登場クリーチャー
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「ガンサバイバーシリーズ」の記事における「登場クリーチャー」の解説
『バイオハザードシリーズ』に登場するクリーチャーがほとんどで、本作オリジナルのクリーチャーは少ない。 また、ラージ・ローチ以外は頭部が弱点になっている。 ゾンビ / ゾンビ改 『バイオハザードシリーズ』にも登場する敵。 外見やうめき声は『バイオハザード2』のものと同じ。 本作ではショットガンで頭部を狙ったりしても、部位破壊が起きない。 リッカー / リッカー改 / 新型リッカー 序盤から登場。リッカーとリッカー改、新型リッカーの三種類がいる。 種類で武器への耐性が若干変化しているが、共通して硫酸弾に弱い。たまにアークの周囲を延々回り続ける隙だらけの行動をとることがある。 なお、新型リッカーはリッカーに比べ皮膚の色が薄く、細身である。 ゾンビ犬 アークを見つけると飛び掛ってくる。 あらゆる武器が有効だが、動きがすばやいため狙いづらい。大抵は2~5匹程度の群れで現れる。また他のクリーチャーとセットで襲ってくることもある。 従来と違い弾一発では転倒しないので手強くなっている。 大クモ / ブラックタイガー 『バイオハザード』や『バイオハザード2』に登場したクリーチャー。外観上の差は色のみ。 グレネードランチャーの特殊弾頭への耐性が変化しており、大クモは火炎弾が有効だが、ブラックタイガーは火炎弾に対して大幅に強くなっている。そのため、ブラックタイガーへは硫酸弾による攻撃が有効。 カラス 声は聞こえるが、登場するのは一度だけ。 ルート次第では、遭遇すらしない、ある意味レアな敵。 ラージ・ローチ 登場エリアは1カ所のみのある意味レア敵。 場合によっては無視することもできる。電気をつけなければ襲ってこない。 モス・ジャイアント ルート次第では遭遇しない、ある意味レア敵。 『バイオハザード2』より小柄。火炎弾が有効。同時に2匹現れる。 ハンター 高い攻撃力と素早い動きを持ち合わせた敵。 ショットガンが有効。「首刈り」が即死攻撃ではなくなったため弱体化しているが、複数同時に波状攻撃を仕掛けてくる上に、ハンターに背を向けて逃げようとすると、ものすごい跳躍力でアークの正面に回り込み退路を断ってくるので、強敵であることに変わりない。後にハンターαと呼ばれるタイプ。 タイラントT-103型 「2」等に登場した、俗に「量産型タイラント」と呼ばれる個体。本作では、グレネードランチャー・ショットガン・マグナムなどの重火器は全てダメージが半減してしまうため、最も有効なのはハンドガンによる頭部の狙撃。狭い通路で遭遇することが多く、横をすり抜けてやり過ごそうとしてもラリアットで妨害される上、ミドルレンジからでもタックルで突っ込んでくる攻撃が新たに加わったため、倒したほうが無難。倒すと戦利品としてショットガンの弾・グレネード各弾薬の中からランダムで1つを入手できるが、あるルートはタイラントばかりが出現するようになっており、このルートでは弾薬を落とさず、巡回する範囲も決まっている。今回は進め方に関わらず、スーパータイラント化することはない。またいずれのタイラントも別個体である(研究所で大量に生産されているため)。 イビー / 毒イビー(プラント43) 今回は対B.O.W.ガスは存在しないが、毒イビーは普通に登場する。終盤に登場する敵のため、異様に攻撃力が高く設定されている。今作では培養液に浸されたイビーの幼体を見ることができる(丸みを帯びた八面体の塊)。火炎弾が有効。 U.T.ユニット 危険度A+クラスの極秘任務に適用される証拠隠滅部隊を構成する、使い捨ての人造生物。通称「掃除屋」。人間に近い外観を持つが、攻略本に記載されたテキストによれば前腕部が普通の人間よりも長いらしい。任務完了するとアポトーシスを起こして自滅するようプログラムされている。 単一暗視スコープを装備し、短機関銃(H&K MP5)で武装している。体力はゾンビより低いが、一度に大量に出現する上、攻撃の手数も並ではないため油断できない。主な攻撃方法は短機関銃による殴打と銃撃。射殺すると、死体も残さず溶けて無くなる。木の上にいるタイプは武器に関わらず一撃で倒せる。 アリゲーター ルート次第では遭遇しない。今回は銃撃で倒せるが、同時に2体登場して挟撃してくる。 モス・ジャイアントと同じく、『バイオハザード2』より小柄である。 ヒュプノス-T型 ビンセントの手によって生み出されたタイラントの亜種。何億という遺伝子を持つ無数の細胞同士を戦わせ、最後まで勝ち残った優秀な細胞をタイラントに組み込むという方法で生み出された。長時間にわたる細胞選抜の際、研究員達が睡魔に襲われた瞬間に最も優秀な細胞が出現したことから、ギリシャ神話の「眠りの神」であるヒュプノスの名が冠された。通常のタイラントよりもやや小型だが、左手にはT-002型のような巨大なツメが生えている。他の個体同様戦いの中でパワーアップし、アークとの戦いで3つの姿を見せる。初期の段階では非常に均整の取れた姿をしているが、パワーアップするたびに醜悪な姿へと変貌していく。公式イラストでは青い体をしているが、本編中では灰色がかった体色になっている。なお、日本国外ではこちらがタイラントになっている。第1形態 起動して間もない状態。アークがビンセントに追いつめられた際、突如起動してビンセントを殺害し、続けざまにアークに襲い掛かった。アークに向かって突進し、左手のツメで切り付けて攻撃する。狭い通路で戦うことになるが、タイラントと違って側面への攻撃手段は持たないため横をすり抜けることは容易。なお、殺される相手はゲームの進め方によってアンディかUTコマンダーに変わる。 第2形態 第1形態で受けたダメージからの回復に伴い、パワーアップした姿。ヘリで脱出しようとしたアークたちを追跡、襲撃した。武器であるツメは大型化し、形状もより鋭くなっている。その顔には怒りとも憎しみともとれる凶悪な表情が浮かぶ。第1形態に比べてスピードと跳躍力が向上し、高くジャンプしてから切りつける攻撃も加わっている。また、肉体の大型化と運動量の増加に伴って心臓も肥大化し、右胸に発生した亀裂から見え隠れしている。 第3形態 第2形態で致命的なダメージを受けたことにより、リミッターが外れてさらなる進化を遂げた形態。第2形態から連戦となる。左腕のツメだけではなく全身が巨大化し、初期段階の3倍近い巨体を持つに至った。また、より発達・巨大化した心臓が右の胸部を割って露出する(弱点は変わらず頭)。口は耳元近くまで裂け、初期段階の整った姿は見る影も無い。肉体が巨大化してもスピード及び跳躍力は衰えていない。第2形態までの攻撃に加え、肩をいからせてのタックル、アークを掴み上げてツメで切り裂く攻撃、巨大な左腕を利用したガードを行うようになった。ガードされるとダメージが半分程度に下がってしまう。三度敗北しても蘇り、アーク達の乗ったヘリにまでしがみ付く執念深さを見せたが、ヘリに搭載されたミサイルで攻撃され空中で爆散した。
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登場クリーチャー
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「サイレントヒル (1999年のゲーム)」の記事における「登場クリーチャー」の解説
本作のクリーチャーは、アレッサの憎しみや恐怖の対象がアレッサに宿る神の力により具現化し生まれたものである。 なお、一般クリーチャーは一定のダメージを受けるとダウン状態に陥るが、その隙に近づいて攻撃ボタンを押せば止めを刺し、即死させることが可能。トドメは武器によって行う事もできるが、素手の状態でも踏みつけ攻撃によってトドメを刺せる。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード (映画)」の記事における「登場クリーチャー」の解説
詳細はバイオハザードシリーズ#登場クリーチャーや個別項目を参照。 アンデッド/ゾンビ(Undead/Zombie) レッドクイーンが散布したハロンガス(消火剤)、スプリンクラーによって窒息死、溺死したハイブの職員たちが、ハイブ内で流出したT-ウイルスの影響で甦ったもの。 記憶は多少残るが、知能が失われているため、徘徊する程度の肉体的に単純な動きを繰り返すだけである。人間の三大欲求のうち、最も本能的な欲求である「食欲」のみを感じており、強い飢餓感に突き動かされ、生存者たちを次々と襲う。脊髄か脳を破壊することで活動を停止する。 当初はレッドクイーンがハイブ内の各区画を閉鎖していたため閉じ込められていたが、カプランによってレッドクイーンがシャットダウンされた際に、電力が落ちて封鎖が解放され、所内に溢れ出した。 ケルベロス(Cerberus) ハイブ内で実験動物として飼育されていたドーベルマンが、T-ウイルスに感染したもの。アンデッド(ゾンビ)と同様に「食欲」に支配され、俊敏な動きで人を襲う。「ケルベロス(Cerberus)」とはギリシア神話に登場する地獄の番犬の名前に由来する。 リッカー(Licker) T-ウイルスの研究における初期の実験生物の一つで、生体組織に直接T-ウイルスを注入する事で開発された生物兵器。本作のボスクリーチャー。「リッカー(Licker)」とは「舐めるもの」を意味する英語の造語である。 生物兵器としては、性質的に不安定で制御できなかったため失敗作であり、ハイブの最深部にある食堂Bという偽装名の広間に置かれたコンテナの中で、鎮静剤や筋弛緩剤を投与されて保管されていた。映画の中盤で、レッドクイーンがシャットダウンされた際に一時的に停電して薬剤の供給が停止した上に、培養されていたコンテナが爆破された事により解放され、アリスらを襲った。 新鮮なDNAを摂取することで急速に変異する。劇中では変異に伴い、骨格が四足獣に近い形状に変形し、体躯も巨大化した。
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登場クリーチャー
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「バイオハザードII アポカリプス」の記事における「登場クリーチャー」の解説
詳細はバイオハザードシリーズ#登場クリーチャーや個別項目を参照。 アンデッド/ゾンビ(Undead/Zombie) T-ウイルスに感染したラクーンシティの市民たちの成れの果て。最も本能的な欲求である「食欲」に突き動かされ、生き残っている市民たちを次々と襲う。 本作では町全体が舞台であるため、多種多様な外観のアンデッドが登場する。中には 半裸のストリッパーや子供のアンデッドなど、原作ゲームシリーズでは、レーティングの関係上、登場させることが不可能なゾンビも登場している。 ゾンビ犬(ZombieDog) R.P.D.の警察犬のドーベルマンが、T-ウイルスに二次感染してアンデッド化したもの。こちらは筋力が損なわれておらず、俊敏な動きで獲物に襲いかかる。 リッカー(Licker) アンブレラ社が、人間の生体組織に直接T-ウイルスを注入して作り出した生物兵器。不安定な性質のため生物兵器としては失敗作とされている。名称の「リッカー(Licker)」とは「舐めるもの」を意味する英語の造語である。 本作では地下研究所のハイブから抜け出して、ラクーンシティの教会に隠れていた個体が3体登場する。新鮮な人間のDNAを採取することで、変異し巨大化する特性を持つが、本作では変異する前に全てアリスによって撃退された。 ネメシス(Nemesis) 演 - マシュー・G・テイラー(英語版) アンブレラ社の「ネメシス計画(Nemesis Program)」において誕生した強靭な人型生物兵器で、本作のボスクリーチャー。「ネメシス(Nemesis)」とは、ギリシア神話に登場する義憤の女神の名前に由来する。 前作『I』の終盤で、リッカーに傷つけられ、T-ウイルスに感染したマット・アディソンが、通常のアンデッド化とは異なる変異を起こしていたことから、アンブレラ社のアイザックス博士とケイン少佐に、T-ウイルスとの適性を見込まれて、ネメシス計画の実験体となった。 T-ウイルスとの適合により、T-ウイルス製生物兵器の欠点の一つである知能の低下を克服しており、アンブレラ社から与えられた命令を忠実に遂行し、ロケットランチャーやレールガンを扱うことができる程度の知性を有する。 ネメシスの視界はヘッドアップディスプレイのように様々な情報が逐一表示されており、視界に入った人間の武装状態を認識し、脅威であれば排除を行う。アンブレラ社の衛星システムを介して命令を受け取り、受け取った命令はネメシスの視界に文字として表示される。 映画劇中でラクーンシティ警察の特殊部隊S.T.A.R.S.が籠城する建物の前に登場した際には、ネメシス計画を遂行するアンブレラ社のケイン少佐から「KILL S.T.A.R.S. MEMBERS(S.T.A.R.S.メンバーを殺せ)」という命令を受け取り、手にしていたロケットランチャーとレールガンを使って、瞬く間にS.T.A.R.S.隊員たちを抹殺した。S.T.A.R.S.隊員と一緒に隠れていたL.J.に関しては、愛銃を放棄して武装を解除したため「危険度ゼロ」と判断して攻撃しなかった。 ネメシスと同様に、アイザックス博士からT-ウイルスを投与され、施術を受けたアリスとは、兄妹のような存在で、施術中に取ったデータ上では、アリスとネメシスの強さは互角であったとケイン少佐は語っている。 アリスとネメシスが初めて邂逅した際には、ネメシス計画が完全始動し、どちらがT-ウイルスと完全適合して進化を遂げたかを見極めるために、ネメシスにアリスと戦うように命令を下し、ネメシスは執拗にアリスを追跡するようになった。 アリスたちがラクーンシティからの脱出を果たすために、市庁舎にやってきた際、ケイン少佐は、アリスの仲間のジルたちを拘束し、アリスとネメシスの一騎打ちとなるよう舞台を整えた。戦いの中でネメシスよりもアリスのほうが肉体的な変異を起こさずに、優れた能力を次々と発揮したことで、ケイン少佐はネメシスを見限り、「ネメシスは進化の袋小路に入ってしまった」とばっさり切り捨てたが、この発言により、ネメシスはマットとしての自我に目覚め、アンブレラ社を裏切ってアリスたちの味方に付いた。 その後はアンブレラの隊員たちに攻撃を行っていたが、最後は自身が放ったロケットランチャーの直撃によって墜落してきたヘリの下敷きになり死亡した。 原作ゲームシリーズでは、T-ウイルス研究の集大成として生まれたB.O.W.「タイラント」を素体として、「NE-α」と呼ばれる寄生生物を寄生させることで誕生した、タイラントを超える最強の生物兵器であり、原作における正式名称は「ネメシス-T型」であったが、本作ではタイラントを素体にした設定や「NE-α」を寄生させた設定などは無く、単に「ネメシス」と呼称される。 原作ゲーム『3』で使用する武器はロケットランチャーのみだったが、本作ではさらにレールガンを用いる。書籍「BIOHAZARD CASE RECORDS 映画『バイオハザード』全記録」内の本作の武器の制作を担当したチャールズ・テイラーの解説によると、劇中でネメシスが使用したレールガンは、軍用ヘリコプターに搭載されるM134ミニガンを改良した物であり、銃身を36㎝まで短くすると同時に、銃口にマズルブレーキを追加して、弾丸を発射する際に燃える火薬がプラズマ効果を発揮するように設計したと解説されている。なお、映画公開後の2012年に発売されたゲーム作品『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』に登場するネメシスには、レールガンを用いる設定と、ネメシスの視界がヘッドアップディスプレイのように様々な情報が逐一表示されるという映画独自の設定が、ゲームに逆輸入される形で踏襲されている。 映画劇中でのビジュアルは、原作ゲーム『3』における「ネメシス-T型 第一形態」のデザインが忠実に再現されているが、原作では白濁した瞳をしていたのに対し、映画では青色の瞳となっている点が異なっている。これは素体となったマットの瞳がそのまま残されているためであり、ネメシスの正体がマットであることにアリスが気が付くきっかけになった。
