捧げる

デジタル大辞泉

ささ・げる【^×捧げる】

読み方：ささげる

［動ガ下一］［文］ささ・ぐ［ガ下二］《「さしあぐ」の音変化》

１ 両手に持って目の高さより上にあげる。「優勝カップを高々と—・げる」「賞状を—・げてうしろにさがる」

２ 慎みの心をもって、神仏や目上の人などに物をさし出す。たてまつる。献上する。「神前に五穀を—・げる」「この小著を亡き母に—・げます」

３ まごころや愛情を示して相手に尽くす。「戦没者の霊に黙祷(もくとう)を—・げる」「変わらぬ愛を—・げる」

４ 自分の持つすべてを惜しみなくある対象につぎこむ。「伝染病研究に一生を—・げる」

５ 高くあげる。

「燕(つばくらめ)子産まむとするときは、尾を—・げて七度めぐりてなむ産み落とすめる」〈竹取〉

６ 高い大きな声を出す。

「おとど御声を—・げて泣きののしり給へど」〈栄花・本の雫〉

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「捧げる」の例文・使い方・用例・文例

• 犠牲者に哀悼の意を表して１分間の黙とうを捧げる
• 自分のすべてを捧げる
• 一生を捧げる
• しかし、彼らの言う情熱とは、会社に身を捧げるという意味でした。
• 私はあなたに愛されるなら命を捧げる。
• 彼に哀悼の意を捧げる。
• 彼はその政治家に献金を捧げる。
• 彼にこの詩を捧げる。
• 私はこの本を君に捧げる。
• 私はこの歌をあなたに捧げる。
• 私はこの歌詞をあなたに捧げる。
• 私はこの歌を君に捧げる。
• その女は男のために全てを捧げる事が出来る。
• 私はそれに全てを捧げることが出来る。
• 彼らは１２月２４日の晩、熱心に祈りを捧げる。
• 彼は自らの生涯をインドでの病人の治療に捧げるつもりだ。
• その上院議員は、自分の選挙区の人々のために一身を捧げると率直に言明した。
• 〈聖職者が〉ミサを行なう[捧げる].
• 彼女は花束を捧げるように持って師の前に進んだ.