ギュルヴィたぶらかし
ギュルヴィたぶらかし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/25 00:58 UTC 版)
第51章において、ヨルムンガンドの巨躯が起こした高潮の中に船のナグルファルが浮かび、その舵をフリュムがとっている、と語られている。 やがてフリュムは霜の巨人全員を従えて、ヴィーグリーズの野に現れる。
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ギュルヴィたぶらかし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 05:24 UTC 版)
「スノッリのエッダ」の記事における「ギュルヴィたぶらかし」の解説
詳細は「ギュルヴィたぶらかし」を参照 魔術王ギュルヴィが変装してアースガルズに赴き、そこでオーディン神らから古代の伝承や予言を語られる、という筋立て。古エッダや民間伝承に基き、世界創世や人間の創造、神々の一覧、未来に起こるであろう最終戦争ラグナロクなどのことがまとめられている。
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ギュルヴィたぶらかし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 07:03 UTC 版)
「ワルキューレ」の記事における「ギュルヴィたぶらかし」の解説
『スノッリのエッダ』でヴァルキュリャの語が最初に現れるのは、『ギュルヴィたぶらかし』の36章である。ハールという王冠をかぶった人物が、ギュルヴィ王が変装したガングレリに、ヴァルキュリャの仕事を教え、数柱の女神についても話した。ハール曰く、「ヴァルハラにはべって、飲物を運び、食卓や酒器を受けもつものがいる」といい、『グリームニルの言葉』のスタンザから引用した名前のリストを読み上げた上で、「これらはヴァルキューレと呼ばれている。オーディンが彼らをすべての戦場につかわし、彼らは人々の死の色を見て取り、勝敗を決めるのだ」と述べる。さらに、グン、ロータ、「最も若きノルン」スクルドの3人の名前を付け加え、「たえず馬にまたがって戦死者を選び、戦の決着をつける」とした。49章では、オージンと妻フリッグが死んだ息子バルドルの弔いに訪れたとき、ヴァルキュリャとワタリガラス(フギンとムニン)がともにあったことが語られる。
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ギュルヴィたぶらかし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 08:50 UTC 版)
ヘルモーズは『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第49章に登場する。 ロキの奸計によって兄弟であるバルドルが命を落とした際、オーディンの命により8脚の神馬スレイプニルを駆って、冥府の女王ヘルの下に向かった。 ギョッル川にかかった橋ギャッラルブルーのところで番をしている巨人女性モーズグズから道を教えてもらい、ヘルの垣根を越え、館へ進んで、その広間で兄バルドルと再会した。 ヘルモーズは兄と一晩過ごし、翌朝、ヘルと会って兄の黄泉還りを願った。ヘルは「全世界の者がバルドルのために泣くならば」と蘇生に条件をつける。 アースガルズへ戻る前にヘルモーズは、バルドルから父オーディンへの贈り物として、バルドルと一緒に焼かれたドラウプニルを渡された。また、バルドルの妻ナンナからは、バルドルの母フリッグと、女神フッラへの贈り物を託された。 ヘルモーズから報告を受けたフリッグの頼みにより、あらゆる生物・無生物が彼の為に泣いた。しかし、ロキの変身した女巨人セック(ソック)だけが泣かなかったので、バルドルの復活はついにかなわなかった。
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ギュルヴィたぶらかし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/08/15 11:47 UTC 版)
『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』において、ボルソルンは、アース神族のオーディンの母となるベストラの父とされている。 なお、ドナルド・A・マッケンジー『北欧のロマン ゲルマン神話』(東浦義雄、竹村恵都子訳、大修館書店)においては、ベストラの父はボルソルンではなくユミルであるとされている。 (詳細はベストラを参照)
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ギュルヴィたぶらかし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/28 05:36 UTC 版)