※この「登場クリーチャー」の解説は、「バイオハザードII アポカリプス」の解説の一部です。
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登場クリーチャー
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「バイオハザードV リトリビューション」の記事における「登場クリーチャー」の解説
マジニ・アンデッド(Majini Undead) T-ウイルスに感染してから長い時間が経ち、体内に宿すT-ウイルスが経年劣化によって変異を遂げて進化した、アンデッド(ゾンビ)の亜種。「マジニ(Majini)」とはスワヒリ語で「悪霊」を意味する。 最も本能的な欲求である「食欲」に突き動かされ、生者を次々と襲う。通常のアンデッドより知能や身体能力が高く、アンブレラ・プライムの郊外エリアで、アリスとクローンレインがマジニ・アンデッドに遭遇した際に自動車で逃げようとするが、振り切ることが困難なほど非常に素早い。 人間を捕食する際には、「花弁状の嘴のような捕食器官」を口から露出させて襲いかかるほか、地中や水中を潜りながら獲物に忍び寄って奇襲することを得意とする。変異したウイルスを宿すマジニ・アンデッドに襲われた者もまたマジニと化すようであり、映画冒頭で襲われたクローンアリスの夫であるトッドもすぐにマジニと化した。 原作では、寄生生物「プラーガ・タイプ2、3」によって操られた人間のなれの果てという設定であったが、実写映画版ではT-ウイルスの変異の過程で生まれた「アンデッドの進化形態」という位置づけであり、プラーガとは無関係である。 本作の特典ディスクの解説 によると、マジニ・アンデッドの印象的な特徴である、口から露出させる花弁状の嘴のような捕食器官は、T-ウイルスの変異によって、血肉を効率よく摂取できるように体内に生成された牙であると語られている。また、この捕食器官は、感覚器としての役割も持っており、劇中では、郊外エリアの家に逃げ隠れたクローンのアリスとベッキーを見失ったマジニ・アンデッドが、この捕食器官を露出し、クローゼットの中に隠れていたアリス達を見つけ出す一幕もあった。 処刑マジニ(Axeman) ニューヨークエリアにて、アリスとエイダを排除するべく、レッドクイーンによって解き放たれた人間ベースの生物兵器。 劇中でのビジュアルは、頭巾を被った巨漢のクリーチャーで、「斧」と「ハンマー」を合体させたような形状の巨大な断頭斧を軽々と自在に振り回す。 今作では同時に二体登場するが、外観の差別化を図るためか、一体は原作ゲーム『5』に準じた姿で、もう一体は『5』の姿をベースに、頭部が巨大な釘で貫かれた姿で登場する。 拳銃で頭を撃ち抜いてもビクともしないほど、全身が強化されているほか、前作に登場した個体よりも更に巨躯な体格になっており、前作同様、走るスピードは原作ゲームよりも速い。 ニューヨークエリアのバスや、タクシーを、手にした斧で豪快に破壊しながらアリス達に襲い掛かるが、知能はあまり高くなくタクシーに斧を突き刺した際に、動きが鈍った瞬間をアリス達に突かれ、その状態でガソリンの溜まった給油口付近を撃たれてタクシーが爆発し、二体とも死亡する。 本作の特典ディスクの解説 によると、アンブレラ社の最も成功した生物兵器の一つで、大量の複製(クローン)が製作されたと語られている。 原作ゲームでは、寄生生物「プラーガ・タイプ2」によって操られた人間のなれの果てである「マジニ」の一種という設定だが、映画版では上記のようにアンブレラ製の生体生物兵器という設定で、原作のマジニと特に関係の無い設定に変更されたためか、本作及び、前作「IV」のこのクリーチャーの名称は、原作の「処刑マジニ」の英名である「Executioner Majini(エグゼキューショナーマジニ)」ではなく、「AXEMAN(アクスマン)」 という名称になっている。 ただし、日本国内向けのパンフレットや公式サイト等における日本語名は原作同様「処刑マジニ」である。本作の特典映像等においても、アンダーソン監督やキャストはこのクリーチャーの名前を「Axeman」と発音しているが、これに対する日本語字幕は「処刑マジニ」となっている。 プラーガ寄生体(The Las Plagas parasite) 宿主の脊椎に寄生し、寄生した宿主の身体能力を向上して、素体がアンデッドであれば知性も与える寄生生物。 アンブレラ社がアンデッドやクリーチャーを完全統制する目的で開発した生物兵器であり、原作ゲームにおける「支配種」と「従属種」の両方のプラーガの性質を持つ。 アンデッドに投与すると、原作ゲームの「従属種プラーガ」のように人間の武器や道具を扱える程度の知能を保持するコントロール可能な生物兵器へと変貌し、生身の人間に投与すると、原作の「支配種プラーガ」のように人間としての記憶や人格を保ったまま超人的な身体能力を得られる。これを投与した攻撃部隊のクローンレインに至っては、脳のある頭部を含む全身に銃弾を受けても全く問題としないほどの生命力と、掌打によってルーサーを一撃で殺害するような驚異的な攻撃力を得ている。 本作では原作ゲーム『4』等と同じく注射器に入った状態で登場するが、卵の状態で注射して成虫に成長するまで待つ『4』とは異なり、幼虫の姿で登場して注射され、注射後すぐに効力を発揮している。原作ゲーム『5』においても、リカルド・アーヴィングが注射器に入った「支配種プラーガ」を自身に注射して、すぐに効力を発揮する似たような場面が存在するため、効果に即効性がある点に関しては『5』の物に近いようである。 原作ゲームシリーズでは、アンブレラ崩壊後の世界を描いた『4』で初登場する。プラーガは欧州の地で発見され、その危険性から現地のサラザール家と呼ばれる城主によって代々封印されてきたが、現地のカルト宗教団体「ロス・イルミナドス」教団の思想に入れ込んでいた8代目当主のラモン・サラザールが、教祖オズムンド・サドラーの命令で封印を解いたことで、現地に拡散してバイオハザードが発生する。バイオハザードが収束した後も別の組織の手に渡り、以後のシリーズ作品にも改良された個体がたびたび登場する。 このように原作ではアンブレラ崩壊後の世界に登場し、アンブレラ社とは無関係の存在だったが、本作ではアンブレラ社の製造した生物兵器として登場し、特典ディスクの「プラーガ・アンデッド」の解説 によると、『III』で頓挫してしまった、アンデッドを飼いならす計画で使用した「アリスの血液」の代案として生まれた存在であり、T-ウイルス製の生物兵器の欠点である「知能の低下」を克服するために製造された寄生生物という設定になっている。 名称の「Plaga(プラーガ)」とは、スペイン語で寄生虫である「ノミ」を媒介として感染するペスト等の「疫病」や「伝染病」を意味するほか、広義な意味での「災害」を意味する。 「Plaga(プラーガ)」は、スペイン語における女性名詞であるため、これが複数形になると、複数形の女性名詞に付けるスペイン語の冠詞「Las(ラス)」が付き、「Las Plagas(ラスプラガス)」という語句になる。災害を意味する「Plaga(プラーガ)」が複数形(Las Plagas)になることで、転じて寄生虫や害虫に関する被害、及び「害虫」や「寄生虫」そのものを意味するようになる。「災害をもたらす寄生虫」というのがこの寄生生物の名前の由来であり、原作でプラーガが登場する作品である『4』『5』『DM』では、会話や文章の文脈によって「Plaga」、「Plagas」、「Las Plagas」の語句が使い分けられている。 ただし日本国内向けに販売される原作作品では、たとえ「Plagas」や「Las Plagas」など語句がセリフなどで用いられる場合でも、日本語での字幕表記は、「プラーガ」とカタカナ表記、もしくは単に「寄生体」という表記で統一されている。 本作におけるこのクリーチャーの名称も、原文では「The Las Plagas parasite」 であり、劇中の日本語字幕と吹き替えでは、上記の原作ゲーム内の日本語表記に合わせて「プラーガ寄生体」と翻訳されている。 しかし、本作の劇場販売された日本語版プログラム2ページ目の解説や、後に発売された実写映画版バイオハザードシリーズ関連の一部書籍では、「The Las Plagas parasite」という原文の名称を直訳してしまったためか、「ラスプラガス寄生虫」という日本語名称で記載されてしまっており、日本の原作ゲームプレイヤーからすると馴染みの無い名前になってしまっている。 同様に本作の和訳された小説版でも「ラスプラガス」とカタカナで直訳されている。小説版は更に映画劇中の描写とは異なり、寄生虫ではなく「ラス・プラガス・ウイルス」と呼ばれるアンブレラ社が開発した新型のウイルスに変更されており、感染の度合いによって知性を取り戻す効力を持つウイルスであるとレオンによって説明されている。 プラーガ・アンデッド(Las Plagas Undead) 上記の「プラーガ寄生体」を投与されたアンデッド(ゾンビ)で、アンブレラ・プライムのモスクワエリアにて、侵入者であるレオン達を排除するべく、レッドクイーンによって解き放たれた生物兵器。 知能をプラーガで向上し、耐久力をT-ウイルスでそれぞれ強化した「T-ウイルス」と「プラーガ」を併用 したクリーチャー。原作ゲームシリーズには登場しない実写映画版オリジナルクリーチャーではあるが、原作とは様々な設定が異なる実写映画版の世界観における、原作ゲームシリーズの『4』や『5』に登場する最もスタンダードな敵クリーチャーで、プラーガに寄生されることで高度な知能を持ったまま、生物兵器として精密なコントロールが可能になった人間のクリーチャーである「ガナード」や「マジニ」に相当するクリーチャーである。 原作の「ガナード」や「マジニ」と同様に、人間の武器や乗り物を駆使して戦い、集団行動でレオン達を追い詰める。武器としてアサルトライフル、RPG-7、チェーンソーを使うほか、バイクや自動車も自在に乗りこなす。ただし素体がアンデッドであるためか、原作の「ガナード」や「マジニ」と異なり、頭部が弱点 であるほか、動きは鈍重であり、「ガナード」や「マジニ」のように会話による意思疎通を行う描写は無い。ただし、後述のチェーンソー男がレオンに襲い掛かる場面で、チェーンソー男の口角が上がって笑顔になっていたり、バイクに乗る個体が、単に移動するだけなら行う必要が無いウィリー走行のような曲芸走行を行う描写があることから、通常のアンデッドとは異なり、感情を持っているような描写がされている。 また、プラーガ・アンデッドを生み出したアンブレラが、ロシアの地に眠る旧ソ連兵をイメージしたのか、登場するすべての個体が旧ソ連時代の軍服を着用しており、文字通り軍隊としてレオン達の前に立ちはだかる。 初登場時には、モスクワエリアのグム百貨店を模した建物の前に、整列した状態で大量に現れて、郊外エリアでエイダとアリスに合流しようとしていたレオン達の進行を阻害した。そのまま銃撃戦が始まり、レオン達はグム百貨店内の店舗での籠城を余儀なくされた。プラーガ・アンデッドとの戦いを避けて、郊外エリアに向かうことができる迂回ルートがセルゲイによって示された後も、バイクや自動車を使って執拗にレオン達を追跡し続け、後にアリスが運転する車とのカーチェイスを繰り広げる一幕もあった。 特典ディスクの解説 によると「プラーガ・アンデッド」は、かつて「III」でサミュエル・アイザックス博士を中心に行われた「アンデッドの飼い慣らし計画」の完成形モデルであり、飼い慣らしに失敗して生まれた獰猛な「スーパー・アンデッド」とは異なり、従順な性質で知性があり、軍隊のように団結して戦うことが出来るため、アンブレラ社にとって最も役に立つ存在であると解説されている。 なお、このクリーチャーの劇中での名称は、日本語字幕や吹き替えでは「プラーガ・アンデッド」と呼称されるが、本作の和訳された小説版では原文の「Las Plagas Undead」を日本語にそのまま直訳したためか、「ラス・プラガス・アンデッド」と呼称されている。 チェーンソー男(Las Plagas Undead:Primary Weapon "Chain Saw") プラーガ・アンデッドの一種で、プラーガと高い適合率を見せたアンデッドに、強靱な腕力を活かせる武器としてチェーンソーを持たせた者。他の個体よりタフで銃弾に怯まずにチェーンソーを扱う。原作とは違ってアンデッドを素体としており、グム百貨店内の籠城戦で一体だけ登場した。 トニーの銃撃にひるまず接近し、トニーをチェーンソーで殺害した後に、リロード中で銃が使えないレオンに襲い掛かったが、背後からルーサーに頭を打ちぬかれて撃退された。 原作ゲームシリーズに登場するプラーガに寄生されることによって「ガナード」や「マジニ」に変貌した個体は、高い知能を持つことから様々な人間の武器を使用してプレイヤーに襲い掛かってくるが、中でもチェーンソーを所持した個体は、他の個体よりもタフネスで、即死攻撃を持ち、麻袋で顔を隠すなどの特徴的な外観を持つことから、それぞれ「チェーンソー男」や「チェーンソーマジニ」といった固有名称が与えられており、プレイヤーにとって脅威とされているクリーチャーである。 巨大リッカー(Uber Licker) 人間の体組織に直接T-ウイルスを注入して製造された人間ベースの生物兵器。不安定な性質で、新鮮な人間のDNAを摂取することで変異して巨大化することがある。かつて『I』に登場した個体よりも、はるかに巨大化していることから、本作に登場するリッカーは「巨大リッカー(Uber Licker)」と呼称される。 名称の「リッカー(Licker)」とは、「舐めるもの」を意味する英語の造語で、英名の「Uber Licker」の「Uber」とは「優れている」を表す接頭詞である。 特徴的な長く伸びる舌は、文字通り「二枚舌」となっており横に並んでいる。舌を使って敵を締め上げたり、巨体そのものでの攻撃を得意とする。 走行する自動車を軽々と追い越す巨体に見合わない敏捷性と、自動車を弾き飛ばす程の圧倒的なパワーを併せ持っている。生命力も非常に高く、施設の天井の崩落に巻き込まれたり、アリスにサブマシンガンで脳を執拗に撃たれても生きているほどである。 基本的に獲物はすぐに殺さず、生け捕りにして、自らが生み出した繭の中へ閉じ込める性質を持ち、モスクワエリア等ではリッカーによって生成された繭が数多く存在する。 特典ディスクの解説 によると、リッカーが『I』で見せた新鮮な人間のDNAを摂取することで変異して巨大化する不安定な性質は、生物兵器としてコントロールするためには制御が難しく、アンブレラが開発していた生体生物兵器の中では失敗作とされていたが、カムチャッカ半島海溝に存在する旧ソ連の潜水艦ドックに併設された広大な敷地面積を誇る「アンブレラ・プライム」は、巨大化するリッカーの成長を見守るのにうってつけであることが分かり、ここで大量の巨大リッカーが製造されたと語られている。 また、リッカーが新たに見せた繭を生成して獲物を閉じ込める特徴は、この繭の中に獲物を閉じ込めドロドロに溶かし、プロテインに富んだ物体に変質させた後に吸収するためであると解説されている。 また、特典映像のアンダーソン監督の解説では、リッカーの生成する「繭」のデザインに関して、ただの繭ではなく、リッカーらしい禍々しさが欲しいとデザイナーに依頼したと語っており、繭の外観をトラバサミのようにし、獲物がトラバサミに閉じ込められているようなデザインになった解説している。 キペペオ(Kipepeo) 映画のエンドクレジット直前で登場した、ワシントンD.C.の上空を飛行する翼竜のようなクリーチャー。「キペペオ(Kipepeo)」とはスワヒリ語で「蝶々」を意味する。 実写映画版バイオハザードシリーズの伝統である、エンドクレジット直前の長回しの後退ショットのシーンで登場し、ワシントンD.C.の上空から大量に飛来してヘリコプターやV-22を撃墜している様子が描かれ、次回作の展開を予感させる形で映画は幕を閉じる。 ディスク版特典の「監督とプロデューサーによる音声解説」によると、兵器によって容易に撃退できる地上のアンデッド軍団や生物兵器とは異なり、空から飛来する「キペペオ」の登場により、人間優位の状況は大きく変わると語られているほか、禍々しい見た目に反して、「キペペオ(蝶々)」という名前であることから、「名前と外見が一致しない」とも語っている。 なお、このワシントンD.C.でのアンデッド軍団との戦いの直後を描いた、次回作にも、ワシントンD.C.で飛行するクリーチャーが登場するが、そちらでは「キペペオ」ではなく、「ポポカリム」という名称のクリーチャーに変更されている。
