呪術とは? わかりやすく解説

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じゅ‐じゅつ【呪術】

読み方:じゅじゅつ

神や精霊などの超自然的力神秘的な力働きかけ種々の願望をかなえようとする行為、および信念まじない魔法魔術など。


じゅじゅつ 【呪術】

宗教学辞典』は「超自然的存在神・精霊・その他)あるいは呪力助けを借りて種々の現象をおこさせようとする行為およびそれに関連する信仰体系意味する」と定義している。未開社会のみならず文明社会にも見られる。英語マギmagic)の訳語とされるが、邦語でいえば「まじない」である。マギ古代ペルシア語祭司呪術師表わすmagus由来する善意意図による白呪術と、邪悪な意図による黒呪術とに分け見方がある。呪術と宗教とは別だとする説別でいとする説、人類には先に呪術があって後に宗教へと展開したとする説宗教から呪術が生まれたとする説、など多様である。呪術を行う者を呪術師とか呪師とか呼ぶ。この存在は、旱魃雨乞いをするような社会福祉的な面ももつが、人を災におとしいれる力もあるとして恐れられてもいる。

呪術

作者ベッシー・ヘッド

収載図書宝を集める人ボツワナ物語
出版社
刊行年月1992.3


呪術

作者飯野果菜

収載図書ふしぎな話
出版社新風舎
刊行年月2004.4
シリーズ名新風舎文庫


呪術

作者松原優一

収載図書短編小説集 彼方へ
出版社新風舎
刊行年月2005.1


魔術

(呪術 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/15 06:33 UTC 版)

魔術(まじゅつ)は、仮定上の神秘的な作用を介して不思議のわざを為す営みを概括する用語である[1][* 1]魔法(まほう)とも[3]


註釈

  1. ^ 過去、多くの学者が魔術の根本的な意味について考察してきたが、実際の所魔術に単純な定義を与えるのは困難である[2]
  2. ^ 初出は14世紀[6]ギリシア語の magikos[† 1] を語源とする古フランス語から来ている[7]
  3. ^ 人類学者の吉田禎吾の説明によれば、魔術の語を用いないのは手品と区別するためである[11]
  4. ^ これら東洋医学の知識体系は、カイロプラクティックなど西欧化されたものもある。
  5. ^ 現代の西洋医学の医師が患者にプラセボを処方した時は、それは医師の"技術"のひとつと呼ばれ、医師の"呪術"と呼んでは不適切なように、発展途上国のヒーラーが医薬品が無い中で善意からプラセボを住民に処方しているのを"呪術"と決め付けることもまたあまり適切ではない。
  6. ^ たとえば、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲の現行版は綴りがモダナイズされているが、17世紀に出版された初期近代英語ファースト・フォリオには magick という綴りがみられる。

原語

  1. ^ 男性形 μαγικός 〔マギコス〕、女性形 μαγική 〔マギケー〕。
  2. ^ 古代ギリシア語: μαγεία 〔マゲイア〕、 ラテン語: magia 〔マギア〕
  3. ^ 古代ギリシア語: γοητεία 〔ゴエーテイア〕、 ラテン語: goetia 〔ゴエティア〕
  4. ^ 古代ギリシア語: φάρμακα 〔パルマカ〕, φαρμακεία 〔パルマケイア〕; ラテン語: veneficium 〔ウェネフィキウム〕
  5. ^ ラテン語: maleficium

