マーニ
マーニ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/14 18:21 UTC 版)
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マーニ、またはマニ (Máni) は、北欧神話に登場する月の神。
『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第11章から第12章で、次のように説明されている[1]。
- ムンディルファリという男が、自身の2人の子供があまりに美しいことから、娘にソール(太陽)、息子にマーニ(月)という名をつけた。神々はこれに怒り、2人を捕らえて、太陽を牽く馬車の馭者をさせた。ソールは太陽の運行を、マーニは月の運行と満ち欠けを司る。
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馬の名はアールヴァク(「早起き」の意)、アルスヴィズ(「快速」の意)といい、体を冷やすための
鞴 が取り付けられている。 - 月は常にハティという狼に追いかけられているため、急いで運行しなければならない。
- マーニは、ヒューキとビルが肩に負った天秤棒でセーグ(Sægr[2])を担いでいるのを見つけると、この2人の子供を地上から月へと連れ去った。ヴィズフィンル(Vidfinn)という男の子供である彼らが月に付き添う姿は、地上からも見える。
『ギュルヴィたぶらかし』第51章において、ラグナロクの時、月は狼(ハティもしくはマーナガルム)に捕らえられて大損害を受けるといわれている[3]。
脚注
- ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』232-233頁。
- ^ CyberSamurai Encyclopedia of Norse Mythology: Prose Edda - Gylfaginning (English) XI. Frá Sól ok Mána Archived 2007年9月27日, at the Wayback Machine.にみられる綴り。
- ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』275頁。
参考文献
関連項目
- ノート (北欧神話) - 北欧神話において夜を司る女神
- マーナガルム - 月を追いかける狼
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マーニ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/13 21:05 UTC 版)
「ラグナロク (小説)」の記事における「マーニ」の解説
ソールの兄で闇の種族の上級眷属。5000年前、ロキの手によって翼をもがれた事からロキの血を引くリロイを憎悪している。
※この「マーニ」の解説は、「ラグナロク (小説)」の解説の一部です。
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「マーニ」の例文・使い方・用例・文例
- シャルルマーニュの目的はまさに帝国時代のローマの栄光を取り戻すことにほかならなかった.
- シャルルマーニュ大帝の父によって創設されたフランク王朝の、または、フランク王朝に関する
- 751から987まで支配したシャルルマーニュ大帝の父親によって設立されたフランク王朝
- 9世紀にシャルルマーニュによって築かれ、今日ドイツ最大の港であるエルベ川沿いのドイツ北部の港湾都市
- エミリアロマーニャの首都
- イタリア人の795年から816年までの教皇、800年にローマ人のシャルルマーニュ皇帝を王位につかせた(750年−816年)
- シャルルマーニュ大帝の3人目の息子で、フランスとドイツの王、神聖ローマ帝国の皇帝(778年−840年)
- フランクスの帝王で、教皇の影響力を擁護し、751年にカロリング王家の人王朝を設立したシャルルマーニュの父(714年−768年)
- ファッションデザイナーのジョルジオ・アルマーニ氏によってデザインされたホテルも入っている。
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