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登場クリーチャー
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「バイオハザードIV アフターライフ」の記事における「登場クリーチャー」の解説
アンデッド/ゾンビ(Undead/Zombie) T-ウイルスに感染した人々の成れの果て。最も本能的な欲求である「食欲」に突き動かされ、生き残っている人々を次々と襲う。生存者達のいるロサンゼルスのシタデル刑務所の周りに無数に集まっており、処刑マジニによって刑務所の入り口が破壊された後は、刑務所内になだれ込んだ。 マジニ・アンデッド(Majini Undead) T-ウイルスに感染してから長い時間が経ち、体内に宿すT-ウイルスが経年劣化によって変異を遂げて進化した、アンデッド(ゾンビ)の亜種。「マジニ」とは、スワヒリ語で「悪霊」を意味する。 通常のアンデッドよりも知能が高く、巨大な壁に囲まれた刑務所に、地中の下水道網から穴を掘って侵入して、刑務所内の生存者を奇襲した。これによって頑丈な建物に居れば安全だと考えていた刑務所の生存者達の考えは覆されることになり、刑務所から脱出する算段を立てなくてはならなくなった。 獲物を捕らえる際はT-ウイルスの変異によって体内に生成された花弁状の嘴のような捕食器官を口から露出し、露出した器官で抱きしめるようにして捕らえる。生存者を捕らえてもアンデッドのようにその場で貪らわず、生きて捕らえたまま逃げて行く。アリスがクリスタルを救出できなかったほどに奇襲や不意打ちが上手い。また、鈍重な通常のアンデッドとは異なり、走ることが出来るようになった。 監督のポール・W・S・アンダーソンは、シリーズ4作目を迎える本作の制作にあたり、原作ゲームシリーズでは、ゾンビの動きがシリーズを重ねるにつれて早くなったりして、プレイヤーを飽きさせない作りになっていることを踏まえて、映画シリーズにおけるアンデッド(ゾンビ)にも変化が必要であると考え、新しいゾンビ像を思案していた。 新しいゾンビ像を思案する中で、原作ゲーム『5』が発売され、ゲーム内の最もスタンダードな敵である寄生生物に支配された人間のクリーチャー「マジニ」がプレイヤーを襲う際に、口から寄生生物の花弁状の嘴のような器官が飛び出して噛みついてくる姿を見て、「気味が悪くて恐ろしいが、何故か見入ってしまった」と言い、そこに魅力を感じ、触発されたと語る。そこで映画のアンデッドの変異体の新たな特徴の一つとして、口から花弁状の嘴のような捕食器官を使って襲いかかる設定を取り入れた。 そのため、原作ゲーム『5』のマジニの設定を取り入れたアンデッドの変異体ということで、アンダーソン監督は本クリーチャーのことを『Majini Undead(マジニ・アンデッド)』と呼称している。 処刑マジニ(Axeman) 身長二メートルを超える巨漢のクリーチャー。麻袋を被りエプロンを身に付け、拷問を受けた後のような釘が全身に刺さっており、「斧」と「ハンマー」を合体させた形状の巨大な断頭斧を自在に振り回す。その名の通り処刑人を彷彿とさせる風貌である。 拳銃で頭を撃ち抜いてもビクともしない上に、ショットガンで撃たれてもすぐに復活するなど、遺伝子操作によって全身が強化されている。体は巨大だが走るスピードは速い。 アンブレラ社の衛星システムでアリスの動向を監視していたウェスカーが、アリスがシタデル刑務所にいることを察知したことでウェスカーによって刑務所へ派遣される。刑務所に到着後は入口のゲートを破壊して大量のアンデッド達をなだれ込ませた。 シタデル刑務所内に侵攻後は、シャワー室でマジニ・アンデッドが掘り進めてきた穴から外へ脱出しようとしていたアリス達と遭遇し、巨大な断頭斧でキムを真っ二つに切り刻んだ。更に反撃しようとしたアリスを断頭斧のハンマーに当たる部分で殴りつけて気絶させ、残ったクレアとの一騎打ちとなる。 クレアの素早い身のこなしに翻弄され、ショットガンを至近距離から食らって一度は倒れるが、致命傷には至っておらず、再び動き出して、持っていた断頭斧を投げつけて反撃する。それをクレアが回避した後は、気絶から復帰したアリスによる至近距離から頭部に向けてのショットガン攻撃で、頭部を完全に破壊されて絶命した。 処刑マジニの外観や断頭斧の形状などのデザインは、原作ゲーム『5』のデザインが忠実に再現されているが、原作に登場した個体よりも巨大化している他、重すぎる断頭斧を扱いきれず、引きずり回しながら扱っていた原作に対し、本作では走りながら軽々と振り回している点などが原作と異なっている。 オーディオコメンタリー内のアンダーソン監督の解説によると、原作ゲーム『5』に登場するクリーチャーの中でも特にお気に入りのクリーチャーであり、本作に登場させたかったと語っている。 アジュレ(Adjule) T-ウイルスに感染してから長い時間が経ち、体内に宿すT-ウイルスが経年劣化によって変異を遂げて進化した、アンデッド化したドーベルマン「ケルベロス」の亜種。「アジュレ(Adjule)」とはスワヒリ語で北アフリカのサハラ砂漠に生息するとされている伝承上の犬(未確認生物)の名前に由来する。 ウェスカーのペットとして飼い慣らされており、ウェスカーに襲われていたクリスとクレアを助けようとしたアリスの前に立ちはだかった。攻撃する際には頭部全体が二つに割れ、割れた頭に生え揃った鋭い牙で噛み付いてくる。 原作ゲームでは、『5』に登場する寄生生物「プラーガ・タイプ2」に寄生された犬のクリーチャーで、本作同様、頭部が真っ二つに割れる姿が印象的なクリーチャー。ただし本作に登場する個体は、原作『5』とは異なり、寄生生物「プラーガ」に寄生されたクリーチャーではなく、T-ウイルスの変異によって生まれた「ケルベロス」の亜種という設定である。このためか、原作では割れた頭部の口腔部分に蠢くプラーガの一部である触手を鞭のようにしならせて攻撃を行っていたが、本作に登場する個体には触手は存在せず、割れた頭で挟み込むような攻撃のみを行う。また、原作に登場する個体の犬種はほとんどが雑種であり、本作のようにドーベルマンを素体としたアジュレは登場しない。 ディスク版特典映像のアンダーソン監督へのインタビュー映像によると、監督は当初、過去の三作で犬型のクリーチャーで描きたいことは描き切っていたため、本作に犬型のクリーチャーは登場させない予定だった。しかし本作のプリプロダクション中に発売された原作ゲーム『5』をプレイした際に、ゲームシリーズでもおなじみの犬型クリーチャーが登場し、初めは「また犬か」とマンネリ感を漏らしたが、直後に犬の頭が真っ二つに割れたことに衝撃を受け、そのデザインに感銘を受けたと語り、急遽本作にも取り入れる運びとなったと説明されている。
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登場クリーチャー
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「バイオハザードIII」の記事における「登場クリーチャー」の解説
詳細はバイオハザードシリーズ#登場クリーチャーやリンク先の個別項目を参照。 アンデッド/ゾンビ(Undead/Zombie) T-ウィルスに感染した人々のなれの果て。最も本能的な欲求である「食欲」に突き動かされ、生存者たちを次々と襲う。 本作では前作より長い時が流れており、長期間地上で活動した影響で骸骨のように痩せ細っているアンデッド達が多く存在する。アンブレラ社のアイザックス博士の研究によれば、食欲はあっても活動上食べる必要はなく、飲まず食わずで十年以上は動き続けることができるという。さらに記憶は多少残るらしく、本作に登場する「アリスの血液」を用いて「食欲」を抑制したアンデッドが、カメラや携帯電話の使い方を覚えていたことからも伺える。 本作ではアンブレラ北米支部のアイザックス博士を中心に、アンデッドに奪われた地上世界を取り戻すために、「アンデッドの飼い慣らし」方法を模索している。 前作まではかなり動きが愚鈍だったが、今作からはゲーム版と同様に獲物に飛びかかる際には動きが敏捷になっている。 ゾンビ犬(Undead Dog/Zombie Dog) 犬がT-ウィルスに二次感染してアンデッド化したもの。アンデッドと同じく「食欲」に突き動かされており、俊敏に人を襲う。 本作ではテレビ局「KLKB」で、嘘の救難信号を発信し、それに応えた生存者を誘い込んで金品を強奪する盗賊集団が、捕獲したゾンビ犬をテレビ局の檻の中に保管しており、金品を奪った後のお楽しみとして、ゾンビ犬に生存者を襲わせている。 映画の序盤でアリスも誘い込まれたが、彼女の咄嗟の機転により逆に盗賊集団達がゾンビ犬に食い殺された。 前2作に登場したケルベロス、およびゾンビ犬は、原作ゲームの設定に合わせて、警察犬などで活躍しているドーベルマンに特殊メイクを施して撮影していたが、本作のゾンビ犬には、ドーベルマンと同じく警察犬などで活躍しているベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアが使用されている。 クロウ(Crow) アンデッドの死体を食べたことでT-ウィルスに二次感染したカラス。名前の由来はカラスを意味する英単語である「crow」。 クレア・レッドフィールドのコンヴォイが休憩するために立ち寄っていた地域に大群で押し寄せ、生存者であるコンヴォイのメンバーたちを次々と啄んで殺害した。コンヴォイのメンバーの一人が火炎放射器で応戦するも、圧倒的な数を誇るクロウの大群に押し負けてしまい、火炎放射の炎が四散してしまうが、直後に現れたアリスが超能力の力を使い、四散した炎をかき集めてクロウにぶつけ、全て始末した。 原作ゲームシリーズでは、アンブレラ崩壊後の世界である『4』よりも前の作品に頻出する「ウイルス漏洩によって偶発的に生まれたクリーチャー」の一つで、「T-ウィルス」が持つ、種の垣根を越えて感染する特性を象徴するクリーチャーでもある。 原作ゲームでは、出現するエリアが限られていることに加え、一部エリアではやり過ごす方法も存在し、登場する絶対数も少ないが故に、ゲームのクリーチャーの中ではあまり脅威とされていなかったが、本作では、映画館のスクリーンを埋め尽くすほどの大群で登場し、単体では脅威でなくても集まると強い、数の暴力を体現したクリーチャーとして描かれている。 また、大量のクロウが押し寄せる一連のシーンは、動物パニック映画の原点でもあるアルフレッド・ヒッチコック作品の「鳥 (映画)」のオマージュである。 スーパー・アンデッド(Super Undead) アイザックス博士が主導する「アンデッドの飼い慣らし計画」において、「アリスのクローンの血液」から作られた「血清」を注入されたアンデッド。「血清」の効力として体中に大量の発疹がみられるほか、眼球が黒く染まっている。 一時は「食欲」が抑制されておとなしくなり、「アンデッドの飼い慣らし計画」が成功したかに思われたが、すぐに元に戻ったばかりでなく、凶暴性と敏捷性が通常のアンデッドよりも段違いに増しており、一度激昂すると手がつけられない他、食欲に突き動かされるままの闇雲な行動より、対象を執拗に追い詰めて襲う行動を取るようになった。また、体内に宿すT-ウイルスも感染力が強くなっており、今までT-ウイルスに対して効果があった抗ウィルス剤が全く効かなくなるほどウイルスが変異を起こしている。 「アンデッドの飼い慣らし計画」は頓挫してしまったものの、その凶暴性に目を付けたアイザックス博士によって「生物兵器」として大量に量産され、ラスベガスにてアリスを捕獲するための足止めとして大量に解き放たれた。 原作ゲームには登場しない実写映画版オリジナルのクリーチャーであるが、マンネリ化したゾンビ映画の風潮を打破するために生み出された、近代のゾンビ映画の流れを汲む、所謂「走るゾンビ」であり、原作ゲームにおいても同じように「走るゾンビ」として「クリムゾン・ヘッド」などのクリーチャーが登場している。 実写映画版シリーズの脚本を務めるポール・W・S・アンダーソンが特典ディスク内で語った情報によれば、映画公開当時の原作のナンバリングタイトル最新作『4』で、これまでのノロノロ歩く古典的な「ゾンビ」が廃止され、知性を持ち、敏捷に動く人間のクリーチャーの「ガナード」が、これまでのゾンビに代わる新たなアンデッドとして登場したことから、実写映画版シリーズのアンデッドにも新たな変化が必要であると考え、ゲームとは異なる独自の進化を遂げたクリーチャーとして、このスーパー・アンデッドを考案したと語っている。 また、本作の「アンデッドの飼い慣らし計画」において、アンデッドに携帯電話やカメラを与えて、様子を見るこの一連のシーンは、ゾンビ映画の父、ジョージ・A・ロメロ監督の作品である「死霊のえじき」に登場する生前の記憶を持ったゾンビ、「バブ」の研究シーンのオマージュである。 タイラント(Tyrant) 演 - ブライアン・スティール(声:ゲイリー・A・ヘッカー) 変異した強力なT-ウイルスを宿す「スーパー・アンデッド」に噛まれたアイザックス博士が、抗ウイルス剤を大量投与したことで突然変異を起こし、クリーチャーと化した存在。本作におけるボスクリーチャー。 負傷してもすぐ再生・強化する強靭な身体能力を持つ他、右手の指は自在に伸縮する触手と化し、口は雄叫びだけで強力な衝撃波を起こすなど、桁違いの攻撃力を持つ。施設の従業員を全員虐殺したり、施設の設備を破壊するなど、性格も狂暴化しているが、変異前の知能や会話能力は残している。 なお、本作の小説版ではアイザックスの変異体がなぜ「タイラント」という名称なのかについての言及がある。もともと「タイラント(暴君)」はT-ウイルスの名前の由来となった単語であり、アイザックス博士は、T-ウイルス研究において最高の生物兵器を制作した暁には、この名前を付けるよう長年温めてきており、前作に登場したマット・アディソンがウイルスによって変異を起こした存在に「タイラント」の名を与えようとしたが、このマットの変異体は「ネメシス」と名付けられ、却下されてしまった。しかしアイザックス博士は「タイラント」の制作を諦めていなかったという過去が語られる。 月日が流れ、自身が抗ウイルス剤を注射して突然変異を起こした際に、外見こそ醜悪に変貌しているものの、力だけで言えばT-ウイルスの完全適合体であるアリスを遥かに凌駕していたことから、アイザックス博士は、自身こそがT-ウイルス研究における最強の生物兵器であると達観し、長年温めていたタイラントを名乗るようになったと語られている。 自身こそがT-ウイルス研究の集大成であり、もはや「アリス計画」に固執する必要は無くなったため、アンブレラ北米支部の施設内で、かつて『I』に登場した実験施設「ハイブ」に存在する「レーザートラップルーム」を模した部屋にアリスを追い詰めるが、直前にアリスが助けていた、クローンのアリスの協力で、レーザートラップが起動し、『I』のワン隊長と同じく細切れに焼かれて死亡した。 原作ゲームシリーズでは、「T-ウイルス研究の集大成」としてアンブレラが開発した、究極の「有機生命体兵器(Bio Organic Weapon)」であり、数多くのゲーム作品でボスクリーチャーを務めているほか、幾度も改良が施され、タイラントシリーズとして量産化されている。 本作におけるアイザックス博士が突然変異して生まれた「タイラント」のビジュアルデザインは、飛び出した心臓や鉤爪の形状から、原作ゲームの『1』に登場する「T-002型」の「タイラント」や、『0』の「T-001型」の「プロトタイラント」がベースになっていると思われる。ただし面影としてアイザックス博士の顔が残っている部分や、アイザックス博士の着用していた衣類(ズボン)が残されている点がゲームと異なっているほか、触手を伸ばして攻撃する特徴は、原作ゲーム『3』におけるタイラントの亜種である「ネメシスT型」や『GS4』に登場する「タイラント091」を彷彿とさせる。