「エインヘリャル」の記事における「ギュルヴィたぶらかし」の解説
『ギュルヴィたぶらかし』では、ラグナロクの時にはエインヘリャルが皆甲冑に身を固め、同様に武装したアース神族とともに、ヴィーグリーズの野に攻め込んできた巨人の軍勢に向かって進軍する様子が書かれている(オーディン対フェンリルのように、特定のエインヘリャルが特定の敵と戦うエピソードはない)。 『ギュルヴィたぶらかし』には、また、次のようなことが書いてある。 アルファズル(万物の父。オーディン)はまたヴァルファズル(戦死者の父)とも呼ばれる。それは、戦死者が1人残らず彼の養子となるからだ。オーディンは彼らをヴァルハラとヴィーンゴールヴ(女神の宮殿)に送る。彼らはそこでエインヘリャル(エインヘルヤル)と呼ばれる。 — 、『エッダ 古代北欧歌謡集』241-242頁
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ギュルヴィたぶらかし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 00:36 UTC 版)
「エリ (北欧神話)」の記事における「ギュルヴィたぶらかし」の解説
「ギュルヴィたぶらかし」において、トールと旅の供のロキ、シャールヴィらは、巨人ウートガルザ・ロキの広間にて、トールらの力と技を試す難題を出される。トールは酒の飲み比べで恥をかかされたばかりであり、雪辱を果たしたがっていた。 トールが言った。「汝らは我を小さいと云うが、誰かこの場に出てきて、我と角力を取らぬか。頭に来ているのだ」ウートガルザ・ロキは応えて、彼の周りの長椅子の方を見回し、話した。「汝と角力を取ることで面目が潰れることになりそうな者は、この中にはおらぬようだ」そしてこう続けた。「まずは、我が乳母のエリを此処に呼び、トールが応じるなら彼女と角力を取らせよう。彼女はこれまでトールに勝るとも劣らず強く見える者たちを投げ負かしてきたのだ」直ぐに一人の、年月に打たれた様子の老婆が広間に入ってきた。そしてウートガルザ・ロキは彼女がアースのトールと取組をするのだと言った。長々と物言いをつける必要はなかった。さて、苦闘の顛末はこうである。トールがますます激しく掴もうとするほど、彼女の立ち上がりは速さを増す。老婆が抑え込もうとする。トールはたたらを踏む。彼らの引き合いは激しいものとなった。しかしトールが膝を、片方だが、地に着けるまで長い時間はかからなかった。そしてウートガルザ・ロキは上がり出て彼らに角力を止めさせ、トールはこれ以上他の護衛の者に角力を挑む必要はないであろう、と言った。 その後、トールと一行がウートガルザ・ロキの広間を無事に出たところで、ウートガルザ・ロキは明らかにした。トールの相手は見た目よりもずっと手ごわい存在であり、トールの腕前は実のところ驚くべきものであったと。 角力の試合についても大きな驚きであった、汝があれほど長く耐え、そして片膝を着いてからそれ以上倒れなかったのは。エリとの角力でな。なぜならば、そのような者はこれまでに無く、これからも無いであろうから。「老齢(エリ)」に甘んじるほど老いた者で、「老齢」が倒すことができなかった者は。 トールがウートガルザ・ロキのもとを訪れる物語は『スノッリのエッダ』でしか語られておらず、また珍しくスノッリはこの物語を裏付ける古い詩を一つも引用していない。この物語に関するスノッリの情報源は不明であり、大部分がスノッリ自身によって作られた可能性が示唆されている。 エリは他の現存する資料では言及されていないが、神々でさえ老化の影響から免れるわけではないという観念は、神々が若さを保つために定期的にイズンの林檎を食べなければならないという事実によって裏付けられている。
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ギュルヴィたぶらかし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 05:59 UTC 版)
以下は『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』が伝える話である。 トールがロキたちを従えてウートガルザ・ロキの治める巨人の国ウートガルズに行った際、ウートガルザ・ロキの宮廷において、トールたちと巨人たちとで競争をすることとなった。 最初にロキとロギが骨付き肉の早食い競争を行った。ロキは器用に骨や皮を除いて食べ、無事完食したが、ロギは肉はおろか骨や木皿、さらには桶までも食べつくし、ロキの負けとなった。 実はその正体は火であり、ウートガルザ・ロキが見せた幻影であった。
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