作戦立案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 15:23 UTC 版)
作戦の実行はAOI軍の参謀長グリエルモ・ナシ中将に一任された。AOI軍は20万以上の大軍を数えたが、実態は慢性的な兵力不足を補う為に正規軍の他に国家義勇軍(黒シャツ隊)とアスカリによって水増しされた数であった。ソマリランド遠征軍は5個旅団と1個国家義勇連隊から編成され、3つの集団に分けられたアスカリが援軍として加えられた。これ以外に非常に小規模ではあるものの、十数両の戦車(軽戦車と豆戦車)と幾つかの航空機の支援も準備され、遠征軍は最終的に2万4000名を数えた。 一方の英軍側は東アフリカ軍の内、アーサー・チェイター中佐率いるソマリランド騎兵隊が開戦時に展開していた。しかし伊軍側の攻勢が予想されると新たにアーサー・チェイター中佐は准将に昇格し、ニヤサランドのキング・アフリカン・ライフル大隊、北ローデシア大隊、第1東アフリカ砲兵大隊、第15パンジャブ連隊の一部を増派した。また後には第2パンジャブ連隊、スコットランド高地連隊も第二派増援として送り込まれた。
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