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登場クリーチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 15:59 UTC 版)
「バイオハザード: ザ・ファイナル」の記事における「登場クリーチャー」の解説
アンデッド/ゾンビ(Undead/Zombie) T-ウイルスによって一度死んだ人間の肉体が活性化して蘇ったもの。最も本能的な欲求である「食欲」に突き動かされ、生存者たちを次々と襲う。撃退方法としては、脊髄か脳を破壊する、首の骨を折る、刃物で首を切りつける等が有効である。 「食欲」に突き動かされているが、栄養を必要としておらず、栄養が無くても数十年は活動を続けることが可能で、人類の大半が滅亡して十年以上の年月が経過した本作においても、変異を続けながら活動し続けている。 本作ではアンブレラ社が、社の最終目的である「浄化作戦」を完遂するために、捕虜として捕獲した「生存者」を餌として装甲車にぶら下げて、大量のアンデッドを先導し、数少ない人類が居住する地域を襲撃させている。アリス達はこれを「アンデッド軍団(Army of Undead)」と呼称している。人類滅亡間近であるためか、シリーズ最多のアンデッドが登場する。 映画のクライマックスでは、アリスへの復讐に燃えるクローンのアイザックス博士によって先導されてきた、那由他の如く存在する「アンデッド軍団」がアリスに襲い掛かったが、アリスの手に入れた「風媒の抗ウイルスワクチン」によって全て死滅した。 劇中では様々なアンデッドが登場するが、アンダーソン監督はかつて『IV』公開時のインタビューの中で、原作のバイオハザードシリーズが何年も人気を維持し続けている理由の一つとして、アンデッドがシリーズを重ねる度に進化して、プレイヤーを飽きさせない作りになっていることを指摘し、それを映画にも反映させて、映画のアンデッドが体内に宿すT-ウイルスが経年劣化によって変異して、ますます手ごわくなっていくという設定を作り上げた。これで誕生したのが『IV』『V』に登場した「マジニ・アンデッド(Majini Undead)」と呼ばれるアンデッドである。原作『5』のスタンダードな敵である「プラーガ・タイプ2、3」によって支配された人間のクリーチャー「マジニ」から名前を拝借しているほか、マジニの「花弁状の嘴のような器官」を露出させて襲い掛かる特徴などが踏襲されている。ジュアヴォ・アンデッド(J'avo Undead) 変異を続けるT-ウイルスによって更に醜悪な姿へと変貌したアンデッド。『III』に登場した「スーパー・アンデッド」、『IV』『V』に登場した「マジニ・アンデッド」に続く、実写映画版シリーズで独自の進化を遂げたアンデッドの一つである。 名称の「ジュアヴォ(J'avo)」とはセルビア語で「悪魔」を意味する。過去作に登場した「マジニ・アンデッド」と同じく、原作ゲームシリーズにおけるアンデッドの進化になぞらえて、映画公開当時の最新のナンバリングタイトルの『バイオハザード6』に登場するスタンダードな敵の一つである、C-ウイルスによって生み出されたB.O.W.(生物兵器)「ジュアヴォ」から名称を拝借している。 劇中冒頭のワシントンD.C.で、水分補給を行っていたアリスを水中から奇襲した。この際、「花弁状の嘴のような捕食器官」を露出させてアリスを食らおうとするが、脚に刺さっていた金属片に阻害されて取り逃がす。後にこれを引きちぎり、レッドクイーンと会話をしていたアリスに再度奇襲を仕掛けるも首を切り落とされて倒される。 奇襲を仕掛けることを得意としたり、人間を捕食する際に「花弁状の嘴のような捕食器官」を露出させるなど、『IV』『V』に登場した「マジニ・アンデッド」の特徴を色濃く残しているが、外観は通常のアンデッドと大差がない「マジニ・アンデッド」とは異なり、体中を覆う水ぶくれが印象的な醜悪な外観をしている。 また、映画劇中の描写で、蓮の花托を彷彿とさせる小さな一本筋のようなものが「ジュアヴォ・アンデッド」の頭部全体に広がっていることが確認できるが、小説版の記述によると、これらは新たに頭部に形成された眼球の瞼であることが記されており、本クリーチャーの名前の由来となった原作『6』の「ジュアヴォ」と同様に、複眼であることが判明している。 本作の特殊メイク担当で、本作に登場するゾンビのメイクを担当した、デザイナーのクリントン・エイデン・スミスが特典ディスク内で語った情報によると、「ジュアヴォ」のデザインに関してアンダーソン監督から細かく指示を受けたと語っており、特に最新の原作ゲームに登場する様々なクリーチャーのデザインにインスパイアされていると語っている。 ポポカリム(Popokarimu) コウモリに寄生生物プラーガを寄生させ改良を繰り返し、大きな破壊力と高い飛翔能力を両立させた大型の生物兵器。映画の序盤の荒廃したワシントンD.C.に一体登場するほか、映画終盤にも複数体登場する。名前の由来は、スワヒリ語で「コウモリ」を意味する「ポポ(Popo)」と「寛大」を意味する「カリム(Karimu)」を組み合わせたもの。 翼竜を彷彿とさせる姿で、咆哮を上げて上空から獲物を襲撃するほか、胴体から垂れ下がる下半身から伸びる鋭く尖った触手や、鉤爪を使って攻撃する。原作ゲーム『5』において、感知式爆弾(いわゆる対人地雷)が効果的であることのオマージュか、アリスはこのクリーチャーを地雷(クレイモア)を使って撃破している。 前作『V』終盤のワシントンD.C.のシーンにて、アンダーソン監督が空を飛行するクリーチャーのことを、原作ゲーム『5』に登場する「キペペオ」であると音声解説で語っていたが、今作のアンダーソン監督に対するインタビュー記事では、同じく原作ゲームの『5』に登場する「ポポカリム」であると語っており、前作のラストに登場した個体とは別個体のようである。また本作の小説版では「インフェクター」と呼称されている空を飛行するクリーチャーが登場するが、同一の存在なのかは不明。 なお、名称こそは「ポポカリム」であるが、映画劇中でのビジュアルは、原作『5』に登場する飛行型のクリーチャーである「ポポカリム」の他に、「キペペオ」のデザインも取り入れた折衷案(合体案)となっていり、原作のポポカリムと比べると、ややスリムな体格になっている。具体的には、「コウモリの面影を残す頭部」、「腹部から生える足」、「原作で弱点だった下腹部の大きな腫瘍」の形状、「アリスが運転するハマーを覆いつくすほどの巨体」などの特徴は、原作『5』の「ポポカリム」のデザインが踏襲されているが、「四枚の羽根からなる両翼」、「胴体から垂れ下がる下半身」と「鉤爪」の形状、「下半身から触手を発生させて攻撃する」などの特徴は、原作『5』の「キペペオ」のデザインが踏襲されている。 ケルベロス(Cerberus) ハイブに実験動物として飼育されていたドーベルマンをベースとして、T-ウイルスによって生み出された生物兵器。アンデッド(ゾンビ)と同様に「食欲」に支配され、俊敏な動きで人を襲う。「ケルベロス(Cerberus)」とはギリシア神話に登場する地獄の番犬の名前に由来する。 本作では、同じくドーベルマンがベースの『I』、『II』、『III』に登場したケルベロス(ゾンビ犬)、『IV』のアジュレと比べて、体に肉がほとんど付いておらず、骸骨のような醜悪な容姿をしている。 体内に宿すT-ウイルスが変異を起こしており、威嚇、攻撃時には、同じく変異したT-ウイルスを宿す『IV』のアジュレと同様に頭部が分裂するが、頭部全体が分裂するアジュレに対し、こちらは下顎のみが分裂し、分裂した下顎と残った上顎で攻撃を行う。このことからアジュレとは異なる進化を遂げているようである。ハイブに接近したアリス達を撃退するべく、ウェスカーの指示のもとレッドクイーンによって解き放たれた。この時レッドクイーンは、素体が犬であるケルベロスを解き放つことを「ケルベロス 遊びの時間よ(Cerberus Are in play...)」と茶化している。 崖から飛び降りたアリス達を深追いせず、迂回して追跡したり、危険の多いハイブに近寄ろうとしないなど、T-ウイルスによって生み出されたクリーチャーの中でも特に知能は高い。しかし、勢い余って水に落ちたケルベロスが水中に沈んでいく描写があることから、犬かきは出来ないようである(肉が付いてないため水に浮かない)。 なお、映画中盤でハイブに潜入したクレアが、ガラス張りの檻に閉じ込められる場面が存在するが、「Sony Pictures Entertainment」公式チャンネルがYoutubeに投稿した本作の360°VR動画が楽しめる動画「RESIDENT EVIL: THE FINAL CHAPTER - The Killing Floor 360° Experience」の映像によれば、このガラスの檻はケルベロスを保管していた檻であることが判明している。 DVD&Blu-ray特典映像のアンダーソン監督の解説によると、ケルベロスからハイブへ逃げるこの一連のシーンは、原作ゲーム『1』冒頭のシーンであるS.T.A.R.S.隊員がケルベロスに追われて、洋館へと避難するシーンのオマージュであると語っているほか、今でも原作ゲームをプレイした中で、最も怖かったところは『1』の洋館でケルベロスが窓ガラスを突き破ってくるシーンであると語っている。 ブラッドショット(Bloodshot) 人間をベースとしてT-ウイルスによって生み出された生物兵器であり、映画中盤のハイブに登場する本作のボスクリーチャー。 その劇中でのビジュアルは、過去作でアリスと何度も死闘を繰り広げた生物兵器「リッカー」を彷彿とさせる全身の筋繊維がむき出しになった巨漢のクリーチャーで、巨体に見合わない俊敏な動きで獲物を襲う。 名称の「ブラッドショット(Bloodshot)」とは英語で「血走った」や「充血した」を意味し、その名の通り「赤く血走った眼球」が特徴的で、これは赤外線のような熱源を感知するサーモグラフィーのような役割を持ち、懐中電灯の光の熱でアリス達を認識し、歪に生え揃った牙を使ってアリスと行動を共にしていたレイザーを殺害する。アリスの銃撃によって一度は床に倒れるものの、致命傷には至っておらず、再び暗闇の中に姿を消す。 暗闇の中からアリスを再び襲撃するが、強い熱源を優先して追うため、アリスを襲うつもりが懐中電灯に気を取られるなどの面を見せる。最後にはアリスの策略にはまり、動けなくなったところをナイフで頭部を貫かれてようやく絶命した。この際、赤く輝き続けていた瞳は、完全に絶命した際には真っ黒に染まった。 DVD&Blu-ray特典映像に収録されているアンダーソン監督の解説によると、CGのブラッドショットを演じたモーションアクターが、原作ゲーム『6』をプレイして「ブラッドショット」の動きを徹底的に研究したと語っており、原作で見せた銃撃を左右に避けながら接近してくる動きや、顎を震わせて咆哮を上げる仕草などが映画においても再現されている。 原作では『6』で初登場したクリーチャーで、C-ウィルスと呼ばれるウイルスに感染してゾンビ化した人間が突然変異して誕生したクリーチャーだった。姿かたちが似ているリッカーが、原作ではT-ウイルスに感染してゾンビ化した人間が突然変異したクリーチャーという設定であるため、原作のブラッドショットはリッカーを意識してデザインされたクリーチャーであるとされている。実写映画版ではリッカーとブラッドショットともに、ハイブで製作された生体生物兵器として関連付けられている。 また、公開当時のゲーム最新作『アンブレラコア』には「特殊ゾンビ」呼ばれるブラッドショットに酷似したデザインのクリーチャーが登場しているが、両者の関連は不明。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード6」の記事における「登場クリーチャー」の解説
今作は『5』と異なり日本版では人型クリーチャーの頭部が破壊されない。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード2」の記事における「登場クリーチャー」の解説
「バイオハザードシリーズ#登場クリーチャー」も参照 本作に登場するクリーチャーは、実験により生み出された生物兵器「B.O.W.」(Bio Organic Weapon)ではなく、街中に広がったT-ウィルスに感染してしまったものがほとんどである。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード: インフィニット ダークネス」の記事における「登場クリーチャー」の解説
ゾンビ ウイルスに感染し、自我を失ってアンデッドと化した人間。停電したホワイトハウス内に大勢現れ、ホワイトハウスを混乱に陥れた。また、ぺナムスタンの内戦でもゾンビが確認されている。 尚、作中では、今回のゾンビが何のウイルスによるものなのかは語られていない。 ネズミ型B.O.W ネズミに何らかのウイルスを注入して作り出されたB.O.W。レオン達が上海に向かう最中の潜水艦に出現し、大勢の乗組員を死に至らしめた。1匹1匹は小さく弱いが、大群で現れると大きな脅威となる。 タイラント 今作の登場人物の一人が、ウイルスの作用で変異した姿。
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登場クリーチャー(ガンサバイバー4)
