光言宗(こうごんしゅう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 00:08 UTC 版)
大元帥系真言密教の一派(架空)。信徒数は約600万。空海の流れを汲み、1100年の歴史を誇る。象徴する図案として、「三色巴紋」を採用している。教義に従い、屍姫を使って屍を狩っているが、僧侶の中には屍姫を「死に迷った者」「悟りに最も遠い存在」「穢れ(けがれ)」として見る者も多い。本山は愛知県山磨市。 作品中では何故か「大元帥系」とする記述と「大師系」とする記述とが混在する。ただし、光言宗寺院の看板が描かれているコマからは、看板に「大師系」と書かれているのが確認できる。 指揮系統が上意下達型の厳然たるピラミッド型組織となっており、それぞれ上位から大僧正・権大僧正・僧正・権僧正・少僧正・権少僧正・大僧都・権大僧都・僧都・権僧都・少僧都・権少僧都・大律師・律師・権律師……、という僧階が定められている。なお、大僧正位は神生真生で65代目。 しかし、内部統制は一枚岩とは言えず、教義解釈や組織の運営方針を巡って、「修法派」と「衆生派」という二大派閥に分断されており、最高幹部である六人の僧正達もどちらかの派閥に属している。なお、前者は主に契約僧らによる現場重視であるが、後者は監査官らを中心とした統制重視であり、屍姫の扱いも大きく異なっている。
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