作戦第2段階(phase 2)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 07:26 UTC 版)
「半島を出よ」の記事における「作戦第2段階(phase 2)」の解説
北朝鮮の兵士を乗せた旧式の複葉機(アントノフ2型輸送機)が大挙して福岡に向かってくる。自衛隊の能力を持ってすれば容易に撃墜可能であるにも関わらず、政府は福岡ドームの人質の人命を犠牲にする選択を取れずに大量の北朝鮮兵士が上陸することをみすみす許してしまう。北朝鮮の兵士たちはシーホークホテルに本部を、福岡ドームと国立病院機構九州医療センターに挟まれた広場を野営地として接収。「高麗(こりょ)遠征軍」を名乗る。高麗遠征軍は福岡県知事や福岡市長を本部に呼び寄せ恫喝、記者会見において、今後福岡は高麗遠征軍と市民の協力により統治されること、最終的には日本からの独立を目指すという旨を発表させる。一方日本政府は高麗遠征軍をテロ組織として扱い一切の交渉を断ち、また、高麗遠征軍が日本各地に工作員を潜入させたというデマゴーグを受けて福岡を封鎖する。さらに日本政府は国連や、アメリカをはじめとする諸外国に援助を求めるが、「国家による侵略は行われていない。高麗遠征軍は武装しているものの難民である」といった理由で拒絶される。北朝鮮政府は高麗遠征軍を反乱軍であるためその活動については一切関知しないと宣言する。
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