大群(おおぜいのけがれ)
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強力な屍をリーダーとする謎の一団。他の屍の集団や、道を踏み外した人間の呪術者達も組織に組み込んでおり、数多の不死王を抱えるその有様はまさに質・量ともに史上最大の屍の群れといえる。転生なき世界=死者の国の建設を目的としている。 七星(しちせい) 体に北斗七星を模した7つの星が刻まれた屍たちの集団、七名の極めて狂暴で強力な屍で構成されている。一年半前、星村家の人々を皆殺しにし、主人公マキナの運命を変えた者たちで、マキナにとっては不倶戴天の仇敵。特に明確な結果を求めて動いているわけではなく、光言宗からは「病のように現れ殺し、霧のように消える群れ」と認識されている。「大群」に組み込まれ、彼らと共に殺戮を行なう。 屍に信奉者を持つ、数少ない群れの一つ。その実体は実質的指導者である「狭間」が頂点に立つ「北斗」を屍の「あるべき姿」として知らしめんがための広告として創った群れである。「北斗」によって多くの屍を引き寄せる一方で、七星の徴を与えられた個々の屍もまた強大な未練「性」の持ち主であり、その実力は高い。なお、加入条件は己の性に生きることは勿論だが、性に従って死ぬまでを含んでのものである。 大群内では知と理を兼ね揃えた群れとも見なされており、「狭間」の定めた指針の下、各個の「性」を最優先しつつも、理的な活動を行っている。 棺 正式名称は癲棺(クルイヒツギ)。「大群」が「死の国」建国のために百八人分の末期の血を詰め込み作成した箱。また、それ自体が「未練というエネルギーを詰め込んだ電池」と言えるものであるため、呪い憑きにとっては増幅器としてあらゆる方向に使用できる規格外(特級)の媒介である。よって、王復活の儀式や戦闘の際にも流用された。数を含め、二十八宿にちなんでいるとされる。 棺を持つ屍はそのまま「棺持ち」と呼ばれ、上下の区分けが曖昧な「大群」の中でも上位者となっている。現在確認されている「棺持ち」は5人の教主および、教主の配下に当たる「七星」とヴラウプニル、都合上「棺」を持っていた赤紗の13名。 大神殺し(たいしんごろし) ギリシャ神話などに稀に出現する特殊な子宮を持つ女。代表例としてはテティスが挙げられる。父親となった個体を超える個体を生み出せる能力を持っており、本来なら何百世代も経なければならない生物の進化を、わずか一世代で行なうことが出来る。大群はこの能力を利用して王を最強最高の状態で甦らせようとした。元は骨だけしかなかったが(アイギスが来日時に運び込んだ)、ロギアが200体以上の死体からパーツを選り分け、内臓にいたるまで完璧に付肉し、復元した。後に王の復活と共に破壊された。 死の国 大群の最終目標。実現した暁にはすべての死者がことごとく屍と化し、際限なく死者に力を与え続けるとされる。いわば実現するのは輪廻転生の存在しない世界であり、この屍のみに都合の良い理想を掲げたことによって、本来まとまるはずのない「大群」を成立させたと言える。
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大群
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「宇宙英雄ペリー・ローダン」の記事における「大群」の解説
3441年に銀河系に出現し、知性体の大半を痴呆化させるなど銀河全体を荒らしまわった放浪する人工の星団。恒星・惑星80万と各種宇宙船120万隻を有し、その全長は1万896光年、厚さと幅が1,932光年に及び、全体を特殊なバリアで包んだ空前の人工建造物。知性の種をまく「カルティス」、彼らの補助種族の「パープル人」や「大群の敷設者」などからなる。未知の知性体により、宇宙に生命を創造させるため派遣されたが、「カルドゥルス」という補助種族の反乱で、死をまく放浪者となった。
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大群
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「宇宙英雄ペリー・ローダンの登場種族一覧」の記事における「大群」の解説
カルドゥルス 大群の支配種族。昆虫から進化した非ヒューマノイド種族であり、身長は2.5メートル。二本の腕と脚、丸い頭部には二つの複眼と昆虫を思わせる三角形の口を持つ。平均寿命は地球年に換算して約2000年。種族全員がそれぞれ異なった超能力を持つ。大群の統治には政府や指導部などを持たず、種族ごとに役割を決めて共同で支配していた。「カルドゥルス」という意味は、大群内の共通言語インターカルティスで“知性を運ぶ者のちいさな子供達”を意味する。 はるかな太古にサイノスによって補助種族に採用されたが、約百万年前に叛乱を起こしてサイノスを追放、その後は自身の生命延長のために大群を支配した。支配方法は自らを神格化する事で、補助種族に崇拝させるという単純なものであった。「黄色い征服者」と呼ばれるカタツムリ型種族カルティスが分裂により繁殖する際に分泌される液体(「活性化霊薬」と呼ばれる)に浸かる事で生命を延長していた。しかしカルティスが分裂する際に放射するプシオン性エネルギーに弱いため、これを浴びると錯乱する。 カルティスの繁殖場所を確保するために複数銀河を巡り数多の惑星を犠牲にし銀河系までも侵食しようとしたが、3443年にサイノスが大群を奪還するためにプシオン性ハイパーエネルギーを解放した事により数時間の後に全滅した。 黒い悪魔 ゲディンガー・クロク人 サイノス 大群の管理種族。数百万年前に大群を建造した“知性播種者”によって大群の運営を任された。しかし大群が前回に銀河系を訪れた約百万年前にカルドゥルスの叛乱に遭って追放され、種族の大半は銀河系に逃げ延びた。その後、銀河系の多くの惑星に3人、ないしは7人、9人単位で散らばり原住種族に変身してそれぞれの文明を発展させていく一方で、「秘密帝国」と呼ばれる組織を作り、大群奪還のための下準備をしていた。銀河の各地に残る七賢者ないしは九賢者の伝説は彼らの事を指すといわれている。 超心理モデュレーションと呼ばれる超能力を持ちどんな姿にも変身出来るが、真の姿は見せない。彼らは死亡する際に、“影なきオベリスク”と呼ばれる光が当たっても決して影の出来ない石状形物質となる。 3443年にテラナーの協力によってカルドゥルスが全滅した事により、大群の指揮権を取り戻し銀河系にいたサイノスは大群と共に旅立っていった。 大群の敷設者 パープル人 ラクーン 大群の戦闘部隊を担当する種族。身長約2.1メートル、2本の短くたくましい脚、触腕のようなくねくねした腕が4本、指は6本。頸は長さ80センチメートル、直径15センチメートルほど。末端にたいらな蛇のような頭部があり、その額から12センチメートルの角が生えている。全員が“ヒュプノ凝視者”で、目があった者の意思を奪うことが出来る。名前の由来はその叫び声から。第272巻。
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「大群」の例文・使い方・用例・文例
- 労働者の大群
- イナゴの大群
- 通りには大群衆があふれていた
- アリの大群
- 大群衆はさまざまな方向に行くグループに分かれた
- 彼女は大群衆の中で友人を見失った。
- 公園には大群衆がいた。
- ケーキにアリの大群がむらがっていた。
- イナゴが大群をなしてやってきた。
- かつて一度もこんな大群衆を見たことがない。
- アリの大群.
- 庭園に大群衆がいた.
- おびただしい人の群れ, 大群衆.
- 大群を成して.
- 大勢の人たち[イナゴの大群].
- 行く手の道をヒツジの大群が通せん坊をしていた.
- 野球場から大群衆がどっと出てきた.
- ごった返したウジムシの大群
- 煩わしいブヨの大群
- 流入する移民の大群
大群と同じ種類の言葉
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