八百壮士 (1938年の映画)
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八百壮士 | |
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八百壮士 | |
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映画の一場面
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監督 | 応雲衛 |
脚本 | 陽翰笙 |
出演者 | 袁牧之、陳波兒、洪虹 |
撮影 | 王士珍 |
製作会社 | 中国電影制片廠 |
配給 | 香港銀光公司 |
公開 | ![]() |
上映時間 | 53分 |
製作国 | ![]() |
言語 | サイレント映画 |
『八百壮士』(はっぴゃくそうし、中国語: 八百壮士、英語: 800 Heroes)は、1938年に公開された中国映画で、国民政府軍時委員会政治部の監察の下で、当時重慶市に移転していた中国電影制片廠が制作した戦争映画。応雲衛が監督を務め、袁牧之、陳波兒、洪虹などが主演した[1]。この映画はイギリス領香港、ミャンマー、フィリピン、フランス、スイスなどで上映され、大きな反響を呼んだ[2][3]。この映画はサイレント映画であるが、兵士たちが「松花江上」を歌う場面では一部だけ人の声が入っている。この作品は、断片だけが残されている。
あらすじ
映画の冒頭、世界征服を夢想した日本帝国主義は、まず中国を征服するため、1937年7月7日に盧溝橋事件を起こし、大規模な侵略をおこない、けだもののような行動を露わにした。1937年8月13日、大日本帝国が中華民国の上海市に侵攻したが、国民革命軍第88師団第524連隊の司令官であった謝晋元は、480人の若い将兵たち、いわゆる「八百壮士(800人の英雄)」を率いて四行倉庫の守備に当たった。ガールスカウト(女童軍)の楊恵敏は、危険を冒して国旗を持参して兵士たちの士気を高め、撤退するまで食料や医薬品ももたらした。
キャスト
演者 | 配役 | 注記 |
袁牧之 | 謝晋元 | 国民革命軍第88師団第524連隊長(團長) |
陳波兒 | 楊恵敏 | ガールスカウト(女童軍) |
洪虹 |
脚注
関連作品
- 八百壮士(1976年の台湾映画)
- エイト・ハンドレッド 戦場の英雄たち(2020年の中国映画)
外部リンク
- 八百壮士 (1938) - 豆弁
- 八百壯士 - bilibili
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