神話に登場する山の巨人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/06 01:08 UTC 版)
山の巨人について、名前がわかるのは、まず豊穣神フレイの妻となったゲルズの母アウルボザ(『ギュルヴィたぶらかし』 第37章)。そして、『古エッダ』の『グロッティの歌』に登場する、山の巨人のイジ (Iði) とアウルニル (Aurnir) の兄弟から生まれた、フェニヤ (Fenia) とメニヤ (Menia) がいる。さらにフェニヤとメニヤが自分たちの祖先として、シャツィ、フルングニルの名を挙げている。なお、フルングニルの頭部と心臓は石でできていたという。 他に、アースガルズの城壁を修理すると申し出た石工の正体は無名の山の巨人であった(『ギュルヴィたぶらかし』第42章)。また、彼らはバルドルの葬儀の際に霜の巨人とともに参列したとされている(同第49章)。
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