他の文献との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/09 09:46 UTC 版)
「グリーピルの予言」の記事における「他の文献との関係」の解説
スノッリのエッダにはグリーピルは登場しない。ヴォルスンガ・サガでは16章に登場する。 「ニーベルンゲンの歌」のジークフリートの妻はクリームヒルトだが、北欧神話ではシグルズの妻はグズルーンで、その母がクリームヒルトである。グズルーンの母としてクリームヒルトの名が出てくるのは、古エッダの中ではこの詩と「グズルーンの歌 その2」「オッドルーンの嘆き」「アトリの言葉」である。スノッリのエッダとヴォルスンガ・サガでもクリームヒルトはグズルーンの母とされる。 シグルズがブリュンヒルドの恨みをかったのは、この詩ではシグルズがグンテルに変装してブリュンヒルドと関係したから、とされている。そのことは他に古エッダでは「ブリュンヒルドルの冥府騎行」が示唆するだけである。「スノッリのエッダ」と「ヴォルスンガ・サガ」ではシグルズがグンテルに変装したことがより明瞭に書かれている。
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