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「ガンサバイバーシリーズ」の記事における「登場クリーチャー(ガンサバイバー4)」の解説
ゾンビ ショットガンやマグナムで頭を撃っても部位破壊はできないが、足を撃つと進行スピードが変わる。 船長ゾンビなど極めて耐久力の高い個体が存在する。頭部(特に額か頭頂部)が弱点。 本作では複数同時に噛み付いてくる。また、一部の個体は倒すとアイテムを落とす。 ハンター(エリート) アンブレラの品評会の為に調整が加えられたハンター。 高い耐久力に加え、素早い動きで銃撃を避けることもある。口の中が弱点。 タイラント091 t+Gウィルスを投与することで生み出されたタイラントだが、t+Gウィルスの特徴である電気的特性の発達が見られないため、失敗作とみなされ廃棄された。 従来のタイラントのようなツメはなく、触手のような指が特徴。背中に露出している臓器が弱点。顔でもそれなりのダメージが与えられる。 ノーチラス トーピドー・キッドを生み出す母体。 研究所から廃棄された無数の失敗作の集合体。下水道に生息しており、自ら移動する事は無い。ダメージを与えると、引っ込む。 トーピドー・キッド 小さな肉塊のようなクリーチャー。 下水道を中心に異常繁殖している。動くものに反応して寄ってくる習性を持つ。 体組織が脆く、少しの刺激でも破裂し強酸性の体液を撒き散らすため触れると非常に危険である。 グリマー ぼんやりと光る赤い複眼を持つ中型クリーチャー。 闇の中に棲息し、臆病だが隙を見せると襲ってくる。 プルート 死刑囚(実験体α)を実験体とし、眼球の切除や筋力増強剤の投与などを施した結果誕生したクリーチャー。 行動の制御はできておらず、実験段階で逃亡したため生物兵器としては不完全である。左腕が、筋力増強剤の影響で異常に肥大化している。また、眼球の切除によって聴覚が異常に発達しており、サイレンサーが付いていない武器で攻撃するか、走るとプレイヤーに向かって物凄い速さで突進してくる。なお、弱点は頭部の剥き出しになった脳。 設定ではプレイヤーを敵と認識しているわけではなく、面白がって追いかけているだけであるらしい。 クイーン カブトガニの外殻とゴキブリの繁殖能力を兼ね備えたクリーチャー。 自身は攻撃手段を持たないが、ハルバートを無限に産み出す。 ハルバート クイーンを護衛する羽虫の大群。 蜂のような攻撃性を持つ。 モーフィアス第一形態 / T-レディ 改良型T+Gウイルス「試薬『v.0.9.2』」を自らに注射したモーフィアス。 見た目は女性型の電気を纏うタイラント。 タイラント特有の巨大な爪は、右手に生えており、ウイルスの影響で話し方や声を含めて女性化し、足先がハイヒールのような形状になっているので、コツコツと足音を立てる。自我を保ったまま変身しているため会話も可能。 素早い身のこなしでプレイヤーに迫り、体内から電撃を発し、弾丸を完全防御する電磁バリアを張るため通常の武器では倒せない。倒すには特殊な武器が要る。 モーフィアス 第二形態 多大なダメージ受けたため肉体が暴走し、巨大な肉塊と化し、皮肉にも自分が追い求めた美しさとは逆の状態となってしまったモーフィアス。 仰向けの状態で変異したために、顔が上下逆についており、爪の位置も逆になっている。 電撃は使ってこず、巨体でブルースを押しつぶそうとする。肉塊から出た頭が弱点で、そこを攻撃すると、かなり後退する。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」の記事における「登場クリーチャー」の解説
ゾンビ (Zombie) T-ウィルスに感染した人間のなれの果て。 クロウ (Crow) T-ウィルスに感染したことでゾンビ化したカラス。 ゾンビ犬 (Zombie Dog) T-ウィルスに感染したことでゾンビ化した犬。犬種はドーベルマン。 リッカー (Licker) 孤児院に潜んでいたゾンビの変異体。 G ウィリアム・バーキンが、自分自身にG-ウィルスを投与したことで変異したもの。
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登場クリーチャー
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「サイレントヒル (映画)」の記事における「登場クリーチャー」の解説
本作に登場するクリーチャーは、クリーパーを除き、全て特殊メイクを施した役者が演じている。文章内の『』は原作であるゲームにおけるシリーズナンバー。 グレイチャイルド(Grey Child) ローズが最初に遭遇する人型クリーチャー。小柄で全身が灰色。頭と顔が不自然に歪んで後ろに曲がっている。無数に現れ、ローズを追い詰めたがもとの世界に戻ったために姿を消す。海外版『サイレントヒル1』に登場したクリーチャーであり、国内版は規制でマンブラーに差し替えられているため登場していない。 アームレスマン(Armless Man) 両腕が無く、身体をくねらせて行動する人型クリーチャー。『サイレントヒル2』に登場するライングフィギアに酷似している。全身をゴムのような皮膚が覆っており、中央の黒い裂け目から毒液を噴射して攻撃する。シビルとローズに襲いかかり、シビルに毒液を浴びせるが銃撃され、死亡した。 労働者 炭鉱での作業服である防護服やガスマスクで身を包んだクリスタベラの手下。鉄パイプやバールで武装し、大きめのライトを所持している。クリスタベラ率いる教団の戦力であり、怪物への対処法を心得ている。ミドウィッチ小学校を探索していた3人はクリーパーの群れに襲われて食い殺され、それ以外の者も最後はアレッサに皆殺しにされた。 ジャニター(The Janitor) 目に有刺鉄線を巻きつけられ、ボロボロの黒衣を纏い、エビぞりになった男の姿をしている人型クリーチャー。ミドウィッチ小学校の清掃員コリンの死体が変貌したもの。この怪物が触れた所はたちどころに腐食する。 クリーパー(Creeper) ゴキブリに似たクリーチャー。人間のような顔を持ち、おぞましい悲鳴を上げる。レッドピラミッドと共に大量に現れた。 ゲーム版『サイレントヒル』に初登場する。 レッドピラミッド(Red Pyramid) 多角錐の大きな兜を被った人型クリーチャー。3メートル程の巨体で、巨大な大剣を振り回し、閂代わりのパイプをねじ曲げる怪力と、銃撃を受けても全く効かない不死身の肉体を併せ持つ。大量のクリーパーを引き連れている。また、アレッサを苦しめた教団に対しては強い殺意を抱いている。因みに、下半身に纏った衣装は人間の皮膚を剥ぎ取り繋ぎ合わせたものである。続編にて「アレッサの守護者にして処刑人」であることが判明する。 ゲーム版『サイレントヒル2』に初登場した。 ダークナース(Dark Nurse) 女性看護師(ナース)の格好をした雌の人型クリーチャー。病院の地下に多数存在し、ナイフやバール等の日用品を持って襲い掛かってくる。光に反応するという特徴があり、暗闇ではマネキンの如く静止している。 ダークアレッサ 苦痛が憎しみに変わったアレッサから生まれた悪魔。少女時代のアレッサの姿だが、肌は真っ白で生気がない。アレッサの悪夢が形となった異世界や怪物を生み出した存在で、最後は異形と化したアレッサが復讐を果たす様子に歓喜した。 アレッサ(Alessa) ダークアレッサの力で異形と化したアレッサ。ベッドに拘束され、ベッドの下からは無数に有刺鉄線が生えており、空中に浮遊している。ダークアレッサと共に教会に侵入し、クリスタベラ率いる教団関係者を皆殺しにした。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード アウトブレイク」の記事における「登場クリーチャー」の解説
二つ目の括弧内は出現シナリオ。 ゾンビ(Zombie)(全シナリオ) T-ウィルスに感染したラクーン市民の成れの果て。 本作ではショットガン等で攻撃しても部位破壊が起きない。また、掴みかかって噛み付く攻撃の他に新たに引っ掻き攻撃を使ってくるようになった。ドアを叩き開けてのフロア移動を行う。 基本的に倒しても何度も復活したり、上記のような部位破壊攻撃が出来なくなったため、従来のシリーズに比べ油断出来ない存在となっている。 また、『FILE2』では行動速度・耐久力がさらに上がった上に怯み・ダウンしにくくなったため、より驚異的なクリーチャーとなった。 ゾンビ犬(Zombie Dog)(「巣窟」、「決意」) T-ウィルスに感染したドーベルマン。 今作での出番は少ないが、『FILE2』では狭い場所に出てくる上に腕に噛み付いてきやすくなっており、出血させられやすい。 また、ゾンビ同様に倒しても一定時間後にまた出てくるようになったため、危険なクリーチャーとなっている。 クロウ(Crow)(「発生」、「巣窟」、「獄炎」) T-ウィルスに二次感染したカラス。 『FILE2』では「構え歩き」により、従来に比べ簡単に倒せるようになったが、無限に出現するようになった。 ジャイアントスパイダー(Giant Spider)(「決意」) その中の通りの巨大蜘蛛で、蜘蛛がT-ウィルスに二次感染し、一メートル大まで巨大化したもの。 下水道など湿度が高い場所に多く生息する。毒液や体当たりを多く繰り出す。 リッカー(Licker)(「発生」、「零下」(高難易度のみ)、「獄炎」) ゾンビが突然変異を起こした個体。 本作では飛び掛り攻撃を使わない代わりに舌による攻撃を多用するようになり、稀に天井から舌で首を締め上げる攻撃も使うようになった。 モス・ジャイアント(Moth Giant)(「零下」) 地下研究所でT-ウィルスに感染し、巨大化した蛾。 『2』や『ガンサバイバー』では這うようにしか飛行できなかったが、本作で登場するタイプは空中を自在に飛び回るようになっている。 ベビー・モス(Baby Moth)(「零下」) モス・ジャイアントの幼虫。 踏むだけで倒せるが、吐き出す酸液に当たると毒状態にされてしまう。 ハンター(Hunter)(「零下」) アンブレラが開発したB.O.W.。 爬虫類がベースになっている。今回は通常の攻撃や「首狩り」のほか、ハンドガンやショットガンを使用不能にする「武器破壊攻撃」」を行うようになった。 破壊された武器はデビット(またはそれに準ずるNPC)以外のキャラには修理できない。 また、初代『バイオハザード』ではノブをひねってドアを開けていたが、今作では叩き開けてのフロア移動を行う。 ハンターγ(Hunter γ)(「決意」) ハンターシリーズの水中戦闘用に特化された個体。 地上での動きは緩慢だが、水中で襲われると即死攻撃の「丸呑み」を繰り出してくる。 ワスプ(Wasp)(「決意」) スズメバチがT-ウィルスの影響で通常の百倍近い大きさまでに巨大化したもの。 ラクーン大学排気塔やアークレイ山地周辺に生息していた種類である。 針部の毒性が極めて強く、刺されるとほぼ確実に毒状態に陥る。 ネプチューン(Neptune)(「決意」) Tウィルスに感染した鮫。今回登場するのは野生化したタイプ。 ラクーン大学横の川に出現するが何故、河川に棲息しているのかは不明。陸に上げることができないため、基本的には倒せない。 だが、桟橋の内側にいるもののみ銃による攻撃で倒すことができる。 水中で噛み付かれるとそのまま丸呑みにされ、即死となる。 その他、上記のクリーチャーの詳しい性質は『バイオハザードシリーズ』の登場クリーチャー及びそれぞれの作品の項を参照のこと。 シザーテイル(Scissor Tail)(「発生」) ハサミムシと思しき小型節足動物が、T-ウィルスの影響で巨大化したもの。 性格はきわめて凶暴で、プレイヤー目掛けて大きく飛び掛って噛み付いてきたり、毒のあるハサミのような尾で相手を攻撃する。野道などでは地面に潜って移動することもできる。 体色が異なる2種類の個体が存在するが、能力や行動などは変わらない。 毒と出血効果を持つ攻撃を持っており、更には体力・攻撃力も高いという凶悪なクリーチャーでもある。 『FILE2』では飛び掛りに追尾性能が付き、狭い場所に出てくることが多くなったため、さらに危険な相手となった。 G変異体(G Mutator)(「零下」) 「零下」シナリオのボスクリーチャー。 G細胞が人間に寄生、人間の細胞と融合しながら成長したもの。 今作ではG生物に植えつけられた胚から直接生まれたのではなく、胚を植えつけられた宿主との拒否反応によって分離した幼体が再び人間に寄生する形で生まれた。 『バイオハザード2』のG成体と似ているがより人型に近づいており、G生物特有の巨大な眼球が背中に形成されている。 動きは遅いがG幼体を周囲にばら撒きつつ、巨大化した右腕や強酸の液体を武器にプレイヤーに襲い掛かる。 ボス戦では列車を使うことで大ダメージを与えることができる。 リーチ(Leech)(「巣窟」) Tウィルスの影響により数十センチ大に巨大化したヒル。 血を好む性質は変わっておらず、標的に吸い付いて血を吸い取る。 踏みつけるだけで倒せるほど耐久力が低く、攻撃力もあまり高くないが、吸い付くとなかなか離れないため集団で襲い掛かられると厄介で、攻撃されると出血しやすいため、油断できない存在。 輸血パックを使うとその血に群がるほか、熱に弱い性質を持つ。 『バイオハザード0』に登場したマーカスのヒルとは全く異なる存在。 リーチマン(Leech Man)(「巣窟」) リーチが人間の死体に大量に吸着し、一つの生物のようになった姿。 シナリオ序盤のムービーで登場し、ハルシュを新たな宿主とした。 病院の換気口を自在に移動し、生き血を求めて彷徨い歩く。一部の部屋を除くあらゆる場所に現れる。血の匂いに敏感で、出血状態のキャラを優先して狙うほか、出血状態だとすぐに出現するため、止血のために止血剤や救急スプレーは欠かせない。 輸血パックを使えばその血に群がり、一時的な足止めができる。 キーアイテムであるレベル2カードキーを持っているが、体力が無限であるためいかなる攻撃でも倒すことは出来ず(攻撃することで一時的にダウンさせることはできる)、完全に撃退するには定温実験室におびき出し、高温にして焼き殺す必要がある。 シナリオ攻略途中でAIPCが死亡した場合、新たなリーチマンとして復活し、プレイヤーに襲いかかってくる。前述の定温実験室の機能も停止してしまって撃退する手段もなくなるため逃げるしかない。 ジャイアントリーチ(Giant Leech)(「巣窟」) 「巣窟」シナリオのボスクリーチャー。 巨大化したリーチの中でも特に際立って異常なまでに巨大化した個体。 その大きさは人間を上回るほど。地下水道に大量のリーチと共に巣のようなものを作り、獲物が来るとその巨体による突進と下から出す触手、口から吐き出す消化液で襲ってくる。 『FILE2』では消化液が毒液になっている。水路では厄介な存在だが、入口まで誘き寄せることに成功するとナイフですら簡単に倒すことができる。 サスペンデッド(Suspended)(「獄炎」) 「獄炎」シナリオのボスクリーチャー。 人間の姿を完全に失わずに進化した(その証拠にアップルインで出現したのは元は女性だとわかる)リッカーの亜種。 「Suspended」の意味は「吊るした」。見た目や舌で相手を吊るし殺す所から来ている。 通常のリッカーと違い眼球が残っており、腹部が割れ、内臓が見えている(但し視覚自体は従来のリッカー同様退化しており、腹部は攻撃方向とは逆なのであまり見えない)。 リッカーの上位個体の位置付けであり、より優れた能力を持つ。 発達した下半身で天井からぶら下がっているためその場から動かないが、舌による攻撃はリッカーよりも強力な攻撃を多く持つ。攻撃力は高いが移動できないため、安全地帯を見つければさほど苦戦せずに倒せる。 タナトス(Thanatos)(「決意」) グレッグによって生み出されたタイラントの亜種。 名前の由来はギリシャ神話に登場する死の神「タナトス」。 黒人を素体にしており、T-002型のように心臓が露出している他、黒いアンダーパンツを着用している。 両手のツメは他のタイラント系統に比べると小型ではあるが、人体を容易く刺し貫くなど破壊力は他の個体に引けを取らない。特筆すべきはその強靭な脚力・跳躍力であり、プレイヤーを発見すると距離が離れていても猛スピードで突進し、1階フロアから2階の廊下まで軽々と跳躍して追跡してくる。 アンブレラはグレッグに量産を要請していたようだが、彼自身は「馬鹿げた事」「傑作は一つでいい」と量産を拒んでいた。 体力が無限であり、普通の銃火器ではダウンさせることすらできず、この段階では倒すことは不可能。そのため基本的には逃げに徹する必要があるが、体内には「デイライト」の材料の一つ「T-ブラッド」が流れているため一度は対峙しなければならない。 タナトスR(リボーン)(Thanatos Reborn)(「決意」) 『アウトブレイク』の最終ボスであり「決意」シナリオのボスクリーチャー。 ラクーン大学の崩壊に巻き込まれ、致命的なダメージを受けたことでリミッターが解除されたタナトスの進化体。 全身の皮膚が焼け爛れ、右腕を損失したことで左腕が異常なまでに肥大化している。体格が歪になったためか、歩行の際にはややふらつくような不安定な動作を見せるが、素早く突進してタックルを繰り出したり、高く跳躍して画面外からプレイヤーを踏み潰すなど高い機動力は健在である。右胸の巨大心臓が弱点で、それ以外の部位を攻撃してもまともなダメージは与えられない。 なお、普通に倒すことも出来るが、デイライトをアンプルシューターで撃ち込めば一撃で撃退することが出来る。
