『スノッリのエッダ』とは? わかりやすく解説

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『スノッリのエッダ』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 09:01 UTC 版)

ヘンギストとホルサ」の記事における「『スノッリのエッダ』」の解説

13世紀アイスランド人スノッリ・ストゥルルソン書いた『スノッリのエッダ』では、序文において短くヘンギストに言及している。彼はキリスト教徒視点からゲルマン人歴史エウヘメリズム的に解釈しその中でオーディンが3人の息子ザクセン送ったとした。その中でザクセン支配者となったのがVeggdeggという人物で、その子一人がウィトルギルス(Vitrgils)、その子がウィッタ(Vitta)、そしてその子がヘンギストであるとした。

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『スノッリのエッダ』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 04:28 UTC 版)

スルーズ」の記事における「『スノッリのエッダ』」の解説

スノッリのエッダ『詩語法』 (4) においてトールが「スルーズの父」(faðir Þrúðar)というケニング呼ばれる場面があり、Eysteinn Valdasonはトールたたえる詩の中でこのケニング用いているほか、『詩語法』(21) では、スルーズ母としてシフの名が挙げられている。 ブラギ・ボッダソン(英語版)の『ラグナル頌歌』では、霜の巨人一人であるフルングニルについて「スルーズ奪い手」というケニング割り当てられているものの、このケニング由来について直接的に言及した資料存在しない。 スノッリがトールフルングニル戦いについて言及している『詩語法』 (17)では、全く異な原因について言及されており、スカルド詩人フヴィーンのショーゾールヴル(英語版)の『長き秋』では理由もなく戦う様子描写されているだけである。 『長き秋』では「巨人スィアチによるイズン拉致」と「トールフルングニル戦い」が『スノッリのエッダ』への引用という形で現存している。スカルド詩研究者であるマーガレット・クルーニーズ・ロス(英語版)は、いずれの話も巨人女神拉致して失敗終わった挙句殺されるという内容であることから、これらの2つエピソード補足的なものではないかとみている。 また、エイリーヴル・ゴズルーナルソン(英語版)のスカルド詩ソール頌歌(18)では、トールに対してスルーズに対して激し熱望を抱く者」(þrámóðnir Þrúðar)というケニング使われている。

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『スノッリのエッダ』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/28 07:36 UTC 版)

ウートガルザ・ロキ」の記事における「『スノッリのエッダ』」の解説

ウートガルザ・ロキは『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』46-47章に登場する。幻を操る術や奸智にたけた策を得意とする雷神トールウートガルズ訪れた際は、まず変装してスクリューミルになり、遠方の山を自分頭部だとトールに見誤らせてミョルニル殴打させるなど、幻術たぶらかしたトールが、ロキ従者シャールヴィレスクヴァ連れて自分の城に訪ねてくると、さっそく技比べ申し出た。そして、ロギ野火)、フギ思考)、海に繋がった角杯灰色変身させたヨルムンガンドエリ英語版)(老い)を用いてトール一行打ち負かした

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『スノッリのエッダ』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 01:53 UTC 版)

テュール」の記事における「『スノッリのエッダ』」の解説

獰猛なフェンリル最初神々の元で拘束されていたが、餌をやる勇気があったのはテュールけだった。やがてフェンリルグレイプニルに繋ぐことになった際、疑り深いフェンリルグレイプニル危険でないことの証明のため誰かの腕を自身口内入れることを要求し、他の神々戸惑っているのを見てフェンリル嘲笑する。それを見たテュールはこれはまずい、と思い自ら腕を入れる。グレイプニル繋がれたあとフェンリルはそれを壊すことが出来ない悟ったが既に遅く怒り狂ったフェンリルテュールの腕を噛み切ったテュール片腕が無いのはそのためである(『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』34章による)。

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