フランクス
フランクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 15:04 UTC 版)
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」の記事における「フランクス」の解説
叫竜に対抗するため、APEがフランクス博士を中心に開発した人型ロボット兵器。女性のようなフォルムが特徴。英語表記は「FRANXX」で、名称は「鋼鉄の乙女」を意味する。 複座式で、操縦を担う雄式操縦者「ステイメン」と、機体に直接同調して動力制御を担当する雌式操縦者「ピスティル」が、二人一組になって頭部のコクピットに搭乗する。機体内ではピスティルが前傾姿勢で前席に、ステイメンがその後ろの座席に着座して、ピスティルのパイロットスーツが変形した起動フードや操縦桿を用いて機体を操作する。起動すると顔の表面に目や口が投影され、ピスティルに合わせて表情が変化する。 ピスティルが機体と同調して動力制御を行う関係上、ピスティルの身体能力に合わない無理な動きは出来ず、機体に加わるダメージはすべてピスティルに幻痛として感じられるため、過度な負荷を受けるとピスティルが気絶し、戦闘不能に陥る場合がある。また、ピスティルが単体で機体を操縦する獣のような暴走形態「スタンピード・モード」になる危険性もあり、真の性能を発揮するにはステイメンとピスティルが信頼を深め、それによって互いから発せられる「ポジティブパルス」と「ネガティブパルス」を同調させることが重要視される。 搭乗により老化を早める副作用が示唆されており、ミクなどはグランクレバス戦後に頭髪の一部が白髪となり始め、機体のエネルギーを一度に大量に使用したイクノは一瞬で白髪頭となってしまった。 試作機の段階では単座式であり、当初は生殖能力を失った大人がテストパイロットとして乗り込んでいたが、満足に起動することさえ叶わなかった。後に、黄血球を投与した生殖能力が残っている人間を必要とすることが判明し、最終的に複座式になった経緯がある。フランクス博士により、叫竜を元にして作られたことが判明した。 宇宙に上がった際、地上に残ったジェニスタ及びアパス化しているストレリチア以外は、叫竜達の技術により宇宙仕様に改良され、脚部に宇宙用ブースター、共通の武装として十文字槍を装備する。また、カラーリングも黒を基調としたものに変化した。
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