穢れとは?

けがれ【汚れ/×穢れ】

けがれること。清潔さ、純粋さなどを失うこと。また、失われていること。「—を知らない子供たち

不名誉であること。名折れ。「家名の—」

死・出産・月経などの際に生じるとされる不浄この間は、神前に出たり人に会ったりするのをつつしむ習慣もあった。


けがれ【汚・穢】

〔名〕 (動詞けがれる(汚)」の連用形名詞化

① けがれていること。きたないこと。不潔。よごれ。〔日葡辞書(1603‐04)〕

いさなとり(1891)〈幸田露伴〉一七「横鬢の汚(ケガ)れを厭ふ間もなく

② 人の死や出産などの不浄服喪中であること。また、月経中であること。これらの間は神仏に参ることや人と会うことなどを避け習慣があった。

宇津保(970‐999頃)俊蔭「な隠し給ひそ。おうなは早うより、さは見奉れど、さも聞えざりつるなり。〈略〉いつよりか御けがれは止み給ひし」

とはずがたり14C前)一「祖母にて侍し老い人むなしくなりぬと申程に近きけかれも過ぐしてこそなど申て」

悪習にそまること。みにくくなること。不名誉であること。卑劣名折れ

滑稽本七偏人(1857‐63)二「かやうな鼻持のならぬ女郎が居っては、神免二刀流武芸のけがれぢゃ」

④ 人のいやがる不浄仕事従事すること。また、その人

浄瑠璃孕常盤(1710頃)露のくつわ虫下使下部けがれの人歩(にんぷ)したり顔に玉だすき」


穢れ

読み方:けがれ

ラ行下一段活用動詞穢れる」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの


穢れ

読み方:けがれ

【文語】ラ行下二段活用動詞穢る」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

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穢れ

読み方:けがれ

人間の死や生、出産に関する不浄のことです。死の穢れは主に塩によって祓い清められます。「ケ」が枯れる「ケガレ」から転化した言葉といわれています。

穢れ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 08:44 UTC 版)

穢れ汚れ(けがれ)とは、忌まわしく思われる不浄な状態。疫病性交などによって生じ、共同体に異常をもたらすと信じられ避けられる[1]


  1. ^ 三省堂「大辞林」より
  2. ^ 上島享「〈王〉の死と葬送」(『日本中世社会の形成と王権』(名古屋大学出版会、2010年) ISBN 978-4-8158-0635-4 (原論文発表は2007年))。
  3. ^ 原田信男 (1993). 歴史の中の米と肉 食物と天皇・差別. 平凡社. p. 102-103. ISBN 4-582-84147-3 
  4. ^ 山本幸司 (2009). 穢れと大祓 増補版. 解放出版社. p. 16. ISBN 978-4-7592-5253-8 
  5. ^ 尾留川 方孝 (2009). “平安時代における穢れ観念の変容--神祇祭祀からの分離”. 日本思想史学 41. http://www.ajih.jp/backnumber/pdf/41_02_01.pdf. 
  6. ^ 延喜式. 第1 日本古典全集刊行会 p.106 (国立国会図書館)
  7. ^ 渡邉俊「『春日清祓記』の基礎的考察」『中世社会の刑罰と法観念』(吉川弘文館、2011年) ISBN 978-4-642-02899-8 (原論文発表は2010年)
  8. ^ 上田正昭その他 『日本の神々』 学生社 2003年 ISBN 978-4479840633 pp.77 - 78.


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