※この「登場クリーチャー」の解説は、「バイオハザード アウトブレイク」の解説の一部です。
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登場クリーチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:04 UTC 版)
「バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D」の記事における「登場クリーチャー」の解説
マジニ 『5』に登場するモブ。ケファロやデュバリアになる個体もいる。 ガナード(邪教徒) 『4』に登場するモブ。通常のガナードと異なり、どちらかというとマジニに近い。 ガラドール 『4』に登場する爪の敵。 チェーンソーマジニ 『5』に登場するチェーンソー持った敵。 ガナード(チェーンソー系) 『4』の「MC」に登場するチェーンソーを振り回す敵。 ガトリングマジニ 『5』に登場するガトリングマン。 ブイキチワ 『5』に登場する虫。 巨漢マジニ 『5』に登場する一回り大きな敵。 処刑マジニ 『5』に登場する斧をぶん回す処刑人。 B.O.W.(生物兵器) 今作では『B.O.W.』の名で登場しているが、『5』に登場する『ポポカリム』という蝙蝠。
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登場クリーチャー
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「バイオハザードシリーズ」の記事における「登場クリーチャー」の解説
本項では、シリーズに頻出している敵クリーチャーを紹介している。記載されていないクリーチャーについては、各作品別の記事を参照。 ゾンビ(Zombie) 詳細は「ゾンビ (バイオハザードシリーズ)」を参照 t-ウィルスに感染した人間のなれの果て。知能や感情を失い生きた人間を求め彷徨う。これに噛み付かれたり引っ掻かれたりすると、その人間もt-ウィルスに感染し、ゾンビと化してしまう。正式名称は「活性死者」という。 C-ウィルスの空気感染でも出現する。こちらはt-ウィルスと違い、筋肉組織の劣化や、知能の喪失は少なくなっているため、手に持っている武器や道具で攻撃を加えたり、走ったり、飛び掛かる等、t-ウィルスのゾンビには見られなかった動きを見せている。 ケルベロス / ゾンビ犬(Cerberus / Zombie Dog) ケルベロスはアンブレラが開発したB.O.W.、ゾンビ犬は警察犬や軍用犬がt-ウィルスに感染してゾンビ化したため、それぞれ別物である。シリーズ中に登場する犬種のほとんどがドーベルマン。人間と違い、俊敏性や耐久力は失われていない。その理由については完全に詳細不明である。ケルベロス 軍用のドーベルマンにt-ウィルスを投与し、誕生した生物兵器。コードナンバーは「MA-39」。非常に凶暴な性質で、犬の習性が残っているために群れをなして行動することが多い。安価かつ性能的に優れていることから、アンブレラ社でも研究を続けていた。当初は自然発生したゾンビ犬と比べても大した性能差はなかったが、GC版ではダウン耐性・耐久性が大幅に上昇し、能力が更に高い小ボス級の個体が現れるなど、兵器の名に恥じない完成度を見せる。 ゾンビ犬 ケルベロスとは違い、偶発的に生まれた個体で、主な感染ルートはt-ウィルスに汚染された食料を摂取したことによる。性質自体はケルベロスとほとんど同じである。ゲーム中に登場するゾンビ犬は、その大半がラクーン市警の警察犬であり訓練を施されていたため、t-ウィルス感染後もそれ以前と同等の目標を捕捉する能力を有していた。『CV』に登場した個体は、ロックフォート島で飼育されていた軍用犬がt-ウィルスに感染したものである。 ゾンビ犬C C-ウィルス感染によりゾンビ化した犬。ゾンビ犬との大きな違いはないがこちらは主に飼い犬や野良犬だったものがゾンビ化している。 クモ t-ウィルスに感染し、巨大化したクモ。世界中あらゆる地域に存在するクモは、B.O.W.にふさわしい素体であるとして、アンブレラの研究素材となっていた。『3』の攻略本によれば、既に完成された形態にあるためか外見にはほとんど変化がなく、巨躯だけが常軌を逸したものとなっている。生態は徘徊性であり、壁や天井を這い回っては大きな顎で噛み付くなど、積極的な捕食を行なう。毒性を備えているものも存在しており、口から強酸性の毒液を飛ばす攻撃も行う。メスは腹部に大量の子グモを宿しており、親グモが息絶えると腹部が破裂して子グモが飛び出す。子グモは数が多く素早いが、踏み潰すだけで死ぬためにそれほど脅威ではない。 シリーズ中においての呼び名は様々で、『1』では「ウェブスピナー」、『2』と『3』では「大グモ」、『0』と『OB』シリーズでは「ジャイアントスパイダー」と呼称されている。 『CV』では従来のタランチュラではなく、ゴケグモを素体とする蜘蛛型B.O.W.が登場しており、英名は「ブラックウィドー」。他の作品より遥かに巨大な個体は、「大クモ」と呼称されている(他の作品と変わらないサイズの個体も存在するが、ここでは「中クモ」と呼ばれる)。また、『DC』ではハエトリグモを素体とした「ジャンピング・マンイーター」が登場している。ウェブスピナー(Web Spinner) 実験により意図的に生み出されたB.O.W.。名称の意味は、「糸を紡ぐ者/網の紡ぎ手」だが、ウェブスピナー自体は進化の過程で網を張る能力が退化している。攻撃力は低いが、壁面や天井を自由に移動する機動力を活かし、ウィルスを拡散させる兵器として注目・研究されていた。ウェブスピナーの胎内から出現する小クモは「ベビースパイダー」と呼ばれており、母胎の大きさに比べて数が少ない。 廃棄処分されたウェブスピナーの生き残りは、施設から逃げ出した後に突然変異を遂げ、従来の数倍に巨大化。網を張る能力が復活して生命力と運動性能も向上し、毒の影響により身体がどす黒く変色したことで、研究員から「ブラックタイガー(Black Tiger)」と呼ばれるようになった個体も存在する。 大クモ/ジャイアントスパイダー 大クモ(ジャイアントスパイダー)と呼ばれるものには「元々B.O.W.用及び研究用に開発されていたもの」「生物災害でT-ウィルスに2次感染したもの」の2種類が存在する。B.O.W.や研究用として開発された個体は、非常に高い戦闘能力を有している。南極基地で見られた個体は、猛毒を持つ黒クモとなっている。これはアンブレラ支社へ搬送される予定だった中クモの1体が、搬送用カプセルから逃げて南極の厳しい環境に適応した進化形であり、体毛が無い。2次感染で大クモとなった個体は、自然界の蜘蛛がウィルスに感染したもので、凶暴化した他の生物に劣らないよう本来持つ環境適応能力により急速に進化・大型化し、毒性を強めただけである。 クロウ(Crow) t-ウィルスに感染した死体を食べたことにより2次感染したカラス。元々雑食であるカラスは、人間の死体以外にも昆虫や動植物なども食していたため、クロウは生物災害発生時の初期段階から出現していた。クロウには、鳴くことにより敵を威嚇する、群れを作り行動するなどのカラスが本来持つ習性が残っており、外見も眼球が赤く変色している程度で感染前との顕著な違いはない。しかし、それ以外で通常のカラスとは大きく異なる点として、銃声などの大きな音にも怯まず(本来カラスは音には敏感である。ただし、『アンブレラクロニクルズ』でのムービーにおけるクロウは、リチャードの発した銃声で怯み逃亡している)、人間にも容赦なく襲いかかるほどに凶暴性が増している。この変貌ぶりは、後のアンブレラの研究に大きな影響を与えることになる。 基本的には、縄張りに侵入しない限り襲いかかることはない。森林や市街地など様々な地域に生息している上、飛行能力を有しているためt-ウィルスの拡散を後押しした要因の1つとなっている。 ハンター(Hunter) 詳細は「ハンター (バイオハザードシリーズ)」を参照 人間にt-ウィルスを投与して遺伝子を変化させ、そこに他の生物の遺伝子(主に爬虫類)を組み合わせて生み出されたB.O.W.。最も成功したB.O.W.であり数種類の亜種も存在するが、共通項としては強靱な肉体のほか、簡単な命令(「出会った人間は全て殺害しろ」など)を理解して仲間内での連携が可能な知能を持つこと、非常に攻撃的であることが挙げられる。その行動概念はまさしくハンター(狩人)の名に相応しく、巨大な爪を使った即死効果を有する「首狩り」を必殺技に持つ(一部を除く)。 リッカー(Licker) ゾンビ化した人間が更にt-ウィルスに汚染されて突然変異を起こした結果、誕生したクリーチャー。通常のゾンビは激しい新陳代謝をまかなうだけの食糧を摂取できず、エネルギーが枯渇して完全な死を迎えるが、一部のゾンビはエネルギーを摂取し続けながら、t-ウィルスによる肉体の再構成を可能とする。変異の過程で脳は肥大して外部へ剥き出しとなり、剥離した皮膚からは新たに形成された筋肉組織が露出している。視覚能力は失ったものの、それを補うように聴覚が異常に発達している。ゾンビでは考えられないほどの運動能力を有し、跳躍力も異常に発達している。骨格の変形に伴い4足歩行へと変化し、これにより天井を逆さまに移動する能力を獲得した。こういった突然変異の結果、獲物を見つけると長い舌を槍のように硬く伸ばして相手の急所を貫き、仕留めるといった生態を持つに至った。なお、初出の『2』では脳が露出していたが、『OB』シリーズではスキンヘッドになっている。 「リッカー」は、「舐める者」という意味。作中では、「このモンスターと初めて交戦したラクーン市警署員によってつけられたニックネーム」と設定されている。『バイオハザード2』 『1』におけるハンターのような存在として登場。『2』で最高の攻撃力を誇るクリーチャーG第4形態の「かみくだき」に次ぐ威力を持つ、「飛びツメ攻撃」を繰り出す。ハンターとは違いゲーム序盤から登場するため、初心者にとっては強敵。体色が黒緑に変化し、爪が大型化した「リッカー改」という亜種も存在するが、こちらはゾンビ改からの変異体となっている。 『ガンサバイバー2 バイオハザード CODE:Veronica』 カメレオンのように体色を変化させる個体が登場する。 『バイオハザード アウトブレイク』シリーズ ゾンビからリッカーへ進化したばかりで身体にまだ衣服が残っている個体や、更なる進化形として「サスペンデッド(吊るす者)」と呼称される個体が登場する。 『バイオハザード5』 トライセル社が従来のリッカーを始祖ウィルスで進化させた個体「リッカーβ」が登場する。外見そのものに大きな変化はないが、元々優れていた聴力に加え嗅覚が発達した上、従来の個体には見られなかった繁殖力や即死技も持っており、群れを成して獲物へ襲い掛かる。 CG映画版 基本的な設定はゲーム版に準拠。『バイオハザード ダムネーション』 従来の個体より巨大化した個体が登場。後述のプラーガによって制御され、政府軍やタイラントを攻撃する。 実写映画版 ゲーム版とは設定が異なり、アンブレラ社によってt-ウィルスを体組織へ直接注入された人間が変貌したB.O.W.として登場する。『バイオハザード』 実質的なボスクリーチャー。カプセルでの封印が解かれて登場した当初の個体はゲーム版と同じ姿であるが、新鮮なDNAを摂取することで急速に変異する。劇中では変異に伴い、骨格が四足獣に近い形状に変形し、体躯も巨大化した。アリス・アバーナシーと死闘を繰り広げた末、ハイブからの脱出列車とレールの摩擦熱によって焼き殺された。 『バイオハザードII アポカリプス』 ジル・バレンタインが同僚や避難民を連れて逃げ込んだ教会で、数体が一度に登場する。ジル達の攻撃をものともせず窮地へ追い込むが、駆け付けたアリスの攻撃によって一掃された。本作ではゲーム版と同様の姿のまま、変異することはなかった。 『バイオハザードV リトリビューション』 生物兵器のシミュレーション施設「アンブレラ・プライム」にて、限界まで変異を遂げた個体「巨大リッカー(Uber Licker)」が登場。『I』の個体以上に体躯も巨大化している他、舌が文字通りの二枚舌となっている。また、獲物を繭に閉じ込める習性も見せるようになった。 タイラントシリーズ(Tyrant) 詳細は「タイラント (バイオハザードシリーズ)」を参照 ゾンビと同じく、アンブレラによる狂気の研究を象徴するクリーチャー。人間の成人男性をベースにウィルスを投与し、様々な肉体強化を施して製造された究極のB.O.W.。圧倒的な戦闘能力と生命力に加え、任務を遂行する兵士としての行動が可能な知能をも有する。シリーズのほとんどにタイラント(またはそれに準ずる亜種)が登場するが、本編内での登場回数は作品によってかなりのばらつきがある。タイラントシリーズの心臓は右胸にある場合が多い。 どの個体にも共通して言えることは、生命の危機に瀕すると暴走することや、それによって身体そのものをも変化させうるということである。そういった強靭な生命力を持つため、大抵の個体は特殊な手段を用いない限り、止めを刺せない。『RE:2』ではストーリーを進めない限りはいかなる攻撃でも止めは刺せず、執拗に追いかけてくる。 プラーガ(Plaga) 詳細は「プラーガ」を参照 ヨーロッパの某国にあるサラザール城の地下深くに封印されていた寄生虫。邪教団「ロス・イルミナドス」が発掘して蘇らせ、付近一帯の支配のため利用した。後にトライセル社が改良を施し、実用性や繁殖性が向上された。 「従属種」と「支配種」の2種類が存在する。