出典

  1. ^ ブリタニカ百科事典第11版』 (Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Magic" . Encyclopædia Britannica (英語). 17 (11th ed.). Cambridge University Press.)
  2. ^ Davies 2012, pp. 1–2.
  3. ^ 魔術(まじゅつ)の意味”. goo国語辞書. 2019年12月2日閲覧。
  4. ^ a b 世界大百科事典 第2版『呪術』 - コトバンク
  5. ^ デジタル大辞泉『魔術』 - コトバンク
  6. ^ a b 大修館書店 『ジーニアス英和大辞典』 magic の項。
  7. ^ 研究社 『リーダーズ英和辞典 第2版』 magic の項。
  8. ^ 江川・久保田編 2015, pp. 10–12, 「呪術」概念再考に向けて - 文化史・宗教史叙述のための一試論.
  9. ^ 江川・久保田編 2015, pp. 10–12, 江川純一・久保田浩「「呪術」概念再考に向けて - 文化史・宗教史叙述のための一試論」.
  10. ^ 鶴岡ら訳 2002, pp. v–vi, 「訳語について」.
  11. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)『呪術』 - コトバンク
  12. ^ 百科事典マイペディア『呪術』 - コトバンク
  13. ^ 江川・久保田編 2017, p. 261, 野口孝之「近代ドイツ・オカルティズムの「学問」における「魔術」」.
  14. ^ 吉田禎吾「呪術」『文化人類学辞典』弘文堂、1987年(昭和62年)
  15. ^ 『野生の思考』(1962年
  16. ^ 『改訂 文化人類学事典』 ぎょうせい、1987年(昭和62年)、258頁。
  17. ^ 長島信弘 (2008). “近藤英俊/小田亮/阿部年晴篇, 『呪術化するモダニティ-現代アフリカの宗教的実践から-』, 風響社、2007年平成19年)、その1,”. 貿易風 : 中部大学国際関係学部論集 (中部大学): 290 - 303. https://ci.nii.ac.jp/naid/110007025371. 
  18. ^ 山里純一『沖縄の魔除けとまじない』第一書房1997年(平成9年)
  19. ^ a b 鶴岡ら訳 2002, p. 188, ハンス・ディーター・ベッツ「古代ギリシア-ローマの魔術」.
  20. ^ Flowers, Stephen Edred. Hermetic Magic, Samuel Weiser, 1995.
  21. ^ 鶴岡ら訳 2002, p. 189, ハンス・ディーター・ベッツ「古代ギリシア-ローマの魔術」.
  22. ^ a b c d e f g バートレット, 横山監訳 2008, pp. 68–69.
  23. ^ 澤井 2000, p. 42.
  24. ^ Sophie Page (2004). Magic in Medieval Manuscripts. University of Tronto Press. p. 18.
  25. ^ 野口洋二 『中世ヨーロッパの異教・迷信・魔術』 早稲田大学出版部2016年(平成28年)、150 - 151頁。
  26. ^ Benedek Láng (2008). Unlocked Books: Manuscripts of Learned Magic in the Medieval Libraries of Central Europe. The Pensylvania State University Press. pp. 25 - 26.
  27. ^ David J. Collins, S. J. 'Learned Magic'. in The Cambridge History of Magic and Witchcraft in the West (2015). kindle edition. Cambridge University Press.
  28. ^ a b c d プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, pp. 32–35.
  29. ^ プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, pp. 35–37.
  30. ^ a b プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, pp. 35–36.
  31. ^ プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, pp. -35 - 36.
  32. ^ 澤井 2000, pp. 157–158.
  33. ^ a b c d e プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, pp. 38–41.
  34. ^ 澤井 2000, p. 140.
  35. ^ プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, pp. 46–47.
  36. ^ プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, p. 43.
  37. ^ プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, p. 41.
  38. ^ プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, p. 42.
  39. ^ プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, p. 47.
  40. ^ a b プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, pp. 47–49.
  41. ^ 澤井 2000, p. 162.
  42. ^ 澤井 2000, p. 132.
  43. ^ a b プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, p. 40.
  44. ^ 澤井 2000, pp. 137–138.
  45. ^ プリンチペ, 菅谷・山田訳 2014, p. 32.
  46. ^ a b c 澤井 2000, pp. 133–134.
  47. ^ 澤井 2000, pp. 141–143.
  48. ^ Crowley, Aleister. Book 4, Part 3, Definition and Theorems of Magick .
  49. ^ アレイスター・クロウリー 『神秘主義と魔術』 島弘之訳、国書刊行会、1986年(昭和61年)、フランシス・キング 「日本語版著作集への序」。
  50. ^ フランシス・キング 『アレイスター・クロウリーの魔術世界』 山岸映自訳、国書刊行会、1987年(昭和62年)。
  51. ^ 安田均グループSNE 『スペルコレクション』〈富士見文庫〉(初版)富士見書房、1963年1月。ISBN 4-8291-4220-0 
  52. ^ a b 魔法にシステムは必要か ― 西洋ファンタジー界に起こりつつある異変 - ウェイバックマシン(2012年6月26日アーカイブ分)
  53. ^ 和漢音釋書言字考節用集, 第11巻



