『詩語法』
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「ナンナ (北欧神話)」の記事における「『詩語法』」の解説
『詩語法』によると、アースガルズの客であったエーギルのために開催される晩餐会を主催している8名のアースの女神(Ásynjur)の中に、ナンナが挙げられている。しかしながらバルドルは集合した男性のアース神族の中では目立って不在であった。 『詩語法』では他に、バルドルの母フリッグのケニングとして「ナンナの義母」という表現が紹介されている。
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『詩語法』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 06:03 UTC 版)
「スカジ (北欧神話)」の記事における「『詩語法』」の解説
『スノッリのエッダ』第二部『詩語法』では次のような話が紹介されている。ロキを追ってアースガルズに侵入してしまった父スィアチが神々に殺されると、スカジは仇を討つべくアースガルズに乗り込んだ。アース神族は彼女に和解をもちかけ、アース神族との結婚を勧めた。スカジは神々の中で一番の美男子バルドルを選びたかったが、神々が出した条件によって布を被った男神たちの足だけを見て判断せねばならなくなり、結果、当てがはずれニョルズと結婚させられるはめとなった。 スカジは和解の条件として「自らを笑わせてみよ」とも求めていた。スカジを笑わせるために、ロキが自身の陰嚢と牝山羊の髭とを紐でつないで綱引きをするという余興を行うことで怒りをなだめた。 さらに、オーディンはスィアチの両眼を天へ投げ上げ、2つの星にし、彼女はこれを喜んだ。 その後、スカジとニョルズは同居し始めたが、本来彼女は山の守り神としての色が濃く、海の守り神として崇められるニョルズとの結婚がうまくいくはずもなかった。当初はそれぞれの統治する山と海辺とを交互に往復していたが、彼女にとって海辺の家はカモメの鳴き声が不快でならず、またニョルズにとっても夜に聞こえる狼の遠吠えは苦痛であった。そのため、自然と両者は別れ、スカジは山にある父の遺した館スリュムヘイムで暮らすようになったという。 H.R.エリス・デイヴィッドソン(英語版)はこの物語に隠された過去の祭礼を見いだしている。すなわち、9日間の祭礼の間に「聖なる結婚」が行なわれ、片方の神が片方の神の奉られた場所へ運ばれたという祭祀が反映しているという解釈である。また、スカジとニョルズの結婚は、サクソ・グラマティクスが述べるハディングス(英語版)とレグニルダの結婚とよく似ているため、古くからその類似が論じられている。
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『詩語法』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 16:10 UTC 版)
『詩語法』ではバルドルを表すケニングとして、「オーディンとフリッグの子」、「フリングホルニとドラウプニルの所有者」、「ホズの敵」、「ヘルの友」などを紹介している。
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『詩語法』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/06 02:44 UTC 版)
スノッリ・ストゥルルソンの『散文のエッダ』第二部『詩語法』によると首飾りは一度ロキに盗まれたことがある。フレイヤが寝ている隙にロキは蝿に変身して館に侵入し首飾りを盗むが、それを見ていたヘイムダルが首飾りを取り戻そうと雲や熊に変身してロキと闘う。最後にヘイムダルは自分をアザラシの姿に変え、ヴァーガ岩礁とシンガ岩において、アザラシの姿のロキと一戦を交え、長い戦いの後にロキを打ち負かし、ブリーシンガメンをフレイヤに取り戻してやることができた。ヘイムダルに対するケニング「ロキの敵」「フレイヤの首輪の探し手」、ロキに対する「巨人と山羊とブリーシンガメンとイズンのリンゴの盗人」はこの出来事に基づいている。またブリーシンガメンは詩人ウールヴ・ウガソン (en) の詩の中で「美しき海の石」と呼ばれている。
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