「従属種」は寄生されると自我を失い、侵入者に容赦なく襲い掛かるなど凶暴化する。「支配種」は寄生されても自我を保つことができ、「従属種」に寄生された者を意のままに操る能力を得る。 『4』では邪教団の教徒や付近の村民がこれに寄生され、「ガナード」になった。『5』ではリカルド・アーヴィングがアフリカでプラーガの改良型を使用したことで、キジュジュ自治区の民や原住民のンディパヤ族が「マジニ」に変貌した。ガナードは寄生してから操るまでに1日以上時間を要するが、マジニは短時間で操ることが可能。また、一部のプラーガはG-ウィルスのように一度倒すと変化を起こすタイプも存在する。あくまでも「寄生生物」であり、「ウィルス」ではない。 『6』ではプラーガと似た特性を持つ「C-ウィルス」によって誕生したジュアヴォが登場する。ガナード / マジニ(Gnado / Majini) 寄生体「プラーガ」に寄生された人間のなれの果て。ゾンビの一種でありながら通常のゾンビとは異なり言葉や武器を扱える。ただし、習性は寄生生物のそれで、衛生面の劣悪な環境を意に介さず、余所者には非常に攻撃的である。 カドゥ(Cadou) マザー・ミランダが特異菌と線虫を組み合わせて作った胎児のような形をした寄生生物。カドゥを植え付けられた人間は適合率が良好であれば特別な力を得られるが、適合率が低いとライカンのような化け物になり果ててしまう。人形や死体などの無機質な物に植え付ける事が可能で、『ヴィレッジ』に登場するドナのように特殊なシグナル物質によって人形に寄生させたカドゥを遠隔で操作し、攻撃するといった事も可能である。 ライカン(Lycan) 『ヴィレッジ』におけるゾンビのような存在。上記「カドゥ」に適合出来なかった村人のなれの果てで、狼男のような外観を持つ。ゾンビやガナード・マジニのように2足歩行も出来るが、人間を発見すると、素早く手をつき、四つん這いになりかなりのスピードで距離を詰めてくる。理性が無いように見えるが、弓や斧を使用して攻撃してきたり、馬に乗っている個体もいるのである程度の知能は残っている模様。物語序盤で四貴族会談の後に行われるハイゼンベルクがしかけるゲームにも多数登場し、ハイゼンベルクが命令するまで攻撃してこないなど(ものすごい形相でイーサンを睨みつけ威嚇する事はあるが)人間の言葉を理解しているようにも見える。ただし言葉を理解しているのか、カドゥの意思疎通能力なのかは不明。 大型ライカン 通常のライカンよりも体格・攻撃力が高い個体。顔に仮面を付け、両手両脚には金属片などを装着し、攻撃力と防御力を高めている。 ウリアシュ 大型ライカンを上回る巨体で顔の周りは毛で覆われライオンのたてがみのようになっている。大型のハンマーで攻撃し、他のライカンを束ねているように見える。 ウリアシュ・ストリージャ ウリアシュよりもさらに大きな個体。菌根を守っている門番的存在。菌根に爆弾を仕掛けに行く途中の洞窟でクリスと遭遇し攻撃を仕掛けてくる。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード7 レジデント イービル」の記事における「登場クリーチャー」の解説
モールデッド 人型の真っ黒な体色に眼球のない、鋭く異様な牙と爪を持つ怪物。 エヴリンの操るカビ状の特異菌によって生み出された生命体である「カビ人間」。感染者が転化しモールデッドへと変貌してしまう他、増殖した特異菌からも生み出されることがある。生存本能による獰猛さと大型肉食獣と同等の戦闘能力を持ち、攻撃されると感染してしまうことになる。 頭部が弱点であるほか、身体の接合が非常に脆く、肩や股関節に攻撃を集中すれば容易に四肢を切断できる。頭部を腕で守る行動が見られるが知能自体は低く扉の開閉が出来ない。 有料追加DLC『ジャック55thバースディ』では、頭に様々な種類の帽子を被ったややコミカルな出で立ちで登場する。 ゾンビやB.O.W.などさまざまなクリーチャーが登場した過去作と異なり、今作では基本的にボスを除けば等身大クラスではこのクリーチャーしか出現しないが、下記のような派生種が、ゲーム進行によって出現する。ブレード・モールデッド 基本形の人型から右腕が刃状に変化した強化個体。銃弾を弾くほど硬質化され、盾としても機能する武器となっている。しかし関節は通常個体同様に脆いため、右肩を破壊して腕ごと刃を落とすことも可能。 廃屋と邸内で発見するファイルの内容から、イーサンが最初に交戦したのは彼以前にベイカー家に拉致され、脱出のヒントをメモに書き残したトラヴィスという男性が転化させられた個体であることが伺える。 クイック・モールデッド 過去作のリッカーなどのように壁や床を走り回る、四足歩行型のモールデッド。俊敏な動きと高い攻撃力を併せ持つが通常の個体と比べて耐久力は低く、獲物を狙う際に一瞬動きを止める傾向が見られる。 ファット・モールデッド 猛毒の酸を放射する、肥満体のモールデッド。通常の個体と、強力な大型個体の2種類が存在し、各要所に中ボス的な存在として現れる。遠距離攻撃があるだけでなく、耐久力が非常に高めで、その姿からは想像できないほど突進力もあるため、かなりの強敵である。 さらに『Not A Hero』では頭部と両腕がない個体が登場するが、プレイヤーに走りよって自爆するという攻撃のため、トラップ的な意味合いが強い。 ダブルブレード・モールデッド 有料DLC『End of Zoe』に登場する頭部と両腕が刃状に変化したモールデッド。 フューマー 無料DLC『Not A Hero』に登場する白いモールデッド。 通常のモールデッドよりも大型で体色が白く変色している個体。体からは白い煙が立ち込めているのも特徴。驚異的な再生能力を持ち、瞬時に再生してしまうため、通常の銃弾では倒すことができない。しかし、ラムロッド再生阻害弾を撃ち込めば1発で仕留めることができる。 ちなみにそれ以外の攻撃をした場合、「警告:高再生能力により攻撃無効」の表示が出るようになっている。 ママ・モールド 無料DLC『Not A Hero』に登場する白い体色と白煙を発するファット・モールデッド。フューマーやファット・モールデットよりもさらに巨大な姿をしている。フューマーと同じくダメージを与えても瞬時に再生するが、ラムロッド再生阻害弾を打ち込まれると再生機能を失い、以降は通常の銃器でダメージを与えることができる。再生機能を失うと、体から発していた白煙も無くなる。その巨体を生かした突進のほかにリトル・クロウラーを生み出すこともでき、さらにダメージを負った際に周囲へ体液を撒き散らすため接近することは非常に危険。再生を阻害された後も異様に高い生命力を持つ強敵。 ちなみにこちらもラムロッド再生阻害弾以外の攻撃に対し「警告:高再生能力により攻撃無効」の表示が出るようになっている。 ワニ 『End of Zoe』に登場する。ベイカー邸周辺の湿地帯に生息する野生のワニだが、特異菌に感染している為か、身体に胞子のようなものが付いている。接近すると即死攻撃を放ってくるため、水中では素手攻撃で倒すことは出来ない。地上からの攻撃では倒すことは出来る。 リトル・クロウラー 無料DLC『Not A Hero』に登場する蛙のようなクリーチャー。群体で出現し、対象に取り付いた瞬間に自爆してダメージを与える。個体自体は貧弱で踏みつけただけで絶命する。 食人虫 旧館でマーガレットによって使役される巨大な羽虫。壁や床に張り付いており、近くで音を立てるとプレイヤーの周囲を飛び回る。 針で突き刺してくる他、腕に掴みかかれると振り解く為の動作で数秒間無防備になってしまう。基本的にどの武器でも一撃で倒せ、静かに移動すれば気づかれないので駆除するのは容易である。食人虫(幼体) 旧館各所にある巣やマーガレットの体内から出現する食人虫の幼体。幼体でありながらすでに成体に近い姿で羽虫本来の大きさからそれ以上まである。 成体同様に耐久力は無いに等しいが群れを成して飛びかかって来るため、まともに戦うにはバーナーのように広範囲へわたる武器が必要不可欠である。 食人蜘蛛 旧館の扉やゲージなどに張り付いている蜘蛛。プレイヤーが近づくと跳んで攻撃してくる。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード アンブレラコア」の記事における「登場クリーチャー」の解説
ゾンビ シリーズの代表的クリーチャー。 T-ウイルスや『6』に登場したC-ウイルスに感染した人間の成れの果てであり、微かな記憶と食欲に支配され、封鎖地区に侵入した者を食い散らす。 クリーチャー単体の戦闘能力は底辺であり、熟練の兵士なら難なく倒せるハズなのだが…。特殊ゾンビ 新たに発見された変異体。 ブラッドショットの様な姿をしており、肥大化によって露出した筋肉から泥々とした体液が流れ落ち、歯は肉食獣の牙の如く研ぎ澄まされ、爪も鋭利な凶器と化してもはや人だった時の面影はない。 攻撃力、耐久力、敏捷性の何れもトップクラスであり、封鎖地区内任務の要であるゾンビジャマーを近づくだけで機能不全に陥とす能力を持ち合わせた本作最強のクリーチャー。 一人用モード「THE EXPERIMENT」の最終局面ではこの個体のDNAサンプル入手がミッションとして要求される、事実上のラストボスである。 ケルベロス ドーベルマンをベースにT-ウイルスで生み出されたB.O.W.。 敵味方の判別はなく、主に人間に対しての無差別攻撃を目的に投入される。人型のクリーチャーより俊敏に敵を捉えてくる。 ガナード 寄生生物プラーガに脳まで浸食された辺境の村人。 本来は高い知能を用いるが彼らを統括する支配種が『4』で尽く倒された影響か、手持ち武器を漸く扱える程度に弱体化している。 しかし、依然ゾンビを超える驚異なのは変わりない。特殊ガナード 従来のプラーガ寄生体は夜行性で強い光が弱点だったが、支配種の助力無しに存命する中で環境の変化に適応し、その高い戦闘力を昼夜場所を問わず発揮する個体が出現する。露出した本体から伸びた触手は広範囲への攻撃を可能とする恐るべき武器となる。 クロウ ウイルス兵器の犠牲となった者の屍肉を餌にしていたことで二次感染したカラス。 本作では標的の頭上に密着したまま振り払えず、ついばみで確実に削ってくるため、急ぎ撃つか叩き落とさなければ危険である。 マジニ プラーガを生物兵器として運用するために品種改良された「タイプ 2」の宿主にされたガナードの発展型。特殊マジニ 新たな形態が確認された「タイプ2」。 成体である「ブイキチワ」に似た形態が宿主の頭を押し出す様に肥大して、鉤爪を用いた攻撃で戦闘力が向上している。 アジュレ プラーガ「タイプ 2」の汚染区域に生息していたために宿主にされた野犬。 『5』との相違点として寄生体が露出する形態は登場しない。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード RE:3」の記事における「登場クリーチャー」の解説
「バイオハザードシリーズ#登場クリーチャー」も参照 『RE:2』と同様、『3』から登場するクリーチャーが絞られている。クロウ、ブレインサッカー、大クモ、スライディングワーム、グレイブディガーが未登場。その一方、『3』に登場しなかったリッカーが警察署のステージで登場している。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード (テレビドラマ)」の記事における「登場クリーチャー」の解説
劇中や制作者インタビュー等で正式名称が語られていないクリーチャーについては仮名で記載 ゼロ(Zero) ゼロ株と呼ばれるT-ウィルスの変異株に感染した人間の成れの果て。 2036年の世界では、全人類のうち約60億人の人間がゼロと化しており、地上世界を闊歩している。最も本能的な欲求である「食欲」に突き動かされ、生存者たちを襲う。 通常株のT-ウィルス感染者であるゾンビと違い、敏捷性が損なわれておらず、走ることができるほか、体にはあちこちに腫瘍ができている。また、太陽光によって角膜が焼き切れているため視力が非常に低く、目視ではほとんど相手を認識できない。また聴力もほとんど失われているが、代わりに嗅覚に優れている。特に血の匂いには非常に敏感で、かなり距離が離れていても、出血している人間や動物を認識し、襲い掛かってくる姿が描写されている。 ゾンビと同様に知能はほとんど無いが、T-ウィルスが変異して弱毒化すると賢くなることがジェイドによって示唆されており、エピソード4では首にできた大きな腫瘍を震わせ、叫ぶことで他のゼロ達を操る女性のゼロが登場した。これまでに無い変異体ということでジェイドによって首を切られ、持ち帰られた。 巨大な芋虫のクリーチャー(正式名称不明) エピソード1の2036年の物語に登場。 T-ウィルスに芋虫のような生物が感染し、巨大化したクリーチャー。原作ゲーム『3』に登場したグレイブディガーや、『0』に登場したセンチュリオンを彷彿とさせる。 劇中では、ゼロ対策用の火炎放射機の音とゼロの大軍の騒ぎを聞きつけて地面からコンクリートを突き破って登場し、ジェイドに襲い掛かった。 ケルベロス(Cerberus) エピソード1の2022年の物語に登場。 T-ウィルスの誘導体が含まれた抗うつ剤「JOY」の限界摂取量を見極めるため、ドーベルマンに対して「JOY」を過剰投与させる動物実験により誕生したクリーチャー。 動物実験の犠牲となる動物を哀れんだビリーの手によって解放された後、ジェイドとビリーに襲い掛かり、ビリーに噛みついてT-ウィルスを感染させた。 この件がビリーにとってトラウマになったためか、ウィルスの影響で彼女が見る幻覚の中にもたびたび登場する。 リッカー(Licker) エピソード3の2036年の物語に登場。 T-ウィルスに感染した人間が変異した存在。ゼロと同様に視力は失われているものの、聴力に優れ、壁や天井を這って移動できる。露出した脳と長く伸びる舌、鋭い鉤爪が特徴的なクリーチャー。英仏海峡トンネル(ユーロトンネル)内を住みかにして活動しており、生存者やバクスター率いるアンブレラの兵士たちに襲い掛かった。 巨大な蜘蛛のクリーチャー(正式名称不明) エピソード3の2036年の物語に登場。 T-ウィルスに感染して巨大化した蜘蛛で、英仏海峡トンネル(ユーロトンネル)内を住みかにして活動しており、生存者達に襲い掛かった。 リサ・トレヴァー(Lisa Trevor) エピソード5の2022年の物語において、ジェイド達の家の地下に隠された秘密研究室に保管されていた「RC1998 リサ」という名称のDVDに記録された映像に登場。 1998年のラクーンシティ郊外にて、アルバート・ウェスカー、ウィリアム・バーキンらの手によって監禁され、ウィルス実験のえじきとなった少女。原作ゲームと同様の末路を辿ったと思われる。背面には巨大な眼球が生成されており、映像を見たビリーはフェイク映像であると言い捨てた。 巨大なワニのクリーチャー(正式名称不明) エピソード7、8の2036年の物語に登場。 T-ウィルスによって巨大化したワニで、原作ゲーム『2』に登場したアリゲーターのような存在であると思われる。 生存者たちが暮らす輸送船「ユニバーシティ」で捕縛され、脳内に電極を埋め込まれて眠りについている。後にビリー率いるアンブレラの追跡から逃れるため、ジェイド達の手によって解き放たれた。 培養タンクに保管された人型クリーチャー(正式名称不明) エピソード8の2022年の物語に登場。 原作ゲームシリーズにおけるタイラントを彷彿とさせる外観で、原作ゲーム『1』のタイラントと同様のアングルで爪が映し出されたりするなど、ゲームと同様の演出も見られた。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード ダムネーション」の記事における「登場クリーチャー」の解説
