事件名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:41 UTC 版)
「障害者郵便制度悪用事件」の記事における「事件名」の解説
この事件はメディアにより、郵便不正事件、郵便割引不正事件、障害者郵便制度悪用事件、郵便割引制度悪用事件、障害者団体向け郵便割引制度悪用事件など、様々な名称で呼ばれている。
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事件名
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森伐遠征軍 文庫版では数百年前、web版本編では千年程前に存在した西域統一王政国家「世界の父」(ファダーアバーデン)による、オービニエ山脈越えのボキュース大森海への侵攻戦とその侵攻軍の双方を意味する。当時世界の父では既に幻晶騎士(シルエットナイト)が実用化され大量配備されており、それを用いて西域では魔獣を駆逐済みであり、一説には数百騎程が森伐遠征軍に動員されたとされる。 森伐遠征軍は、ボキュース大森海内に数多生息する陸皇亀(ベヘモス)に匹敵する程の超級を含む魔獣群による反撃で壊滅的被害を受け、這う這うの体で撤兵した。撤兵できず現地に残った部隊の一部が後の小鬼族(ゴブリン)さらに後の小人族(ヒューマン)となった。前線基地としてオービニエ山脈東側山麓に残された占領地を基に、後にフレメヴィーラ王国が建国された。但し作中の現在では当時の混乱もあり詳細は不明。 陸皇事変 文庫版では西方暦1277年春。陸皇亀(ベヘモス)1頭のバルゲリー砦及び守備隊突破に始まるフレメヴィーラ王国進入と、及びそれに追い立てられた魔獣群の大移動と、バルゲリー砦騎士団・ライヒアラ騎操士学園野外演習参加者・ヤントゥネン守護騎士団等による防衛駆逐戦。 バルゲリー砦騎士団は破壊され、駐留騎士団主力は玉砕し(若手数名は後方に連絡に派遣された)、バルゲリー砦騎士団・ライヒアラ騎操士学園幻晶騎士に死者を含む被害はあるも、常識的規模よりは遙かに低被害で済んだ。 最終的に文庫版ではバルゲリー砦騎士団長が陸皇亀の左目に突き刺して折れるも残った剣に、Web版アニメ版ではグゥエールに騎乗するエレネスティーが左目に突き刺した剣に、文庫版・アニメ版ではエルの雷撃魔法が誘電命中、Web版ではグゥエールの手より電気を直接送電して、陸皇亀は脳が感電して死亡、強化魔法を失った陸皇亀は自重で自壊し、死体は分解されフレメヴィーラ王国に回収された。 カザドシュ事変 文庫版では西方暦1277年秋。ジャロウデク王国銅牙騎士団による、カザドシュ砦からの新型幻晶騎士テレスターレ奪取、本国搬入事件。エレネスティー曰く「強奪イベント」。 以前よりジャロウデク王国はフレメヴィーラ王国・ライヒアラ学園街・ライヒアラ騎操士学園に諜報・工作員を派遣していた。西方暦1277年晩春、後にテレスターレと名付けられる事になる新型幻晶騎士(シルエットナイト)への改良が始まった頃、諜報・工作の任に当たっていたのが派遣(左遷)されていたケルヒルト率いる銅牙騎士団であり、ジャロウデク王国本国への開発された新型幻晶騎士情報と、文庫版では西方暦1277年秋その試作騎群及び開発担当学生等のカザドシュ砦に居るクヌート・ディクスゴード公爵の元への召喚・移動の本部を通じてのバルドメロ王への報告を受け、バルドメロ王よりケルヒルトへ呪餌(カースドベイト)及びヴェンドバダーラ投入を含む全手段使用許可を含む、テレスターレ奪取ジャロウデク王国本国搬入命令が下され、以後作戦はケルヒルトの現地指揮下で行われた。 受命約一週間後の昼、銅牙騎士団はカザドシュ砦近傍のダリエ村を、恐らくは呪餌(カースドベイト)を用いて魔獣群に襲撃させ、狼煙による救難要請で派遣されたカザドシュ砦駐屯の朱兎騎士団の戦力が低下し、夜になってダリエ村からカザドシュ砦へ報告を携え帰還中のダメージを受けたカルダトア二騎を襲撃、搭乗する騎操士を殺害、代わりに銅牙騎士団騎操士が操縦して、銅牙騎士団騎操士等が乗車する馬車を引き連れ、救難成功後で弛緩したカザドシュ砦に潜入させた。ぎこちない動きをし修理を要すると思われたカルダトア二騎、及びそれに続く馬車はそのまま工房に進み、工房内の鍛冶師達を殺傷、工房内を制圧、工房内のテレスターレ全5騎と新たに3騎のカルダトアを奪取、起動できなかった他のカルダトアを破壊し、逃亡にかかる。交戦の結果カザドシュ砦から脱出できたのはテレスターレ三騎、余は足止めにあたるなり撃破されるなりした。 この時カザドシュ砦内に留め置かれたエルの元へ行きたいアーキッドとアデルトルートを、ディクスゴード公の元へ連れて行く大義名分用に、テレスターレ仕様で修復されたグゥエール(改)と随伴するアールカンバーを含む一行がカザドシュ砦に移動しており、その二騎+一行の馬車に搭載されたモートルビート二騎に騎乗したキッドとアディは、逃亡する三騎と出会い戦闘に入る。一行の内モートルビート残一騎とダーヴィド等を搭載した馬車はカザドシュ砦に到着し、エルにモートルビートを引き渡す。モートルビート駆るエルはカザドシュ砦でなおも暴れる銅牙騎士団騎操士操縦の幻晶騎士群無力化に寄与し、続いて朱兎騎士団団長モルテン騎乗のハイマウォートと共に逃亡したテレスターレを追う。 遭遇戦は、ダメージを受けたテレスターレ一騎がディー騎乗のグゥエール(改)の長時間足止めに成功、無力化し追尾に復帰するも大破・擱座したエドガー騎乗のアールカンバーと遭遇する。この間にテレスターレ一騎VSモートルビート二騎はキッドが張ったワイヤーに偶然引っ掛かりテレスターレが転倒、操縦室ハッチを開けて中の銅牙騎士団騎操士への直接打撃で無力化した。ディーは更に追跡を図るも、後に呪餌で集められたと判明する魔獣群と戦闘に入り、ここでハイマウォートとエル騎乗のモートルビートが追いつくも戦闘は避けられず、アールカンバーを撃破したケルヒルト騎乗のトランドオーケスベースのテレスターレ一騎の逃亡を許す事となり、ケルヒルトはこれを本国ジャロウデク王国に持ち込む任務を成功させた。 この大功を以て、ケルヒルト率いる銅牙騎士団は、本国への凱旋を赦される。テレスターレにより齎された技術は、ジャロウデク王国製幻晶騎士の性能向上に大きく寄与し、後のカルリトスによる西域統一戦争=後世呼称:大西域戦争(ウエスタン・グランドストーム)決行の大きな要因の一つとなる。この外患に鑑みアンブロシウス王は、エルの護衛部隊と開発部隊として銀鳳騎士団を結成させ、このエル率いる銀鳳騎士団が後のカルリトスによる西域統一の野望を打ち砕く最大要因となる。
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