呪術者
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呪術者
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鹿堂赤紗(ししどう あかしゃ) 声 - 宮本充年齢:26歳 誕生日:11月4日 身体:173センチメートル・60キログラム A型 好きなモノ:豆腐(湯葉、豆乳)、読書、静かな場所、占い 嫌いなモノ:最新電化製品(分からないから苦手) 特技:速読、暗記 元・光言宗権少僧正筆頭の僧侶。高峰の下で修行していたころは景世や貞比呂と同室であり、兄弟子である景世に敬愛を抱いていた。当時は将来を嘱望されていた模範的な僧であったが、5年前にとある小規模な屍の群れを討伐するため結成されたチームに加わった際、起こった事件により光言宗から背信、当時療養中であった自らの屍姫をも殺している。以後は長く行方をくらませてきたが、景世の元に現れ、自ら「大群」なる群れに所属していること、それは光言宗を滅ぼすためであることを明かした。 赤紗のそれを加えて8名もの屍姫を投入したにかかわらず、討伐隊がなぜ全滅したのかも、彼と彼の屍姫のみがなぜ生き残ったのかも、討伐隊の死に様と屍姫の有様の異様さも不明のまま、彼は黙として語ろうとしない。ただ、わかることは彼が光言宗と屍姫を強く憎悪していること、その瞳の奥に宿る絶望が、屍のそれよりずっと重く、深いことだけである。真の目的も「死の国」建国の果てにあると述べており、光言宗を潰すこともその目的の一部に過ぎないらしい。 「大群」においては当初、強力な屍を発生させ、群れの拡充を図る仕事も担っていたが、生きた僧侶の参加が不可欠であった王復活の儀式に参加したことをきっかけとして、王に「死の国」建国の案を献策する他、各方面への作戦立案や指揮伝達等の役割を表面化させている。よって、彼の行動は単なる狂気だけでなく、屍の間を立ち回って先を見通す確かな判断力と強固な信念に裏付けされた実行力、何より忍耐心を備えた性格に基づくものと言える。ただし、根は意外と素直らしい。 常に長着物と羽織の色無地を着用しており、そのためか戦闘において近接戦を好むタイプではない。自作の法具や道具を駆使し、後述の座壇『奇想蓮華』を使用した戦い方をする技巧派。アニメでの設定 アニメでは、難病で死んだかつての幼馴染であり恋人・詩条響(声:東山麻美)を屍姫としていた。2人は強く、宗現と神佳をも凌ぐとも言われていた。そして狭間の策略で200体以上の屍と戦い、108体の屍を殺すが、響は未練も執着もない破壊の屍となり、仲間の契約僧と屍姫を殺す響をとっさに錫杖で倒してしまう。そして光言宗に絶望し、響への償いとして背信僧になり、狭間たちに協力する形で光言宗を潰そうとする。 奇想蓮華 赤紗の使用する座壇。光言宗を抜ける際に本山から奪った1級の触媒である経典を媒介として増幅された能力である。概要は自らの手で殺した屍の「呪い」を保存し、壇に閉じ込め使用すること。屍と比べ、威力と精度こそ落ちるものの、非常に強力。名称の由来は屍が四方に突き出した腕がまるで蓮の花のように見えるため。 また、「棺」を触媒として得ることによって、物理的に実体化させた「肉玉」に応用することも可能。その全体像は人面がいたるところに付着した巨大な肉塊であり、これ自体も質量を持ち攻撃できる。また、肉の一部を切り離して独自に行動させることもできる。 取り込んだ屍が生前に有していた技能を使用することも可能であり、大工仕事などにも運用されている。 当然、外法中の外法であり、その反動は術者本人にまで及んだ。当初、触媒として使用していた経典すら消失したほどである。後に新たに作成した「棺」を触媒として得るとその影響は軽減されたようではある。これには棺の材料として、自らと同じく人間である景世の肉体の一部を使用できたというのが大きい。 ロギア・C・ギュスターヴ 身体:180センチメートル・76キログラム AB型 好きなモノ:コーヒー(ブラック)、羊肉料理、気の強い女の子、チーズ 嫌いなモノ:納豆 特技:手先の細かい作業、徹夜 自ら「人形使い」を名乗るブードゥーの邪術師(ボゴール)。「神になる法」(即身成仏)を教授してもらうために赤紗に協力している形で「大群」に参加している。誕生日は10月31日。27歳。 「神」もしくは「死」に対して強い興味を抱く典型的魔術師の一人であるが、言動は意外と軽く、飄々とした雰囲気を持ち、結構へたれた様子も見せる三枚目である。 赤紗に対しては同じ穴の狢と言う同属意識も持っており、次第に友情らしきものが芽生えさせているようである。 赤紗と同じく人の身であるので「大群」の中では何かと浮きがちであり、また戦闘においても屍には及ばないため、ブードゥーの様々なスキルを利用した裏方仕事が彼の「大群」における主な役割である。本人曰く「専門は生きてる人間」だそうだが、戦闘において「イェン」という名の少年のゾンビを使役したり、薬品を混ぜた赤土を媒介にして肉のように仕立てることによって死者の未練を実体化もでき、他に専門外とも思える腹中虫すら取り扱っている。また、「大神殺し」に付肉し、使用可能な状態にしたのも彼の仕事である。 初登場した際には黒い礼服にシルクハットを被り、その上片眼鏡と仰々しい服装を取ったが、これは彼の神の「仕様」と称したため、彼本人のセンスではないらしい。その後はラフな服装を度々見せている。
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