呪術(陣)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:55 UTC 版)

夏目友人帳」の記事における「呪術(陣)」の解説

現時点では8つの陣が紹介されている。主に祓い人である名取周一が幅広く陣を活用している。 夏目レイコ貴志の呪術 呼び出しの陣 準備するもの/白衣白布)、友人帳、鏡、代償血液など)。 友人帳使用した妖を呼び出す術。内側か2番目の円が約束時、3番目が供物としての力を持つ文字外側の字が罰を示した陣。用心棒である三篠を呼び出すために使用した退魔追い出しの陣 準備するもの/半紙室内の場合)。 妖を特定の場所から追い出す術。角に見張り代わり貼り出口以外の逃げ道塞いで落ちてもらうための陣。藤原家脅かす妖・カリメを追い出すために使用した名取一の呪術 の陣 準備するもの/和紙上級の妖の名を使って力を持つ妖達の力を集めて中心に落とす陣。内側か2番目の円が雷神の名。外側集まってくる力の入り口呪縛焼き切る際に使用した失せ物探しの陣 準備するもの/紙人形。 主に人や物探しなどに活用低級の形も持たないような妖を集めて紙人形依代にして操るための陣。と火の文字は、字の持つ力を働く低級への褒美として与える。 夏目も妖を探すために使用した足止めの陣 準備するもの/紙人形足止め後の攻撃用)。 形もない低級な妖を集めて踏んだ者を動けなくさせるための陣。東と西が低級入り口鳥のような文字が低級達を見張って従わせるカイ捕らえるための罠として使用したが、実際はニャンコ先生かかった封印の陣 準備するもの/魔封じの壺、縄。 陣を踏んだ妖怪を、中心に置いた壺などに吸い込み封印するための陣。封印系なので周り被害少ないが、妖をうまく陣の中に誘導しなければならない。妖掴みの陣 準備するもの/魔封じの壺。 陣自体依代として、地の底に眠る地神力を借りて妖を捕らえるための陣。線や文字が妖を捕まえるので、術後、陣は残らない賞金首の妖を封印するために使用。 多軌 透の呪術 姿写しの陣 準備するもの/特になし。 日や月、火など、自然の力を借りて、陣の内の者の姿を写す陣。妖力の弱い人間にも妖の姿を見せることができる。タキ祖父形見でもある名取によると「禁術」。

※この「呪術(陣)」の解説は、「夏目友人帳」の解説の一部です。
「呪術(陣)」を含む「夏目友人帳」の記事については、「夏目友人帳」の概要を参照ください。

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呪術

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 00:18 UTC 版)

名詞

じゅじゅつ

  1. 特定の行為をすることによって、神霊神仏)、悪魔、または自然のうちに潜む神秘的な不可思議な)力などの、人にはない力を有すると考えられるものに働きかけそれらのものの力を介して現実世界において具体的な結果得ようとして行なうそのような行為を言う。

発音(?)

ジュジュツ

語源

意味概念は、宗教学文化人類学などの用語としてmagic から。 (「呪術」という語がいつ頃、どこで用いられるようになったかは不明。)

関連語


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