ギュルヴィ王とゲフィオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 02:39 UTC 版)
「ギュルヴィ」の記事における「ギュルヴィ王とゲフィオン」の解説
スノッリ・ストゥルルソンによる『ユングリング家のサガ』(『ヘイムスクリングラ』の最初の章)と『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』には、ギュルヴィ王が女神ゲフィオンに、一晩で耕すことができた面積の土地を与えるともちかけた話が収録されている。 ゲフィオンは4人の息子を雄牛に変身させると、島をつくるのに十分な土砂を鋤き取って海へ運んだ。その島がデンマークのシェラン島、えぐられた場所がスウェーデンの湖メーラレン湖である。 この伝説を記念して、1908年にAnders Bundgaardによってブロンズ製の彫刻が制作された。それは「ゲフィオンの噴水」と呼ばれ、デンマークの首都コペンハーゲンにある。
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