3rd-G
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 22:29 UTC 版)
主要概念:金属が生命を持つ概念・小規模重力制御 対応神話:ギリシャ神話 対応地域:ギリシャ/瀬戸内海 3rd-Gの世界観 有限の空に無数の大陸が浮かぶ構造で、古代は海もあったが概念戦争以前に消滅した。人類は個々が細分化した概念核を持ち、恩恵として何らかの自然を操る能力と数千年単位の長寿を有した。細分化した概念核は保有者の死で本体へ戻り新生児に付加される為、3rd-G人類は概念核を「冥府(タルタロス)」と呼び、後に制御装置「冥府機構(タルタロス・マキナ)」を建造した。個体数の少なさを武神と自動人形で補い、政治は王族によって全大陸が統治された。 3rd-Gの概念戦争 当時最高位の技術力で勝利しようとしたが、開戦で後手に回った事、只でさえ少ない人類が戦死と原因不明の出産率低下で急速に減った事、9th-Gにより大陸を一つ破壊された事で余裕を失った。当時の王クロノスはゼウスに幽閉され、新王となったゼウスは生存の為に同胞や捕虜を武神に改造し、レアとの子(後の飛場・美影)をクローン技術で増産し母体とする近親相姦の計画を練った。それでも優勢を得ず、3rd-G人類が王族のみになった頃にゼウスは9th-Gに恭順した。しかし乗り込んできた飛場・竜徹によってゼウスやアポルオンは殺され、概念核の半分を奪われて3rd-Gは滅んだ。
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3rd-G
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月読・京(つくよみ・みやこ) 月読・史弦の娘。後の3rd-G王妃。 Low-Gの一般人として育つがテュポーンと荒帝の争いに巻き込まれ、3rd-G残党に関わる。そこでアポルオンや自動人形達に認められ、アポルオンの子を身籠る。 以降はアポルオンが復活するまでの3rd-G暫定指導者となり、出雲UCATの技術者として就職する。 アポルオン 当代3rd-G王。月読・京の夫。日中の時間を司る。 ゼウスに対する穏健派だったが、多くの臣民や妹を失った事で反抗を諦めた。後に飛場・竜徹に殺され、アルテミスの計らいで半端ながら蘇生する。 諦観から漫然と生活していたが、京との交流で気概を取り戻す。3rd-Gの全竜交渉でテュポーンの呪いから解放され、操縦槽の中で肉体を再構成する為の眠りにつく。 アルテミス アポルオンの妹。故人。夜中の時間を司る。 生殖能力の欠如から武神の部品に変えられ、水色の武神の副搭乗者になる。死にかけたアポルオンを生かす為にテュポーンを乗っ取り、アポルオンを不完全ながら蘇生する。 精神はテュポーンに宿り、死の瞬間を思い出すとアポルオンの意思を奪い暴走する。3rd-Gの全竜交渉でアポルオンを再構成して冥府に入る。 クロノス 3rd-G先々代王。後にゼウスに王位を奪われ幽閉された。 優秀な技術者であり、幽閉後も多様な自動人形や武神を開発している。人間に進化する自動人形ボディもクロノスが造った。 美影が奪われた後にゼウスの目を盗んで護国課に現れ、荒人・改の改修をシビュレに命じた。自らの肉体を荒帝の部品に変えている。 ゼウス 3rd-G前王。父クロノスを幽閉した。アポルオンとアルテミスの父。 概念戦争に生き残るべく圧政を敷き、「穢れ」と呼ばれる無数の罪をつくる。レアを殺して美影を奪い、9th-Gと共にLow-Gを侵攻した。 自ら冥府に落ち、相談役として人格の複製を持った武神を残したとされるが、実際は本人だった。飛場・竜徹との交戦で死亡、その直前にアポルオンを自動人形達に託す。 モイラ1st(-ファースト) モイラシリーズ1号機。で3姉妹の長女。 量産型自動人形の指導者で、他よりも判断基準が高く設定されている。記憶を偽造する機能を持ち、モイラ3rdと組んで人間の記憶管理を行う。 戦闘では自動人形達を指揮し、重力レールガンの指導と弾丸補充役を勤める。 モイラ2nd(-セカンド) モイラシリーズ2号機で3姉妹の次女。 3rd-G本拠地の客人を世話をする任にあるが、来る者全てに恐れられ、諦観から表情も言葉も失っていた。しかし月読・京との交流でそれを払拭する。 記憶や体調などの生体の機微を感知する能力に長ける。戦闘では精密制御能力を活かして最大8体の武神を同時に遠隔操縦する。 モイラ3rd(-サード) モイラシリーズの3号機で3姉妹の末っ子。 小柄で言動も幼く、非常にハイテンション。人間の記憶を封印する機能を持ち、モイラ1stと組んで人間の記憶管理を行う。戦闘では主にモイラ1stの補佐につく。 ヴァイオレット 3rd-G残党側の自動人形。本来の名は「13th」で、月読・京の計らいでスミレの名を得た。 他に比べて能力が劣る事から内向的で遠慮がちな性格だったが、京との交流で前向きになった。 ボディとの相性が芳しくないが、逆にそれが特性となって高い戦闘力となる。日頃の失敗や長田・竜美との戦闘でスペアボディを全て失い、一時は武神の機体になった事がある。 ギュエス ヘカトンケイルシリーズの生き残り。近接戦闘を担当。 一見すると赤いスーツを着た女性だが、袖の中に軟質金属の剣を隠し、重力制御でそれを硬化・制御して戦う。また専用の武神を短時間なら遠隔操作出来る。 当初月読・京とは衝突したが後に主と認め、3rd-Gの全竜交渉後は京の護衛として出雲UCATに所属する。モイラ3rdとつるむ事が多い。 アイガイオン ヘカトンケイルシリーズの1体。中距離・広範囲戦闘を担当。 八百屋装束をした巨漢。情報収集として八百屋で働くが、そこの家族とは縁が深い(八百屋の人々はアイガイオンが自動人形だとは知らない)。 戸田・命刻との戦闘で致命的損傷を負い、後にコットスと共に長田・辰美やアレックスに挑んで破壊された。自動人形達の侍女服や花を揃えた。 コットス ヘカトンケイルシリーズの1体。長距離戦闘を担当。 概念戦争中にクロノスが唯一完成させた「自動人形が搭乗した」武神。会話能力が低く、単語の羅列のみで会話を行う。普段は武神同然に格納庫で待機している。 風見・千里との戦闘で大破寸前まで破壊され、後にアイガイオンと共に長田・竜美やアレックスに挑んで破壊された。
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