八百屋

デジタル大辞泉

やお‐や〔やほ‐〕【八百屋】

読み方：やおや

１ 野菜類を売る店。また、その人。青物屋。青果商。

２ 深くはないが学問・技芸・趣味などについていろいろ知っていること。また、その人。

隠語大辞典

八百屋

読み方：やおや

1. １　何でもや、かれこれや。２　学問技芸などに広く通ずること。
2. 八百は数が多いこと。⑴野菜を売る店。⑵雑学の人。

八百屋

読み方：やおや

1. 何事でも引受けてする者をいふ。八百屋店に行けば何でもあるから。すべて一般人事に用ふ。
2. 何事でも引受けてする者をいふ。八百屋店に行けば何でもあるからいふ。
3. どんなことでも引受けてする者のことをいふ。
4. どんなことでも引受ける者。「八百」はあらゆるものの意、何んでも屋。〔俗〕

分類 俗語、俗／一般

八百屋

読み方：やおや

1. 十人以上ニ掛レト云フコトナリ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・石川県〕

分類 石川県

八百屋

読み方：やおや

1. 「やをちよー」（※「やおちょう」）に同じ。

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歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

八百屋

読み方：ヤオヤ（ｙａｏｙａ）

初演 享保3.1(江戸・市村座)

名字辞典

八百屋

名字	読み方
八百屋	やおや

名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

JMnedict

八百屋

姓	読み方
八百屋	やおや

ウィキペディア

八百屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/07/10 13:59 UTC 版)

青果店（北京駅前）

八百屋（やおや）は、野菜や果物を主に販売する店の日本での呼称。「青果店」（せいかてん）とも呼ばれる。

概要

「八百屋」の語源に関しては諸説ある。

江戸時代には青物（野菜類の総称）を扱う「青物屋」と呼ばれており、それが「青屋（あおや）」と略され、さらに読みも「やおや」になったという説がある。

一方、17世紀頃には野菜類以外の食材も扱うようになり、「八百」は「たくさん」という意味で、数多くの物を扱うところから当てられたとする説もある

歴史

日本では平安時代の10世紀頃には野菜類の生産者が自ら町を売り歩いていた。

江戸時代の17世紀には野菜類は店舗で販売されるようになったが、そのころは野菜類以外の物も売られていた。しかし、18世紀には業態が分化して八百屋が扱う商品は野菜に限られるようになるとともに、都市では青物市場が形成され、八百屋もここから仕入れて小売するようになった。

第二次世界大戦後は八百屋以外でもスーパーマーケットや産地直売による野菜の販売が普及しはじめた一方、八百屋でも缶詰や瓶詰類が取り扱われるようになった。

八百屋が加盟する東京都青果物商業協同組合の組合員数を見ると、2000年の約3850人から2018年は約1620人へと減少している。同組合は、買い物客に野菜を勧めるための知識などを教える「八百屋塾」を2000年から開講している。

• 
  八百屋（東京）
• 
  果物屋（東京）

転義

商業写真や舞台セットなどで被写体に角度を付けて斜めに配置したり、段差を付けること、あらいはその傾斜を付けるための台そのものを「八百屋にする」という。

関連項目

• 三河屋
• 八百長（由来は八百屋からきているという蘊蓄がある）
• 八百屋お七
• ハマボウフウ（浜防風、別名：八百屋防風）

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八百屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/03 03:51 UTC 版)

「クレヨンしんちゃんの登場人物一覧」の記事における「八百屋」の解説

八百長のおじさん 声 - 荒川太郎（45話Bパート）（1993年4月12日）→不明 (2022年4月16日) 原作、アニメ初期に登場した八百屋のおじさん。本名不明。人妻の奥さんに山芋を勧めて「精がついて旦那、今夜燃えちゃうよ」と言うような人物で、しんのすけ曰く「おばさんの方がしっかりしてる」。 八百長のおばさん 声 - さとうあい（45話Bパート）（1993年4月12日） おじさんの妻。本名不明。しんのすけを見て「野原さんとこの坊や」と直ぐに分かり、状況を見てお金を忘れた事を察知し、みさえに電話、裸でいるしんのすけが風邪を引く事を心配しておじさんに服を着させるよう指示した。 佐藤 靖（さとう やすし） 声 - 関智一 みさえが一時期本気で惚れ込んだ、八百屋でバイトをしていた青年。八百屋のおばさんの甥っ子。野口五郎の本名と同姓同名で、母親が野口五郎の大ファンであったためこの名前をつけられたという。しんのすけのせいでみさえがローン地獄で苦しんでいると勘違いし、みさえに「朝の来ない夜はありません」と励ましの手紙を出したのだが、みさえはこれをラブレターと誤解し恋におちてしまう。 八百マサのおばさん 声 - 宮沢きよこ 2016年から登場したマサオがよく行く八百屋。本名不明。マサオの事を「マーちゃん」と呼んでいる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

八百屋

出典:『Wiktionary』 (2021/08/19 05:31 UTC 版)

名詞

八百 屋 （やおや）

1. 野菜や果物を売る店。野菜や果物を売る人

関連語

• 八百長

野菜や果物を売る店

• 類義語: 青物屋

野菜や果物を売る人

• 類義語: 青物売り, 青果商

翻訳

野菜や果物を売る店

• 英語: vegetable and fruit shop

野菜や果物を売る人

• 英語: greengrocer ^(en)

Weblio日本語例文用例辞書

「八百屋」の例文・使い方・用例・文例

• たくさんの珍しい果物と野菜が八百屋に並んでいる。
• 私は八百屋の外で彼に出会った。
• その八百屋は客にとても親切だ。
• 八百屋(の店).
• （八百屋に向って）玉菜と玉葱を置いて行っておくれ
• 八百屋
• 八百屋物
• あの先生は八百屋だ
• 八百屋で売られる食料雑貨
• 八百屋という職業
• 八百屋という店
• 八百屋という野菜を売る職業の人
• これはフェイラにある八百屋さんです。