総本部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 07:07 UTC 版)
「ロザリオとバンパイアの登場キャラクター」の記事における「総本部」の解説
通称「空中庭園」。日本の上空4000mを浮遊する強固な要塞で、軍により統治・管理され、構成員は軍服を着用している。また、結界により守られ、人間界からは視ることも感知することもできない。 仮面の王(かめんのおう) 御伽の国の創始者であり、五つ目の仮面を被り黒の衣装で覆われた人物。元は苗一家の創始者であり、後に日本に渡り御伽の国を創設した。 その正体はアルカード(の分身)である藤咲雅が妖気と姿を変えたものである。 アルカード 最古のバンパイアの一人とされる真祖であり、本名はドラキュラ。 元は15世紀ヨーロッパ・ワラキア地方に存在していた名もなき小国の国王であり、自らの国を人と妖が共存できる理想郷にするべく掲げるが、近隣諸国の人間により自らと一人の少女(アカーシャ)を残し国は滅ぼされてしまう。そしてその少女と東へと旅路を続ける中で、平穏を望んだアカーシャとは対極に人間への復讐を望み、約200年前、無数の妖を取り込むことで巨大な魔物と化し、大陸を火の海へと変える。後に三大冥王により倒され封印されるが、その寸前に分身体を作って逃れており、それが仮面の王=藤咲雅となる。 巨大な本体は数百mにまで及び、その姿は多数の触手を持つエイリアンのような形をしている。アカーシャや萌香の真祖の血と同調しており、彼女たちが封印を解く鍵となっている。朱染家の地下に幽閉されていたが、現在は御伽の国本部最下層に移されている。本部の全フロアを一撃で貫き、ミサイルなどの攻撃も効かず、バラバラに破壊されても復活するなど、桁外れの力と再生力・回復力を持つ。 朱染 玉露(しゅぜん ぎょくろ) 御伽の国総司令。刈愛と心愛の実母であり、刈愛と同じく金髪と褐色の肌を持ち、彼女に殺し屋としての教育を施した張本人。 自分から夫・一茶の心を奪ったアカーシャと萌香を憎んでおり、第二部より約7年前から8年前の時点では別居中だった。そして萌香を利用したアルカード復活による人間界の破壊を目論み、それをもってアカーシャへの復讐を果たそうと画策する。また、本格的に動き出す前に朱染家にてクーデターを起こすことで朱染家の当主となっていた。萌香奪還のため本部に潜入してきた月音達に支部長達を差し向ける。 バンパイアの中でも妖気探知能力がずば抜けて高く、「神の視点(エネミー・ゼロ)」を発動させると、数千m先の妖気まで正確に探知することができる。また、ロザリオの髪留め(リミッター)を外すと両の掌に目が現れ、探知し読み取った妖気の質や量から、その者の能力を自動的に再現し獲得できる力を持つ。 長年の研究から封印の十字架(ロザリオ)に備わっているアルカードを制御する力を乗っ取る装置を開発し、萌香からロザリオを奪いアルカードを制御下に置く。また、朱染の吸血鬼達を「実験台」とし、アルカードの肉片を体内に埋め込み屍鬼へと変貌させた。月音との一騎討ちにリミッターを解除して臨み敗北するも、ロザリオと神の視点を駆使してアルカードと限りなく同化し、月音達を圧倒。しかし実はロザリオにはアルカードを制御する力はなく、最後は萌香にロザリオを奪われアルカードに喰われる。 朱染 亞愛(しゅぜん アクア) 萌香の異母姉妹であり、アルカードの血族。 詳細は「朱染家節」の「朱染 亞愛」を参照 朱染 刈愛(しゅぜん カルア) 萌香の異母姉妹であり、雪女の里編では藤咲個人に雇われていた。 詳細は「朱染家節」の「朱染 刈愛」を参照
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総本部長 逢海日永が各支部との連携を乱すためにこの人物の殺害を扇七郎に指示、惨殺された。そのため後任のなり手が見つかっていない。
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