フヴェルゲルミル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/26 16:46 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動フヴェルゲルミル(Hvergelmir、古ノルド語で「沸き立つ鍋」[1]、「叫ぶ大釜」の意)は、北欧神話においてニヴルヘイムに存在するとされる泉[2]。
『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』によると、ユグドラシルの根の下にある3つの泉の1つ(他の2つはミーミルの泉、ウルズの泉)で、ニーズヘッグが棲んでいるとされる[3]。フヴェルゲルミルはスヴォル、グンスラー、フィヨルム、フィンブルスル、フリーズ、スリーズ、ユルグ、スュルグ、ヴィーズ、レイプト、ギョッルという11の川の源となっており[2]、これらの川は総称でエーリヴァーガルと呼ばれる。
脚注
参考文献
- V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。
関連項目
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固有名詞の分類
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