and 349).
  4. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.12.
    ヴァルキュリャの名前については Orchard (1995:193–195).
  5. ^ Larrington (1999:57).
    ヴァルキュリャの名前については Orchard (1995:193–195).
  6. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.93.
  7. ^ Orchard (1997:83).
  8. ^ Simek (2007:251).
  9. ^ Larrington (1999:102).
  10. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.104.
  11. ^ Orchard (1997:194).
  12. ^ Larrington (1999:116–117).
  13. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.106.
  14. ^ Larrington (1999:120).
  15. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.108.
  16. ^ Larrington (1999:122).
  17. ^ Orchard (1997:81).
  18. ^ Larrington (1999:125).
  19. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.114.
  20. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.115.
  21. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.116.
  22. ^ Larrington (1999:132).
  23. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.119.
  24. ^ Larrington (1999:133 and 281).
  25. ^ Larrington (1999:135).
  26. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.125.
  27. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.143.
  28. ^ Larrington (1999:166–167).
  29. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.144.
  30. ^ a b 『エッダ 古代北欧歌謡集』p.253.
  31. ^ スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」、pp.10-11
  32. ^ スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」、pp.10-12
  33. ^ Faulkes (1995:94).
  34. ^ Faulkes (1995:102).
  35. ^ Faulkes (1995:117–119).
  36. ^ Faulkes (1995:157).
  37. ^ Jónsson (1973:678).
  38. ^ Hollander (1980:54).
  39. ^ Hollander (1980:54–57).
  40. ^ Hollander (1980:66).
  41. ^ Hollander (1980:68).
  42. ^ Hollander (1980:66).
  43. ^ Finlay (2004:58).
  44. ^ Finlay (2004:59).
  45. ^ Hollander (2007:124–125).
  46. ^ Hollander (2007:125).
  47. ^ Hollander (2007:126).
  48. ^ Hollander (2007:126–127).
  49. ^ a b MacLeod (2006:37).
  50. ^ Andrén (2006:11).
  51. ^ MacLeod (2006:34–35).
  52. ^ a b MacLeod (2006:34–37).
  53. ^ Orchard (1997:172) and Lindow (2001:96).
  54. ^ Lindow (2001:276).
  55. ^ Wessén & Jansson (1953–58:621).
  56. ^ Kennedy (2013).
  57. ^ a b Simek (2007:349).
  58. ^ MacLeod (2006:39).
  59. ^ Davidson (1990:61).
  60. ^ Davidson (1990:61–62).
  61. ^ Davidson (1988:96).
  62. ^ Davidson (1988:96–97) やSimek (2007:349)など。
  63. ^ Simek (2007:143). For Hariasa, Simek (2007:131).
  64. ^ Simek (2007:142).
  65. ^ Simek (2007:308).
  66. ^ Näsström (1999:61).
  67. ^ Dobat (2006:186).
  68. ^ F.マルティーニ著『ドイツ文学史』高木実、尾崎盛景、棗田光幸、山田広明 共訳、p.22。
  69. ^ Simek (2007:61–62).
  70. ^ Grimm (1882:421).
  71. ^ North (1997:106).
  72. ^ North (1997:106).
  73. ^ Simek (2007:349–350).
  74. ^ Gentry et al. 2011, pp. 222.
  75. ^ 三省堂『クラウン独和辞典』1480頁。1991年3月1日発行。


「ワルキューレ」の続きの解説一覧

ワルキューレ(Valkyrie)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 02:35 UTC 版)

NetHack」の記事における「ワルキューレ(Valkyrie)」の解説

パワープレイヤーのひとつ北欧神話元である。武器アーティファクトであるミュルニールの真の力を利用できる唯一の職業である。優れた初期装備能力序盤をこなし、中盤以降強力なアーティファクト入手できることから初心者でもプレイしやすい職業である。

※この「ワルキューレ(Valkyrie)」の解説は、「NetHack」の解説の一部です。
「ワルキューレ(Valkyrie)」を含む「NetHack」の記事については、「NetHack」の概要を参照ください。


ワルキューレ(Valkyrie)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 23:48 UTC 版)

ヒドラ (マーベル・コミック)」の記事における「ワルキューレ(Valkyrie)」の解説

ホルテン Ho229酷似し戦闘爆撃機大戦時には珍しジェットエンジン搭載している。甲板上には、パルスビームを連射する2門の回転砲台左右に1台ずつ装備している機内にはパラサイトを3機分搭載可能であり投下する形で発艦させる。コクピット内は、戦艦ブリッジのように広大で操縦席のほかにテッセラクト収納する装置備わる。さらに自動操縦機能有している。

※この「ワルキューレ(Valkyrie)」の解説は、「ヒドラ (マーベル・コミック)」の解説の一部です。
「ワルキューレ(Valkyrie)」を含む「ヒドラ (マーベル・コミック)」の記事については、「ヒドラ (マーベル・コミック)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ワルキューレ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

ワルキューレ

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 00:41 UTC 版)

固有名詞

ワルキューレ

  1. 北欧神話における、オーディン侍女戦乙女(いくさおとめ)とも呼ばれる

語源

ドイツ語 Walküre発音ヴァルキューレ」の [v] 音を [w] 音で読んだもの。元は、「死せ英雄を選ぶ者」の意。

別称

関連語


「ワルキューレ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



ワルキューレと同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

ワルキューレのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ワルキューレのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
HONDAHONDA
COPYRIGHT (C) 2022 Honda Motor Co., Ltd. and its subsidiaries and affiliates. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのワルキューレ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのNetHack (改訂履歴)、ヒドラ (マーベル・コミック) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのワルキューレ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2022 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2022 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2022 GRAS Group, Inc.RSS