プラーガ 『4』『5』に登場した寄生生物。本作では支配種プラーガと従属種プラーガが登場し、リッカーを制御する。また、プラーガに寄生された人間は眼球が赤くなるという描写があるほか、プラーガに寄生されても辛うじて自我を保っている者が登場する。 なお当作品に登場するプラーガは、タイプ2以降のプラーガの有する「幼体を相手の口にねじ込んで即座に寄生させる」という、原種プラーガにはない特徴を持つ。 ガナード 従属種プラーガに寄生され、変異した人間たち。前作のゾンビに代わる脅威。反政府軍が所持していたプラーガが市街地に流出したために発生したが、その時点で支配種プラーガを宿していたアタマンが死亡していたため、コントロールを受けていない状態にある。 生前より肌が青白く、眼球が赤く変化して宿主となった人間は、中枢神経を乗っ取られて自我を失うが怪力を得るうえ、多少のダメージを受けても短時間で回復できるようになる。知性が残っており、武器を扱いながら組織的な集団行動で標的を追い詰め、プラーガの幼体を直接植え付けてガナード化させることにより、マジニのように早急に仲間を増やしていく。仲間を増やす際には口から花弁状の嘴に似た器官を露出させ、そこからプラーガの幼体を取り出して相手の口に無理矢理ねじ込む。 ゲーム版より動作がぎこちなく、言語を話す場面も非常に少ないため、外見はゾンビに近い。 小説版冒頭では、大群がアタマンに率いられ、政府軍兵士を襲撃している。寄生体が露出したガナード 脳を破壊されて沈黙し、首から成長したプラーガが露出したガナード。露出したプラーガは棘の付いた無数の蠢く触手状に成長しており、それらを振り回して攻撃する。また、失われた宿主の脳の代わりに身体をコントロールしているため、動作は単純である。 リッカー T-ウイルスに感染してゾンビ化した人間が、生者の肉を喰らって十分なエネルギーを摂取したことで、さらに変異したクリーチャー。本作では『5』に登場した「リッカーβ」のモデルが使用されており、初期のゲーム作品に登場したものに比べ若干大柄で筋肉質な体格となっている。元はラクーンシティの惨劇にて自然発生した存在だが、後にアンブレラ社やトライセル社によってクローンが量産され、現在ではブラックマーケットにてB.O.Wとして定着している。 本作に登場する個体はすべて従属種プラーガに寄生されており、支配種プラーガに寄生された人間(アタマンやバディ)によって制御され、政府軍を攻撃する。ガナードの様にプラーガの幼体を直接植え付けたりできるのかは不明。 タイラント 声:マイケル・マコノヒー T-ウイルスの完全適合者であるセルゲイ・ウラジミールのクローンを素体に、アンブレラ社がT-ウイルスを投与して人体改造を施すことで誕生した、究極のB.O.W.。外見は『2』に登場したT-103型と酷似しているが、身長は4.3メートルにまで巨大化している。黒い耐弾・耐爆コートで全身を包んでおり、『2』では9mmパラベラム弾数十発のダメージで一時ダウンする程度の耐久力だったが、本作では表皮が固く、唯一露出している頭部をアサルトライフルで銃撃されても負傷しない。また、リッカーや人間の頭を握り潰すほどの握力、中型乗用車を片手で弾き飛ばして宙に浮かせるほどの腕力、スーパー化前でも走行するほどの機動性、頭部を狙われるとガードする知性を併せ持つ。 以下に、スベトラーナの秘蔵していた複数体を肩に記された番号別に記述する。016&008 2体とも大統領府の地下施設に秘蔵されたカプセルから出現。多数のリッカーを倒し、レオンとバディを追ってエレベーターに侵入するが、ワイヤーが切れてエレベーターごと奈落へ落下する。 013 地上に待機していたバディ以外の反政府軍兵士の掃討を行っていた個体。地上にたどり着いたレオンとバディの前に立ちはだかる。バディの率いるリッカー4体を倒し、逃げた1体を追い詰めて倒すが、レオンの銃撃によってタンクローリーの爆発に至近距離で巻き込まれ、スーパータイラント化する。 スーパータイラント コートを外し、より強力な形態に変異したタイラント。各種能力がさらに向上し、動作も変異前より早くなっている。特に腕力が向上しており、全速力で走行する18トン以上の歩兵戦闘車を正面から受け止め、持ち上げられる。全身の表皮は岩石のように変化し右手は若干大型化、リッカーをパンチ一撃で葬り去る。反射速度や瞬発力も向上しており、発射されたロケット弾を掴める程である。また、高い知性は変異前から維持されているようで、歩兵戦闘車の砲撃を発射前に回避したり、頭を前に突き出して砲搭の可動を封じるなど、弱点を瞬時に見切っている。作中では3体が登場する。013 タンクローリーの爆発に巻き込まれた結果、コートを外して変異し、レオンやバディと対峙する。レオンのロケットランチャーRPG-7による狙撃を、1発目はギリギリで回避し、2発目は掴んで投げ返す。また、バディの率いるリッカーを1体を残して全滅させたうえ、彼が運転するBMP-3を正面から受け止めて転倒させようとするが、最後のリッカーに視界を塞がれた隙に砲搭に乗っていたレオンに頭部を接射で破壊され、沈黙する。 番号不明 恐らく016&008。スーパータイラント013を倒した直後のレオンとバディに襲いかかり、弾切れになるまで追い詰めるが、2体とも突如現れた攻撃機A-10の機銃掃射とミサイル攻撃で粉砕される。 ゾンビ リッカーに襲われた政府軍兵士が、その保菌するt-ウィルスに感染して変貌したクリーチャー。小説版の冒頭にのみ登場。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード ディジェネレーション」の記事における「登場クリーチャー」の解説
詳細は、リンク先の個別項目を参照。 ゾンビ / 活性死者 空港内や飛行機内、ウィルファーマ社研究所内の人々がt-ウィルスに感染し、変異したクリーチャー。急激な新陳代謝の影響で動く死体のような外見に変貌して生者の肉を求め、徘徊する。普段の動作は緩慢だが、生者を襲う際には俊敏に動く。部位に関係なく一定量のダメージを受ければ死ぬゲーム版とは違い、頭部以外にダメージを受けても死なない。 バーキンG 『2』に登場したクリーチャーの1つ。クレアの回想シーンにのみ登場。 G-カーティス 施設の爆破に巻き込まれて重傷を負ったカーティスが、延命のために自らにG-ウィルスを注入して変異した姿。第1形態 巨大化した体躯、右肩に出現した巨大な眼球、右手から伸びた巨大な爪など、外見はバーキンG第1形態と酷似しており、左半身はまだカーティスの面影を多く残している。海兵隊の小隊と交戦してほぼ全滅させるもレオンの策によって瓦礫の下敷きになり、沈黙する。 第2形態 瓦礫の下敷きになったカーティスが、さらに変異した姿。身長はさらなる巨大化で約4メートルにまで達したほか、左半身や頭部も変異してカーティスの面影は完全に消失している。長い尾が生えており、巻き付けて天井にしがみついたりもする。右腕を払うだけでレオンを10メートル以上も吹き飛ばす怪力と、施設の爆破にもほぼ無傷で耐える耐久力を併せ持つ。 生き延びた海兵隊兵士3人を殺害した後、遺伝子情報が近いアンジェラを繁殖に利用するために追い詰めるが、彼女に実家から持ち出されていた家族写真を拾ったことで一時的にカーティスとしての自我を取り戻し、アンジェラに逃げるよう促して完全に自我を失う。その直後、足場のコンテナごと落下してなおアンジェラに尾を巻き付けてぶら下がるが、レオンに頭部を撃たれて怯み、奈落へ落下した。エンディング後、亡骸の一部はトライセルへ回収された。 タイラント 携帯電話ゲーム版にのみ登場。空港内でレオンたちに襲いかかる。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード:ディジェネレーション」の記事における「登場クリーチャー」の解説
詳細は、リンク先の個別項目を参照。 ゾンビ 空港でのバイオテロに遭い、T-ウイルスに感染してしまった人々のなれの果て。 G-カーティス G-ウイルスを注入されたカーティスのなれの果て。本作のボスクリーチャー。巨大化した体躯、右肩に出現した巨大な眼球、右手から伸びた巨大な爪など、『2』に登場したクリーチャーGとの共通点はあるが、全身の姿は異なっている。 タイラント 携帯電話ゲーム版にのみ登場。 以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード: ヴェンデッタ」の記事における「登場クリーチャー」の解説
ゾンビ ウィルスに感染したことで凶暴化し、人を食らうようになったクリーチャー。今作ではA-ウィルスの作用により、C-ウィルス系ゾンビのような運動性と、t-ウィルス系ゾンビを遥かに上回る感染力を持つ。 ケルベロス t-ウィルスを用いて生み出されたアンブレラ製のB.O.Wで、作中では2体が登場。本作のものはt-ウィルスだけでなくA-ウィルスも投与されており、体組織が一部腐敗しているものの、人間の首を噛みちぎる程の筋力、走行中のバイクに容易に追い付くほどの運動性を獲得している。 アリエゴ 本作のラスボス。 アジトの高層ビル屋上から落下し、瀕死の重傷を負ったアリアスが最終手段として、ウィルスの力を解放したディエゴに自ら取り込まれる形で融合、シリーズお馴染みのボスキャラクターであるタイラントを彷彿とさせる巨人型のクリーチャーに変貌した。アリアスの物とディエゴの物である二つの頭部を持ち、基本的にはアリアスの意識が主導権を握っている。デザートイーグルの弾倉二つ分の銃撃に耐えるタフネスを持つ。 両腕指先には伸縮自在の爪を備え、数十メートル単位の長さにまで伸ばすことができる。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード〜マルハワデザイア〜」の記事における「登場クリーチャー」の解説
ゾンビ マルハワ学園に現れた怪物。その特徴や、姿はt-ウィルスに由来する従来のゾンビと似ているが、手に持った武器をつかえる他、走ることも可能で、遭遇すると逃げ切るのは困難である。ただし、頭部が弱点であることは、従来のゾンビと変わらない。 また、 『ゾンビに噛まれた者が、二次感染してゾンビと化す』といった従来のゾンビに見られた接触感染の例は(少なくとも作中の描写からは)見られない。 リッカー 序盤のみの登場。t-ウィルスに感染した人間が変異したもの。 今回はとある街でのバイオテロに用いられており、クリスに襲い掛かろうとしたが、倒されている。 ケルベロス ドーベルマンにt-ウィルスを投与して生み出されたB.O.W.。 リッカー同様、こちらも序盤のみの登場。同じくバイオテロに用いられている。 実験体C16 3ヵ月前に死亡したとされるマルハワ学園の女子生徒ナナン・ヨシハラの姿をしたクリーチャー。 顔の左半分こそ生前の頃のナナンの顔を残しているが、それ以外は全身と顔の右半分が肉腫に覆われ、肉腫の付いた触手を有しており、かなり醜悪な外見を持つ。 ビンディがフードの女から受け取ったC-ウィルスのサンプルをナナンの亡骸に投与した結果、亡骸がサナギ化し、誕生した。プールの水面に映った変異した自分の姿を見つめたり(4巻参照)、リッキーにC-ウィルスのサンプルを注入しようとしたフードの女の持つ注射器を破壊したり(リッキーにも攻撃していたので助けたわけではない)とナナンとしての自我は既に欠片ほどしか残っていないが、生前の親友だったビンディにだけは従う。 全身に大きな肉腫が生じている事や人間をゾンビ化するガスを使用している事から、『6』に登場するB.O.W「レポティッツア」に酷似しているが、これはレポティッツアが、C16のサンプルを元に改良を加えて生み出されたためである。また、肉腫の付いた触手による攻撃は非常に強力であり、人間の身体も易々と貫かせる程である。 立て続けに起こった生徒のゾンビ化事件およびパンデミックの元凶で、特定の個人に対して感染させる場合は「キス」をし、多数に感染させる場合は周囲にガスを撒き散らす。尚、作中の描写からは、ガスは死して間もない遺体にも効果がある模様。パンデミックの際に対峙したクリスをC-ウィルスのガス等で苦戦させたが、リッキーの機転によりガスが振り払われ、そこへ追撃を受けて身体を真っ二つにされる。しかしこの時点ではまだ活動を停止しておらず、ヘリで脱出しようとしたリッキーたちを襲撃し、ピアーズを庇ったメラに致命傷を負わせたが、最期はヘリに積まれていた機関銃の銃撃で木っ端微塵にされた。 その後、その肉片がフードの女によって回収され、彼女の研究所に持ち帰られている。 ビンディ マルハワ学園におけるバイオハザードの黒幕であるビンディがフードの女から貰った注射器のC-ウィルスのサンプルを自らに投与して変異したもの。 グラシアと対峙した最初こそ人間の姿を完全に保ってはいたが、度重なるダメージに伴う再生によって、右腕が巨大な爪の尖った腕に変異したり、顔半分が複数の複眼が生じたりする等、ジュアヴォに酷似した変異を起こしていき、徐々に化け物の姿へと変化していく。 最終的にはメラの立て続けの追撃を受け、更なる変異を起こし、サナギから巨大な蜘蛛のようなクリーチャーに変異する。 自我が失われたかは、描写も触れられる事も作中ではなかったため、明らかになっていないが、メラ達に1度倒された後、フードの女にC16(ナナン)は自分達が連れ帰ると言われた際や、真っ二つにされた姿を見つけた際に嘆くかのような叫び声を上げる等、生前の自我が残っているかのような様子を見せている。 ジュアヴォ スペシャルエピローグに登場。C-ウィルスを投与された人間の成れの果て。 自我は既に失われているが、知能は健在で、青竜刀や、マシンピストル等を扱い、言葉を理解して集団で行動する等の動きを見せる。 顔には複数の複眼が存在しており、京劇のお面によってそれを隠している。また、再生能力に優れ、再生が追い付かない程のダメージを受けるとその部位が再生の過程で変異を起こす。 中国にて発生したバイオテロにおいて多数出現しており、クリスやピアーズ達、BSAA北米支部隊アルファチームが事態の収束にあたっていた。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード (ゲーム)」の記事における「登場クリーチャー」の解説
「バイオハザードシリーズ#登場クリーチャー」も参照 本作に登場するクリーチャーは、T-ウイルスに二次感染して自然発生したものと、生物兵器B.O.W.として開発されたものの2種類がいる。
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登場クリーチャー
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「バイオハザード5」の記事における「登場クリーチャー」の解説
今作に登場するクリーチャーは、ほとんどがウェスカーが過去のバイオハザード事件で入手したB.O.W.(有機生命体兵器)や突然変異生物のデータを元に、トライセルの研究所で生み出されたものである。そのため、過去作に登場したクリーチャーの特徴を色濃く残しつつも、より兵器として高度に調整されたものとなっている。過去にアンブレラ社が生み出したクリーチャーは、もととなる生物の特徴や能力を極端に肥大化させたタイプと、別々の生物の特徴を合成させたタイプに二分される。
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