『詩語法』でのエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/25 01:11 UTC 版)
「クヴァシル」の記事における「『詩語法』でのエピソード」の解説
クヴァシルは世界中を回って自分の知識を広めようとした。しかし、彼は間もなく、ドワーフの兄弟のフィアラルとガラールによって、2人の住む洞窟で殺された。クヴァシルから搾り取られた血は、オーズレリルまたはオドレーリル(Óðrerir, OdhraerirもしくはOdroerer)という釜と、ソーンまたはソン(Són, Son)と、ボズンまたはボーデン(Boðn, BodenもしくはBodn)という名の壺に貯められた。兄弟はアース神族らには、クヴァシルが自身の知識で窒息して死んだと告げた。兄弟がクヴァシルの血と蜂蜜を混ぜ合わせて保管していたところ、血から詩を生み出す魔力のある詩の蜜酒が醸された。この出来事に由来し、詩は「クヴァシルの血」などと呼ばれることがある。
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